描き下ろしおまけ付き特装版
甘やかしが 止まらない
作家買いです。ときたほのじさん大好き。
頑張ってるお兄ちゃんに弱いタチなので
いっぱい甘やかされてて嬉しくなりました(∩´///`∩)
頑張りすぎて心が疲弊して張り詰めた心が安らいでね。
そういう部分がすごく良かった。
そんで優しくて大人な攻め様がお好きな方は是非…!
最初は目的が見えづらい部分があるんですが
基本的には表紙どおりのお話なので甘々ホワホワです♡
あと年上だけど穏やかな人柄の敬語攻めでホッとします。
うあ~~~~(∩´///`∩)
頑張ってる人が甘やかされるのっていいですね…!!!
さてさて。
受け:雄太
"シッカリ者のお兄ちゃん"で生きてきた苦労人。
子供のときから家事や妹の世話で放課後は潰れて、
今もバイトに明け暮れて同世代と遊ぶ暇はない…。
身も心も疲弊しきって勧誘されるがままデリヘルのバイトへーーー。
攻め:白城
雄太の初めてのデリヘル客。紳士的で優しい人。
デリヘルのバイトは無理だと気付いた雄太の話を聞き、
自分の家で家政夫をして欲しいと破格の条件を出します。
雄太に対しても敬語で話して穏やかな人柄。時々天然?
そんなこんなで
デリヘルのキャストと客として出会った2人ですが、
その後は雇用主と家政夫バイトという関係になります。
破格の条件のおかげで雄太の生活には余裕が出来、
また白城は雄太にせっせと美味しいものを食べさせようとするので栄養も満点。
なぜ白城は雄太に良くしてくれるのかと考え、
雄太はどんどん白城を好きになってしまいーーー。
ぶっちゃけストーリーはド王道で展開は見えます。
が!!!
頑張ってる子が優しくされるのが好きだーーー!!!
雄太はきっと本来は泣き虫じゃないと思うんです。
でも心が弾けそうなほど疲れてて、
白城に優しくされて泣いちゃうのがもぅもぅ(;///;)
無意識にボロっと涙出てるのが堪らんかったです////
少しずつ薄くなってく隈もいいな~と思いました。
白城は何度も書くけどとても紳士。
穏やかな敬語攻めなので沁みるような優しさが良きです。
あと雄太に美味しいものを食べさせようとするとこ好き。
雄太にとって初めて安心して頼れる大人なんだろうな~とホッコリしました。
ストーリーはサラッとしてた印象が残りましたが、
優しい雰囲気があって寒い日にはピッタリの1冊でした。
表紙の雰囲気のようなお話なのでお好みでしたら是非♪
※現時点でリンクついていなけれど
シーモア先行で数日前から電子書籍もでてましたよ~!
作家買いしています。
先生の描かれる受けの雄っぱい具合や、出てくる子がみんないい子で好きです。
王道な愛情不足貧乏受けちゃん救済BL。
攻めは年上ですが敬語で物腰柔らかい感じです。
一緒にいた出版社の人、大丈夫だったのかな?と心配しましたが、カバー裏にその後の話が書いてありました。なんとまぁ。(笑)
とにかくかなりの甘々BLです。
当て馬とかは出てこないので、あまり深くは考えずに癒されたい方におすすめしたいです!
天然スパダリの威力よ…!。
タイトル通りの見事なまでの甘やかしっぷりに
心ゆくまで蕩かされてしまいました(꒪ˊ꒳ˋ꒪)ꕤ*.゚
貧乏学生の雄太はある日、困窮のあまりデリヘルバイトに
手を出してしまいます。
すんでのところで怖気づき、ダメ元で身の上話をしてみると、
初めての顧客の白城は怒るどころか同情までしてくれて…。
最初から最後までみっちりと溺愛を堪能させていただきました♡
どこか浮世離れしている白城でしたが、雄太をでろでろに甘やかし、
愛でまくる過保護っぷりからスパダリの波動が溢れまくっておりました。
はじめはそんな白城の優しさの理由や思考がいまいち読めず、
純粋に苦学生を救いたい善良な大人なのか、はたまた腹黒攻めなのか、
実は途中まで怪しんでおりました。
結果から言えば、裏なんて全くない根っからの紳士だったわけですが。
ごめんよ、白城(笑)
けれど、後に真相が明かされると、一見淡白そうにも見える白城の
ストーカーすれすれの雄太への執着にギャップ萌えてしまいました。
普段はどちらかというと表情に乏しいのに雄太のことになると、
子供みたいな無邪気な笑顔を見せたり、拗ねてしまったり、と
ミステリアスな雰囲気が崩れてしまうところにもキュンときてしまいました♡
ノンケにもかかわらずコロっと落ちてしまった感も否めない雄太でしたが、
弱っているところにこんなにも尽くされて愛でられてしまって…
こんなの絆されないわけがない!!
不憫受けがスパダリ攻めにでろっでろに甘やかされて愛されて大切にされる話を定期的に摂取しないとまともな社会生活がおくれない病なので、もうタイトルから買いだーと思ったんですが、試し読みで、ん?ってなって。
ホテル来たけどやっぱ出来ないって土下座して謝って、事情説明してる間も黙って見てるだけって。そんな事しなくていいよとか、隣座ってとか言わないんだって思って。
私だったらよっぽどの理由じゃなきゃ自分に対して土下座なんかされた日にゃあ、ええ~止めて頭上げててか立ってって、慌てちゃうんだけど。
でもきっと最初の出会いはこんなだけど、後々でろでろになってくのかな~と期待して買いました。
結果、良かったです。いい人×いい子の組み合わせで。
色々好きなシーンはあるんですが、その中のひとつが白城(攻)が誕生日を家族に祝われた事がないというのを聞いて雄太(受)が何かしてあげたいって思う所です。
白城がおいしいって言ってくれたごはんを作って、誕生日と言えばケーキだよなって事で買って持って行こうとしたら、ばったり会うんですね。
仕事の相手と会って帰る途中だという白城は、手にその仕事先の人から誕生日だからって事で渡された紙袋がいくつかあるんです。それがめちゃめちゃ高級そうなんですよ。
それを見て雄太が、白城のとこで家政夫の仕事してる自分の作ったものなんかいつも食べてて特別感なんてないし、ケーキだってショートケーキ一個だしって引け目を感じるってとこが、もうきゅんとしました。
その後ちゃんと白城が気付いて、2人で白城の部屋に帰って、お祝いしようとしてくれてありがとうってケーキあーんする甘々な展開に。
しかし、家族から誕生日のお祝いされた事ないという白城の生い立ちが気になります。
あと気になるのが雄太の筋肉の意味よ。
お腹いっぱい食べたい、ゆっくり寝たいっていう描写があるのに、あまりにも雄太の体格がいいのであれれ?と思うのですが。
お母さんが倒れてからバイト生活に明け暮れるってなってるんで、倒れる前まではちゃんとご飯食べてたし、寝てたのかな。
それにしても家の事やバイトで放課後友達と遊べなかったのに部活なんてやってないでしょうし、なにゆえあんなに筋肉質なんだろう?
配送のバイトとかしてたから、色んな仕事で筋肉ついたのかなー。
以下めっちゃネタバレあるので知りたくない方はご注意下さい。
最初の出会いはホテルかと思わせといて実は白城は雄太の事を知っていたっていう話があるんです。
知ってたっていっても生活圏内が近いので街中でよく見かけていたという訳なんですが。それでデリヘルのバイトに勧誘されてる雄太を見て、お客になるっていう流れなんです。
雄太が知らない相手と歩いてる白城を見て、デリヘル利用する人だから、もしかしてその相手なのかもって邪魔しに行くんです。
その後お互いの気持ちとか語り合う場面になって、白城が実は前から雄太を見かけててデリヘル利用したのも初めてなんだって話すんです。
そこの言い方が好きで、自分には特技があって、それは街中で君を見つけることだって。もう可愛くないですか!気になってんじゃん好きになってんじゃん恋のはじまりじゃん、フーっ!!と盛り上がりましたし、数ある有名なJ-POPが脳内で流れる流れる。
謎だった白城の職業がベストセラー作家だという事が判って、なんで教えてくれなかったんですかと問う雄太に、聞かれなかったからっていうオチには、んんーまあそうかーとも思ったんですが、前々から見かけてたのを言わなかったのは、知らない相手が自分の事見てるって気持ち悪いでしょっていう答えには、まあ確かに!という思いと白城にもちゃんと常識的な考えあったんだなあと思いました。
お金のためにデリヘルのバイトを始めたものの、「この仕事は俺には無理だ」と泣き出してしまう雄太。その姿がすごく可愛くて心を奪われてしまい、彼を応援したい気持ちになりながら読み進めました。
家のためにこれまでたくさん頑張ってきて、でももう限界で…という時に白城に出会うわけですが。白城は最初ちょっぴり怪しい感じもしたのだけど、弱っている雄太を救ってくれるような優しい存在なのがすぐにわかってくるので、彼とのやり取りにもすごくほっこりできました。
白城のもとでバイトをするようになって徐々に彼に惹かれていく自分に戸惑いながらも、何に対しても一生懸命で真っ直ぐな雄太はその気持ちにもしっかり向き合うことができるのが良いところだったな、と。
よく考えずに突っ走ってしまうようなところごと包み込んでくれる白城と一緒に幸せになってほしいなと思いました。
苦しいところもあまりないし白城も雄太も毒がないので、ハラハラすることなく読めた作品でした。