おまけ付き電子限定版
やっと落ち着いて3巻を読み込めました!
そもそも1巻から読み返すきっかけになった椙本兄やん…
この人、私が忘れていたんではなくってこの巻から登場だった…w
そしてだいぶ3巻では良くも悪くも強烈な存在感を放ってましたね(¯―¯٥)
流石あの食わせ者の先輩の教育係だっただけの事はありますね…納得www
でも先輩と宮本はこんなストロングスタイルの揺さぶりにもしっかり耐えれるだけの関係性になっていたようでとっても良かったです
特に宮田くん、大人になりましたね~
相変わらずお金にシビアな現実主義者ですが(笑)拗らせキャラからは脱却していてすっごくオトコマエに成長です♡
椙本兄やんが宮田少年に送った写真の真相やそもそも送った真意が謎だったり、先輩のお母さんキャラの情緒の不安定さとか気になる所も正直ありましたが、それでも何か「2人の物語としての強さ」は十分味わえた3巻(最終巻???)だったな~♡って楽しめました
何よりも苦い記憶でしかなかったあの頃のお話しの裏事情が分かった事はとても良かったです(ღ˘͈︶˘͈ღ)
先輩が今、宮田を愛してるって思う気持ちを心から信じれる、そんな先輩の誠実さを知れた気がします
後から分かる事実って過ぎた時間の分だけ重みが増すように感じます
椙本兄やんを通して語られた流れはチョットだけ私的には不本意ですがまぁ彼の存在の功罪の内の褒めるべきひとつかな?と思う事とします♪
やっと2人共過去への拘りへケリがついたというか向き合えた感じがしました
その事が2人を、というか特に宮田を大人にしたのかな?って思えた終わりでした
苦くても楽しくてもいい、同じ思い出を振り返りながらまた時を重ねていけるっていいですよね♡
2巻で恋人になった2人。
付き合えたね!よかったね!...で終わらないのが大人の恋です。親のこと、家族のこと、仕事のこと、好きだけじゃどうにもならないことが山積みです。
しかも、実家が太い岩永は、跡継ぎを期待され、刺客として教育係(色々な教育をされた模様)の椙本が2人の前に現れます。
この椙本、宮田くんが駆け落ちを諦めた元凶を作った男。高校時代の宮田くんなら怯んでしまっていたかもですが、伊達に年を重ねたわけではありません。
椙本にも食ってかかる宮田くん。スパダリすぎるー!
1巻で先輩との交際を拒んでいた彼はどこへやら。
まさしく、囚われた姫を助ける王子様でした。
この2人なら、これからもずっと支え合い、愛し合い年を重ねていくんだなーと幸せいっぱいの気持ちになりました。
やはり、木下先生の描く大人な恋が大好きです!
2人の物語がもう見られないのが残念ですが、2人の二度目の恋を応援できて幸せでした!!!
岩永×宮田
岩永と宮田の、
大人の再会ハラハラドキドキのラブが、
一層のドラマが加わってついにクライマックスへ!
2人の熱い想いと強い意志が光り輝いて、
モダモダと一気に加速して、
グイグイと心を掴んできて、
見事に愛のゴールへ突き進んでいくのです!
3巻は、
新キャラの椙本が絡んできて、
その椙本と岩永の過去が明らかに。
さらには、岩永の弟と母も登場し、
家族関係が波乱の渦に巻き込まれて、
いろいろと複雑になってしまう。
岩永と宮田のラブにも大きな揺さぶりがかかってしまう。
という内容。
宮田は、先輩である岩永に対して尊敬や憧れなど、
なんとも言えないドキドキした気持ちを抱いている。
岩永が弟と椙本の前では「愛してる」と言ってくれないのはイライラするよね。
岩永が抱える人生や未来を背負う重圧にも気づいている。
そういう気持ちが分かる!
きっと岩永も宮田の想いに気付いてくれるはずだ。
岩永は人前で言葉よりも行動で愛情を示しているし、
最後にはちゃんと「愛してる」と言ってくれた。
2人のラブがだんだんエモくなってる感じしますね。
さらに、
宮田が椙本や岩永の母親の前でも、
超勇気ある熱い想いを持って挑んで、
もう感服するしかない!
岩永も宮田と新しいスタートを切る決意を見せて、
見直しの余地なんてない、2人は完璧なんだから!
岩永の緩めない信念と
宮田の堅い決心が合わさって、
最強のカップルになってると感じ!
2人でいるとどんな困難も乗り越えられそうな気がします!
大人の恋はもどかしさがつきものだね。
2人はお互いに複雑な気持ちで拗れまくりで
岩永が宮田をゲットしたくて、
引っ張ったり押したりと絶妙なバランスでズルい。
宮田は岩永にとにかくのことが好きすぎて、
彼のことが気になって流されてしまうこともしばしば。
だけど、過去あるから、今があるのだ。
当時駆け落ちしたらまだ未熟で、
悪未来になる可能性だってあるわけで、
大人になってから再会して、
まだまだ好きな気持ちが残ってるって最高に素晴らしいです!
木下けい子先生の緻密なタッチで、
2人の成長と変化が詰まっていて、
本来の純粋さが時間と共にキリリと力強さを増して、
宮田の本音にズバッと向き合うタフさが
めちゃかっこよくて可愛すぎる!
岩永も宮田に全身全霊で一途で、
もはや最高に頼もしい男で超カッコいい!
終盤は人生5:5でシェアして、
胸キュンがふんわりと広がる
ハイクオリティな大人の恋愛ストーリーでした。
シリーズ再読です。
高校生時代の、すぐ真っ赤になっちゃうウブウブな宮田君と、三十路になって言葉の駆け引きもできるようになった宮田君のギャップがね、もう!…たまらないです。
正直岩永は大好き!ってタイプの攻めではないんですが(ごめんなさい;)、二人のやりとりにはキュンキュンさせられる…
「本当は焼きもち焼いてくれてたの」
「それは先輩ちょっとうぬぼれすぎでは?」「…確かめてみます? ベッドで」
とかね!!!もうね!最高に萌える✨
そして、駆け落ち事件直後、実は宮田の知らぬところで岩永によって守られていた、っていう事実がね。決して好きとはいえないキャラの岩永なんですが、これには本当、心の底からグッと来ました。かっこいいじゃんか…
ストーリー展開的には、岩永の実家のお母さん、抵抗はみせるものの案外あっさりふたりの関係を認めたな、、と、ちょっと拍子抜けしちゃったんです。
田舎の名家のしがらみとか面倒くささって、そんなもんじゃなさそうな…;
…なんて言いつつも、巡ってきた「二度目の恋」のチャンスと、紆余曲折を経ての大団円どに、心ハッピー、大満足でした✨
子猫ちゃんの見た目なのに男気満載でリアリストな受けと、めっちゃ王子で気障な台詞を素面でぶちかますけど、いざとなるとちょっと煮えきらないタイプの攻め…というある意味木下先生の十八番なんですけど、これはなんぼ見ても好きなんですよね。なんだかほのぼのするっていうか、落ち着くんです。アロマ的な…。
というわけで、大人の二度目の恋、堂々完結でした。
実らなかった初恋の最高の復活戦になりましたね。お互いいい歳をした大人なんだから、それぞれが構いきれないこじれた部分もあるけど、そこも財産も権利もwひっくるめてイーブンに抱えて、一緒に楽しく歳を重ねようね〜なふたりが素敵でした。程よくビターなのが、とてもよくって…
宮田くんが、岩永弟に問われてすっと”愛してます”と言い切れなかったあとのモノローグが心に沁みました。軽々しく言えない大人のリアル!!それを経て、岩永母に対しての発言の尊みが重くて、、決めるところはバシっと決める男気満載な子猫ちゃん・宮田の株が爆上がりする大団円でした。
描き下ろしは同棲後の痴話喧嘩(という体のイチャコラ)。相手の好きなアイスを買って仲直り!なんぼみても萌えるのはなんででしょうね。にしても、仲直りアイテム=ダッツって多いですよねw確かに嬉しいもんな!と甘い余韻が残りました。