165
特典
ラウルとシノがまだ師弟関係で薬草を集めていた夜。魔物に追いかけられ必死で逃げるものの、シノはなんとかラウルに見つからないように魔物たちを倒そうと考え、ラウルはシノをなんとか守ろうと考え。
まだシノは魔力を使いこなせてこんな魔物は屁でもないことを、可愛いと思われたくて隠しているようで。
ラウルから、シノは俺が守るからねと手を握られてキュンとするシノ。
無事にシノが魔物たちを倒し、ラウルにも特に詮索されず、そこで夜を越すことになり…。
月を見上げていたシノが気がつくと、ラウルは可愛くて仕方ないという顔で自分を見ていて。よし、ラウルは俺にメロメロだ!
調子に乗ってシノはもっとぶりっ子して、抱き合って眠りにつくと…。
ラウルは滅多に目を覚まさないのを知ってるシノは、キスしたり首筋に唇を這わせたりやりたい放題。この頃からもうラウルをそういう対象として愛していたんだね。
そして朝シノが水浴びから戻ると、あの別れのシーンで。
そして10年後。王宮でシノとラルになったラウルが再会するシーン。ラルを見て当時を思い出すシノでした。