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表題作ノイズキャンセラー

金春一巳
無職,居候
桐ヶ谷律生
中古レコード店の店主, 天賦の耳をもつ

その他の収録作品

  • 番外編「優しい歌」

あらすじ

天賦の耳をもつレコード店主と気まぐれな居候が奏でる恋のオーバーチュア!!

耳障りな音とは、なるべく距離を置いていたい──他人の波長を音で感じ取る天賦の耳を持ち、中古レコード店の店主として静かに暮らしていた律生。ところがある日、身元不明の青年・金春が家に転がり込んできた!? いい加減で手が早くて、夜はベッドに潜り込んでくる。けれど金春と一緒にいると、なぜかいつもうるさい日常のノイズが消えてゆく……。流されるままの共同生活が始まって!?

作品情報

作品名
ノイズキャンセラー
著者
三池ろむこ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784199609268
3.4

(11)

(2)

萌々

(5)

(0)

中立

(4)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
34
評価数
11
平均
3.4 / 5
神率
18.2%

レビュー投稿数1

雰囲気は素敵

失礼ながら三池ろむこ先生は小説の挿絵のイメージが強くて、漫画を読むのは初めてでした。

確かな画力と魅力的な登場人物に一気にお話の世界に引き込まれていました。

ただ読んでいて思ったの作品全体が薄味な感じがして、ちょっと時間を置いたら内容を忘れてしまうのではと思ってしまいました。

丁寧な口調で柔らかな雰囲気の律生と、享楽的で軽妙な金春のやり取りが面白くて、彼等の日常を見てるのが楽しかったんです。

でも淡々とし過ぎていてこの作品の核は何処にあるのだろうとも感じました。雰囲気だけが上滑りしていて、何が言いたいのか分からない作品でした。

お互いに家族には縁の無い2人が寄り添って生きていくお話でしょうか?
律生の家族に対する蟠りが晴れて、今度は金春が自分の生い立ちを語ろうと思ったところで終わってました。

このお話もっと続きが読みたいです。

3

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