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〝攻めの手によって闇堕ちする受け〟の構図が大好きなもので……こちらの受け様、しっかりノンケなので親友に犯される抵抗感に耐えきれず、ギリギリの精神状態に陥ってしまうのがもう、めちゃくちゃ性癖に刺さる!!!!!
1巻で親友とのセックス(未挿入)を繰り返し、精神的なショックから闇落ち寸前まで陥った有澄。
セックスへの抵抗感が半端なく、転移した時と同じ状況を作る為に嫌々「気持ちいい」と言わされたり、焦らされたり、好き放題されてしまう様子が、もう不憫で可哀想で…
これはセックスじゃない、元の世界に戻る為の「作業」なんだと自分に言い聞かせ、今日もまた大楯に抱かれる有澄.
そして大楯の方も、自分に嫌々抱かれる有澄を見て精神的に消耗していき……
2人とも、めちゃくちゃしんどいわ〜〜〜……!!!!!!
自分に抱かれる度にやつれていく恋人とか…大楯の立場も辛すぎるでしょ……
と言う訳で、大楯、ついに一大決心します。
「また好きになって貰えるように、俺が頑張る」と、有澄と親友に戻る事を決意。
好きになって貰えるまでセックスはしない、大楯の優しさが心に沁みる〜…
そして、有澄の心境にも変化が訪れて……!?
大楯の優しさにキュンとしたり、一緒にいると安心したり、こちらの世界の大楯に惹かれていく有澄。
なんと、2巻中盤で2人は無事にゴールイン!
そのまま両思い甘々エッチまで披露してくれます。
正直、余りの展開の速さに「えー終わっちゃうの…?」と残念だったのですが、大丈夫です。続きます。
もう、終わりかと思いきや終わらないし、何なら新たな問題浮上でまだまだ目が離せません……!
と言うか、大楯、きみ最低だよ!!!!
序盤で見せた優しさは何だったんだ大楯!!!!!
私と有澄のトキメキを返せ大楯!!!
大楯、君は責任とって有澄と幸せになるしか無いんだよ…
頼む……2人とも幸せになってくれ………
そして、何と言っても冴木の存在。
天邪鬼で素直になれない冴木の片想いにトキメキ必至!
2人の間を引っ掻き回してくれそうで、三つ巴三角関係の行方もめちゃくちゃ気になります…!
▶︎紙書籍/白抜き&トーンぼかし ※描き下ろし…7P
待望の男しかいない国のアリスの2巻目、楽しみにしてました。
個人的、各項目5段階で
コミカル 2
しんみり 2
エロ 2
な感じだと思います。
前作に引き続き、大楯くん×有澄くんのカプです。
突然、男しかいない世界に転移してしまった、高校生の有澄くん。元の世界での記憶を集める為、大楯くんと何度もHをするが、元の世界で親友だった大楯くんとの行為に、日に日に気が滅入り始めてしまい…。
何度も大楯くんと再現Hをして、心と身体が追い付いていない有澄くん。そんな有澄くんを元気付けたり「またすきになってもらえるように俺ががんばる」と言う大楯くんが素敵ですね。
1巻の時から良い味を出している脇役キャラの冴木くん。今作でも色々と良い味出してますね。やはり当て馬キャラになってしまいますが、何だかんだ憎めなくて好感が持てます。
徐々に大楯くんに惹かれていく有澄くん。しかし物語りの結末としては、元の世界に戻るのか、このままの世界で上手くいくのか、など色々と考えて読んでいましたが、流石に終盤の事実と展開には「えぇ!そういうこと!?」とビックリしました。
そしてやっぱり、今後の展開や大楯くんも有澄くんもどうなってしまうのかめっちゃ気になるので、次巻も買わせて頂きます。