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江戸時代の人外ストーリー「ねこまた。」から派生した物語の第2巻。
家の守り神「ねこまた」を作り出す神様のような存在「アタリ」と、人間の死を追って冥府に行きそうになってアタリに助けられたねこまたの「クロ」が、現代日本を見聞しながら散歩する、というお話。
今回も、生きる上で戸惑いや哀しみをふと抱く時、目には見えないアタリとクロが隣に寄り添ってくれているのかも……というエピソードたちが綴られます。
お母さんに言われたのに傘を持たず、雨に降られた子。
妊娠した奥さんが心配でたまらない男性。
人が良くて利用されてしまう少年。
忙しい母親にきつい言い方をしてしまう仁。
遺した家族から離れがたい魂。
はっきりと道が見えているのにそこを通ることが叶わない女の子。
自分が恵まれていたことを初めて知り涙する友達。
泣いてもいいこと。
光の中にこそ一番黒い黒があること…
エピソードの中の何が、ではないけれど、目から水が出てきてなかなか止まりません。
こんな時、私の隣にちょこんとクロがいるのかな。
3つの目を優しく細めたアタリがいるのかな。