おまけ付き電子限定版
作者様の商業本はコンプリートで読了。
この度も作者買いです。
書映&あらすじからでもお分かりになられるかと思いますが、類いは人外→吸血鬼絡みのお話です。
結局買ってしまうのですが、一度は購入を悩んでしまう人外BL。嫌いではありません。
が、結果こんな遅ればせながらのレビューです。
「百聞は一見に如かず」いつも猛省。
いやー。サッサと読んでおけば良かったよ。
面白かった。良かった!
吸血鬼系にあるあるかもですが、相互依存と結び付き
じんわり、じわじわ。染みました。
2人の想いと絆がギュッ!として大切に想い合う感じが良かったです。
好きと好きって言うより、愛し合うみたいなキレイな感じを受けて素敵でした。
でも、こちらの作品なぜ?続きないのでしょうか?
???
そこが残念な所に思えてしまうくらい…続編切望します。
決して途中な感じや尻切れトンボな感じではないのですが、先があるでしょー。
ってのが読了後のまず。
吸血鬼になってしまう話なのに、作中でまだ、なってない!? ならないの!?…と。
これは気になりませんか(私だけ…?)
お互いが大切で相思相愛。良いです!
でも2人ってどうなっていくの?
なんなら、本当に吸血鬼になるの?くらい。
是非、見たいです。
人外なので設定など現実離れな所はありますが、内容は分かりやすく絵柄もキレイでした。
テンポよく進むストーリーも読み易かったです。
気になられる方、オススメです。
吸血鬼のお話が好きなので、読んだことのない作品を探すのもワクワク。
柳瀬先生は絵柄がものすごく好みなので、吸血鬼モノがあると知って歓喜!でした。
吸血鬼を題材にした作品ってたくさんありますが「吸血する」という根本的な設定は共通しているものの、ストーリー展開やそれにまつわる背景なんかは描かれる作家さんによって様々なのが本当に面白いなと思います。
今作は現代より少し先の未来、人間たちが暮らすなかに吸血鬼も紛れて生きているという世界が舞台。
仕事からの帰り道不審な男に襲われて瀕死の怪我を負った陽。それを吸血鬼の秋人が助けたことからふたりの関係は始まり、陽は人間ではなくなり吸血鬼へと変化していくことになるわけですが。
その過程でふたりの気持ちも少しずつ変わっていくので、恋愛要素もしっかり楽しめます。
これまで大切な人を作ったことがなかった秋人なので、陽へ抱いた初めての感情に揺れている様子は切なキュンでめちゃくちゃ萌え。
そこから気持ちを通わせていくまでのハラハラな
展開もまたスパイスとなっていて、ものすごく引き込まれました。
吸血行為のあとの催淫効果セックスは安定のエロさでしたが、秋人が陽の指から吸血しているところが本当にエロくてなんだかイケナイものを見ているような気になりました(笑)
問題も解決しハッピーエンドでしたが、陽が完全に人間ではなくなった後のふたりもぜひ見てみたいなと思いました。
え?続きますよね?
読み終えた瞬間に続編希望と思ったのは私だけではないはず!
そんな本作は吸血鬼BLです。
オリジナル要素はあれども、吸血鬼に噛まれたら吸血鬼になる、
日の光が弱点、長命であることなどおよそ吸血鬼といえばこれ!
という王道設定は外さない正統派な吸血鬼もの。
物語は人間の陽と吸血鬼の秋人の出会いから始まります。
アパレル店員の陽はある日、仕事帰りに怪しい男に遭遇します。
男はある人物を狙っているようで、それを止めようとした陽は
襲われてしまい…。
目を覚ますと見慣れぬ廃墟にいた陽。
しかも、致命傷を負ったはずなのに傷は癒えている。
混乱する陽の前に現れたのは全ての元凶となる人物・秋人で…。
瀕死の陽を助けるために陽を噛んだ吸血鬼の秋人。
そして、彼に噛まれたことで陽もまた吸血鬼となっていました。
(正確にはまだ体が吸血鬼に変容する前段階の“タンク”と呼ばれる存在)
徐々に吸血鬼になってゆき、最後は光の下で生きられなくなってしまう。
自らに起きた出来事に衝撃を受けながらも受け容れ、秋人たち吸血鬼と
生活を始める陽。
第一印象は寡黙でミステリアスといかにも人外な秋人でしたが、
蓋を開けてみれば見かけによらず超過保護というギャップよ…。
陽をまるで我が子のように甲斐甲斐しく世話を焼き(ほぼ無表情で)、
陽の身に危険が近づこうものなら我を失ってしまうところなど、
受けにだけ見せるデレという究極の萌えが満載でした♡
普段は表情筋が死んでいるのに、陽の前だと少しだけ口角を挙げて
そっと笑う秋人がめちゃくちゃいいのです。
あえて満面の笑みではなくて、微量な笑みが逆に良いの!!
少なめですがエロもございます。
吸血する際の唾液に催淫効果があるらしく、陽が発情しちゃうんです。
それって吸血鬼あるあるなのかしら?オリジナル?
BL的にはおいしい設定以外のなにものでもないのですが。
はじまりは発情を抑えるための手段としてのセックス(最後まではしてない)
なのですが、最終話はお互いが求めあった上での両想いセックスです♥
興奮のあまり鼻血が垂れちゃう陽にその鼻血をペロペロしちゃう秋人、
さらには「おれの血飲んで」とおねだりからの吸血セックス…
はあぁ~~~~…吸血鬼同士のエッチ、最高にエロエロでした///
血を飲む行為って官能的ですよね…。
あと、吸血鬼同士のバトルシーンも少年誌ばりの迫力でした!
理性もぶっとんで完全に人外覚醒した秋人が格好良すぎる!!
ただ、少し惜しいのは1冊の中にぎゅっとまとめられたせいか、
秋人と陽の気持ちが変化してゆく過程や物語の展開が駆け足で
全体的にあっさりとした印象になってしまったこと。
続巻があるのなら足りない部分は次巻で見られるのかしら、と
淡い期待を抱いていたりします。
ラストでもまだ完全な吸血鬼にはなりきっていないようなので、
きっと続きで吸血鬼化する陽が描かれるはず!と信じて正座待機
したいと思います(*ᴗˬᴗ)⁾⁾⁾
作家買いです。
今回は大好きな吸血鬼BLと言う事で、単行本化を楽しみにしていました!
相変わらず、絵が綺麗で読みやすい!
そして、今回の攻めキャラが凄く好みでドキドキしながら楽しめました。
吸血鬼へ変容する前の、身体は人間のまま吸血鬼の血が混じってるので噛んでも死なない〝タンク〟設定が美味しいですね!
無限に血を吸っても死なない〝ご馳走〟故に、同じ吸血鬼仲間から狙われてしまい、陽(受)を吸血鬼にした張本人・秋人の過保護っぷりに萌えました。
そして、吸血シーンがエロい…!
濡れ場は少なめですが、指の血を舐めるシーンとか、怒りで首筋に噛み付くシーンとか…普段は穏やかな秋人の口元から覗く牙や舌が艶かしくてエロくて堪らん
また、キャラクターの表情が良い!
獣の様に血を舐める秋人のアブノーマルな雰囲気が最高すぎます。もう、目の保養!脳が幸せ!!
待ちに待ったエロでの〝首噛み吸血ガンギマリセッ〟なんて、特殊すぎて読者も癖になりそうな程エロかった…!
やっぱり、柳瀬先生の濡れ場は最高に萌えますね!
ただ、少年漫画のようなダークファンタジーでストーリーも面白いのですが、ラブストーリーとしては秋人の心情が分かりにくく、恋愛要素に物足りなさを感じました…
今回、ヒール役のサイモンさんが好みど真ん中で、もう、センターパート好きには堪らんキャラデザ。
サイモンさんの不敵フェイスが好きすぎてスピンオフが欲しいくらい!笑
▶︎シーモア/白枠トーン&ホタル修正
※描き下ろし…8P、電子限定…1P(イラスト)
吸血鬼BL!
と聞くと、やっぱりソワソワと読みたくなります。
舞台は、近未来(2096年)の日本。
アパレル店員の陽(はる)が、一人の男性の後を尾ける不審者に声をかけたら自分が襲われてしまい、重傷を負った場面から始まります。
ところが、目覚めると体のどこにも傷が無く。
助けてくれた男性・秋人が「吸血鬼」で、致命傷で死にかけた陽に生命力を分けるために噛んで助けたのだ、と言う。
陽はこれから吸血鬼になる前の段階、「タンク」になった…
陽はとてもあっけらかんとその事実を受け入れます。
施設育ちで家族がいないからか、秋人とその仲間に明るく懐く陽。
秋人も陽を離しがたく独占欲を抱き。
途中陽が勝手に誤解したり、敵にホイホイ騙されて危機一髪になったり、の事件も程よく挟みつつ。
ところで、危機に助けに来る秋人の格闘シーンは結構暴力的ですよ。
LOVE方面に関しては。
噛む時の秋人の唾液に強烈な催淫作用がある、という設定ではあるけれど、しっかりLあるHシーンになっています。プラス吸血特有のエロさも加わってなかなかgood!
陽はきっと日の光を浴びられない秋人の元にやってきた太陽なんですね。
表紙の色合いと流血のイメージよりももっと甘くて暖かいお話でした。