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表題作俺の可愛い祓魔師

正道

あらすじ

生まれながらに強い霊感を持つ正道は、僧侶として実家の寺を守りつつ、霊力を活かして除霊の依頼も請け負っている。女性のようにかわいらしい顔立ちと小柄な身体に似合わず血気盛んな質の正道は、地上げ行為を働くヤクザたちにも臆さずケンカを売る始末。ある日、正道が難癖をつけてきたヤクザたちと小競り合いをしていると、一人の男が仲裁に入ってきた。それは十年ぶりに顔を合わせた幼馴染みの諒だった。諒は正道同様霊感を持った子どもで、正道が見えるものは諒にも見えていた。幼いころはそれが二人の絆でもあったが、成長するにつれ諒は異界を恐れ、正道を避けるようになってしまったのだ。親友からのそんな仕打ちがトラウマになっている正道は、大人になった諒へどう接して良いかわからず、そっけない態度をとってしまう。しかしそんな正道とは対照的に、諒は昔のままの距離感で正道へ接してきて……。

作品情報

作品名
俺の可愛い祓魔師
著者
七条楓華 
イラスト
岡舘いまり 
媒体
小説
出版社
くるみ舎
レーベル
スピカ文庫
電子発売日
3.5

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萌々

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(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
14
評価数
4
平均
3.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

No Title

 舞台は、ギリ昭和(おそらく)ですが、そこまで取っ付き難い印象はない。昭和感ないので読みやすい。

 メインカプ以外の登場人物
 ドカン(攻と受の幼馴染男)、受の父、毒島(受の学生時代の先輩)、受の師匠みたいな人。

 受けが風呂上がりにパンツ一丁で彷徨いていた所に攻めが、いい加減にしてくれ人の気も知らないで、と痺れを切らし、続けて「お前のこと友達だなんて思えないんだ」と言い放つ。
 受けの身体には、怪異の痕跡という刺青のような痣が胸部にある。それを攻めが見たから、気持ち悪がられたと受けが思い込んでる。
 お互い誤解からのすれ違いの話。

 苦しみながら寝てる受けに対して、中出し睡姦した事を正直に説明してるシーン良かった。
 血や唾液よりも、精液が一番効く設定って美味しいですよね。

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昭和レトロ・幼なじみ再会、両片想い、微妙につらみある


昭和レトロ?
怪異があって除霊するとか調伏するとか陰陽師とかそんなジャンル、タイトルにもなってる「祓魔師」ですね

幼なじみ再会、両片想いモノです。

共に霊感がある攻め(諒)と受け(正道)

攻め(諒)は元々怪異怖いってタイプで
受け(正道)(祓魔師)は体に怪異が憑いてたりしてます(余命何年っていわれたり、不憫要素かな)


●一度すれ違い離れてた過去あり
攻め(諒)が「お前のことをもう友達と思えない」と告白したことがあり(恋愛的意味で)
受け(正道)は「怪異が怖いから友達でいるのがつらいんだ、仕方ない」と勘違いしたというすれ違い悲劇が過去にあり

●再会したけど
祓魔師の受けが穢れをオーバーフローさせて苦しむ症状があり、誰かの体の一部を口にすると症状緩和される→それがきっかけで助けるためにキスして唾液を飲ませる→気持ちいいってなる(受けが攻めを意識します)
→意識してくれたんだ?元々好きだったんだぜ、ってアピールして襲おうとするけど久しぶりに見た受けの裸体(上半身)は穢れが進んでいて…(ここで思わず逃げちゃう攻め…)つらいな…っていう

昭和設定っぽく、レトロ感があります。二人の関係性やキャラも昭和感あるかな?
あと、表紙の雰囲気凄く好みで。

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