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雪辱の花

setsujoku no hana

  • 電子単話
  • R18
  • webtoon
  • 韓国
  • 電子書籍【PR】

表題作雪辱の花

クォン・ヒリャン
監司(地方最高官職),血の権力者
イ・ヨンジョ
逆賊の息子

あらすじ

眩いばかりの満月が浮かんだ夜、クォン・ヒリャンの無慈悲な刃によってイ・ヨンジョの家門は没落してしまう。一夜にして全てを失ったヨンジョ。彼はその美貌の影に復讐の念を忍ばせ、ヒリャンに近づくのだが…

作品情報

作品名
雪辱の花
著者
snob 
媒体
漫画(コミック)
出版社
レジンコミックス
レーベル
BeLTOON × レジコミ フーシア
電子発売日
4.4

(149)

(94)

萌々

(37)

(12)

中立

(4)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
101
得点
658
評価数
149
平均
4.4 / 5
神率
63.1%

レビュー投稿数101

そうせざるをえない切なさ

冷酷非情な武官と彼に家族を殺された元両班。
復讐のために元両班のヨンジョは親の仇であるヒリャンの妾になります。ヒリャンは残忍な性格ではなく、彼なりの正義の元に汚れ役を引き受けていて、ヨンジョに対しては愛情をもって接していることがそこかしこに見て取れます。そんなヒリャンにヨンジョは絆されていくのですが、親の仇に心を許すわけにはいかないという自制もあり……。
そうせざるをえない二人の背景がきちんと描かれていて、どちらにも感情移入できます。ハピエンを祈り続きを待ちます。

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親の敵を本気で愛せるか。

 絵が綺麗で飽きさせない展開でページをめくる手が止まらず、一部最終話まで一気読みしました。美しい受けが一族の敵である攻めの妾となり囲われる話です。

 攻めは冷酷非情な武官ではありますが、文中の言葉を借りれば、「最悪を避けるための次悪」――私欲ではなく国防のために主の命に従ってその次悪を行っている、ダークヒーロー的な存在です。受けが自分の命を狙う可能性があることを念頭におきながら傍におき、ただ慰み者にするのではなく、受けの反抗的な態度も楽しんでいるような鷹揚さがあります。
 受けもそんな攻めに戸惑いを覚えながらも少しずつ気持ちを開いていくのですが、親を殺した相手に惹かれるわけにはいかないという自制もあり、攻めを殺した上で自分も死ぬ覚悟で、ついには攻めに毒を盛ります。しかし攻めが毒入りの酒を飲む直前で露見してしまい、両足に拘束具をつけられ監禁されてしまう、というところで一部が終わっていました。

 受けが少しずつ心を開いてきて、普通の恋人同士のような甘い時間もあっただけに、振り出しよりも更にマイナス地点まで戻ってしまったことが辛いです。
 殺されかけても殺すことができないくらいに攻めは受けに溺れてしまっているので、今後は受けにとって更に辛い展開になるのかな(泣)。続きが待ち遠しいです。

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韓国BLの世界へようこそ

韓国BLにハマったきっかけの作品の1つです。



韓国時代劇もの王道ストーリ
身分違いの恋
親の仇
身売り
をBL漫画で描いた作品です。

朝鮮王朝時代ものはある程度その時代背景の知識がないと読んでいても???で話についていけずに断念してしまう作品が多かったのですが、
こちらは全然楽しめました。

とにかく攻めと受けの愛憎劇に胸がいっぱいになります。

3部作品で1部完結済みです。不穏な展開で終わりを迎えた1部だったので2部再開が待ちきれません。
この機会に一気読みをオススメはします。

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全BL好きさんに読んで欲しいっ!!

こんなにハマったBL漫画は今までないです。まさに理想、まさに眼福、全部良し!!!絵もストーリーもとてつもなく良くて読めば読むほど深みにハマります。2人の気持ちの流れ葛藤そして恋、まだまだ1部が終了したばかりですがとてつもなく内容が濃いので79話があっという間に読み切れちゃいます。とにかく読んで欲しい作品。とくに最後に行くにつれ気持ちのジェットコースターが凄いので1ヶ月は再起不能になりますのでそこだけは心して読んでほしい。まってこれレビューじゃないな。。でももう言葉はいらないんだ雪辱の花は…それぐらいほんとうに素晴らしい作品です。

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両片思いの行く末が気になり過ぎる 

一門を破滅させられたヨンジョと、その敵である監司ヒリャンの韓国時代劇BL。
初めに言ってしまうと、恋愛ものに仕立てなかったとしても満を持して成立するストーリーが素晴らしい作品です。
ヒリャン(旦那様)がかなり残虐なキャラクターで、最初は読んでいられないと思うほど、ヨンジョが可愛そうで、危うく中断しそうだったのですが、だがしかし!
賢く強い、そして頑ななヨンジョが、復讐のために立ち上がる様子が気になって読み進めていきました。
色白美人のヨンジョが方々からモテモテな点も目を見張るところがあり、遂には色男のヒリャンの妾になるところまで登りつめます。
もともと異なる魅力を持ち合わせた二人は、互いの思惑を知りながらも、感情を止めることができず、(多分)ヒリャンはヨンジョに復讐を諦めて自分だけを愛して欲しいと思っているし、
ヨンジョも「今だけ」と思って、ヒリャンに体を預け続けていますが、どうしても復讐心を止めることができない..
そしてとうとう、ヨンジョがヒリャンを手にかけてという場面で長い1部が終了、ベルトゥーンさんでの2部開始を首を長くして待っているところです。
兎に角、賢い二人の腹の探りあいは流石の出来で、作家さんの二人タッグが素晴らしいです。
きっと、ヒリャンとヨンジョの激しい絡みだけが続いたら、こんなにハマらなかったと思うのですが、美しい絵と秀逸なストーリーは読み始めたら止められません!!
そして泣けます!!!
特に雨の日のシーン、突っ込みどころも満載なので、是非読んでみて下さい。




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