電子限定かきおろし付
「なんだか少女マンガみたいなピュアっピュアなBLが読みたい!」期にたまたま試し読みを見つけ、絵柄が好みだったのもあって、即アニメイトにかけこみ購入。ひかえめに言ってもよかったです最高でした...(尊泣)
登場人物がみんないい人だし子供たちがかわいくてほっこりします。あと充輝(受け)の前髪が目にかかった感じが私の性癖にぶっ刺さりました。
恭平(攻め)が結構ぐいぐい行くのにかなりもだもだして、だいぶ終盤まで読み進めたところで、これ終わるのか?この残りのページ数で...、と思っていたら怒涛のキュン!そしてキュン!ラストも書き下ろしもかわいくて読んでる側はギュン!ってなります。
買った日からこの癒しを求めて何度も本を開いてしまいます...。癒しを欲している人にぜひ読んでほしいです。
団地の公園で子供たちと遊んでいる遠野に恭平が仲間にいれてほしいとお願いしたところから始まります。
恭平と遠野と子供たちとの交流は見ていてほっこりしました。
早い段階で恭平が遠野に告白しますが、その後はゆっくり遠野が恭平を意識していくので焦れったいです。
しかし、キスで告白の返事をする遠野の大胆さに萌え転がりました…!!
シーモアは白抜き修正でした。
本編では抜き合いまででしたが、描き下ろしで初夜があります。
遠野の無自覚な煽りに耐える恭平が可愛いです!
初恋らしい、もだもだした感じが可愛かったですね。
それもお互いが初恋だから、前に進むのも手探り状態なところがいいです。
団地の仲良しさん設定なんですが、現実では団地全体が一つの家族、みたいな感じはないんでしょうね。雨の日はみつきの家に子供たちが集まる、なんて微笑ましくて好き。泥団子職人の日、とか面白いし、男が何人集まっても女の子の「ままごとするよ」宣言には勝てないところも滅茶苦茶好きです。
強面の恭平が、子どもたちと同じ目線で遊んでいたり、美保ちゃんに恋愛について教えてもらったり。「年上だから」みたいな態度を取らないところが凄く良かった。
みつきを取り合ってトモヤに嫌われちゃうけど、真摯な態度でトモヤに接するところもいい。
子どもが作品に絡んでくるけど、恭平は本当にいい人でした。
きっと新しい家族とも仲良くなれるし、学校の友達も増えると思います。
読んできて心の温まる、初々しさも感じられる素敵な作品でした。