• 電子書籍【PR】

表題作その言葉を待ってた

加園恒星
絵本作家
由倉維純
小さな書店の経営者

その他の収録作品

  • 高飛車泡姫、君専属。
  • その言葉の意味を知っても
  • その言葉を言えなくても

あらすじ

父親から継いだ小さな書店を経営する維純は、かつての同級生で絵本作家の恒星が好き。けれど二人は、大学の頃に一度快楽だけで体を繋ぎ、三年前担当と作家として再会してからは、セフレの関係になり、出版社を辞めた今でもそれは続いていた。 気持ちを伝えたい、でも現状すら失われたら……そんな逡巡の中、恒星には女性担当が付き、維純の心は穏やかではなくて……
絵本作家×個人書店店長、不器用な大人の不器用な恋のお話です。
ジャンル日間ランキング一位を頂いた無料公開版から大幅に加筆修正した本編に書き下ろし後日談と美麗イラストを収録しています。

作品情報

作品名
その言葉を待ってた
著者
藤吉めぐみ 
イラスト
いちかわおくず 
媒体
小説
出版社
電書バト
電子発売日
4

(1)

(0)

萌々

(1)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
4
評価数
1
平均
4 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

じれったい〜!誤解しまくりの両片想い

焦ったく、切ない両片想いもの。

両片想い大好きなので、二人のすれ違いに「違う違う!なぜそんな勘違いを…」と何度も思いながら&興奮しながら読了しました。

小説ですが、全157Pと手に取りやすいボリュームなのも嬉しい一冊です◎

途中、自暴自棄みたいなセリフを吐いた受けの頬を攻めが叩く…というのがちょっと個人的に気持ちがダウンしてしまい受け入れられない部分だったのですが、それを除けば、終始焦ったさ・切なさに胸ときめかせながら読める一冊でした。

同級生(攻めが片想い)→絵本作家と担当編集→セフレ状態の歪んだ”友達”…と、どんどん関係性が変化していく二人。

関係性が変化する度にそれぞれ自分の気持ちを再確認し、攻めの恒星なんかはかなり分かりやすく独占欲を見せて来て強引に押してくるんですが、鈍い受け君が気づかないのが焦ったい!!…でもそれが最高に良く、ヘキに刺さります。。笑

ちょっと粘着質のストーカータイプで危ない攻めだけど、維純がかなり鈍いところがあるので、ちょうどよくバランスがとれてていいのかな?(。-∀-)

エッチ描写は決して濃厚な感じではないけれど…
二人のお風呂えっち、温泉旅館えっちが、特にワンコ攻めの喜びようが伝わってくる描写でムフフとなりました。

攻めの片想い、からのセフレ状態、と思いきや…の両片想いストーリー、文章も読みやすくじれったさに萌えた一冊でした✨

1

この作品が収納されている本棚

ちるちる評価ランキング(小説)一覧を見る>>

PAGE TOP