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身に余るほど甘美な執愛
レビュワーさんに個人的に薦められ、たまたま1巻無料だったし絵がキレイなので本巻だけ読破。
私が利用している電子書籍販売サイトでは現在課金ランキング2位です。
すごい…3巻発売直後とはいえ、かなりの人気作なんですね。
しかも小説版よりも点数が高い。
作画を担当された森永あぐりさんの並々ならぬ力を感じます。
小説のコミカライズとのことですが…ドラゴン大好きな私ですら以下の理由で時々挫折しそうになりました:
・人名&地名のカタカナが多い。正直覚えきれない
・文字数&登場人物が多い
・種族間の関係性や設定が複雑で、とにかく情報量が多い
特に高位魔族&魔族を束ねる一族まで出てきた時は脳内「?それらは完全イコールってわけじゃないんだよね?」となりました。
(しばらく画面と睨めっこして違うと理解しました)
・「(王家の血を引く男子が)赤い目じゃなくてよかった」と言っておきながら次のコマで「(弟は)赤い目だった」とあるのが理解不能で。王女には青い目のお兄さんがいるのかな?と思ったのですが、あ~なるほど「赤い目 "持ち" がタヒんでくれて良かった」という意味ですね。
(紛らわしいし、この日本語でこう理解して欲しいのはかなり無理があるw)
例:「"王位継承者が" 赤い目を持つ人物に "ならなくて" 良かった」もしくは
「王家の血を引く "赤い目の" 男子が "生まれなくて" よかった」と書いてほしかったです。
これは翻訳される時に確実に齟齬を生むと思います。誤植といっていいレベルです。
以上の理由で時間はかかったものの、世界観がきちんと作り込まれている印象があったので なんとか読み進められましたが、ファンタジー好きなのにかなりキツかったです。
内容としては いきなり同性愛の関係がすでにあって、出会い編とかあるのかな?とワクワクしたけどほぼないし(今後あるのだったらスミマセン)、ちょっとCPへの感情移入が難しかったです。
ドラゴン大好きなので、おまけでこちらの評価ですが、キースは良い感じの存在感なのにな…彼のおかげで読後感は良かったです。
今回は完全に私の理解力の問題ですので、絵のキレイなファンタジーBLをお探しの方は読んでみてはいかがでしょうか。
エロス度★★★★
おやおや。おやおやおやおや。辺境伯による半魔の竜騎士への執愛が甘美すぎて酔ってしまいますね。
アルフレートとカイルが紡ぐ祝福の恋物語・・・第1巻開幕。
身分差やカイルが抱える秘密、そしてとある理由からアルフレートと別れることを選んだカイルの切なさがたまらなく、元恋人と再会してからの終わりにしたはずの恋の炎が再び燃えはじめるのがグッときますね。
アルフレートから距離を置こうとするカイルとそれを許さないアルフレートの執着、個性的なキャラたち、アルフレートとカイルの肉体美なども素晴らしいです。
半魔で能力持ちの騎士な受・カイルと、元恋人で現辺境伯な攻・アルフレートとのお話。
ファンタジーもので、中々設定が面白そうだったので、以前から気になっていたので、この度購入しました。
キャラクターたちもみんな魅力的な性格、ビジュアルで、あと、竜たちが可愛いです。
別れてから、下半身が使い物にならない!と言っていたカイルですが、やっぱりアルフレートと別れたことが原因なのか、アルフレートからあれやこれや手を出されると、すぐふにゃふにゃになってたのが可愛かったです。
やっぱりまだ好きなんだねぇ、と。
自分ではどうにもできないことで、自分を卑下しまくっているカイルがどうにも見ていられなくて、早くアルフレートとより戻してラブラブになってくれー!!と思いました。
続きも楽しみです
原作未読です。
三年前に別れたカップルが再会したところから始まるお話。
かなりのスピード感でトントン拍子に進むので話に入り込み難かったです。
そもそも世界観自体あまり理解していないのですが(笑)
主人公と攻めの恋愛感情を軸にして話が進むので、二人の関係性はもっとしっかり描写して欲しかったなと思いました。
一巻のうちに寄りを戻すところまで到達するにも関わらず、過去回想で二人の馴れ初めがきちんと描かれず、関係修復した時の感動があまり得られませんでした。
主人公が攻めのことを好きだの特別だのとモノローグで語っているので、それはそうなのでしょうが、主人公が言っているのだからそうなのだろう以上のことが何も伝わって来ず残念。
主人公と攻めの過去回想より、主人公と幼なじみキースとの過去回想の方がしっかり描写されていました。
この過去回想自体は良かったのですが、その後に攻めとのフワッとした過去の交流が描写されるので、主人公が騎士団にいる間キースはどうしていたのかとかそっちの方が気になってしまいました。それについてはあとからチラッと触れられますが、二人が孤児院生活を抜け出すところからしっかり読みたかったなと思います(攻めも関わってくる部分だと思うので)。
キースは過去も現在も明確に主人公の味方で力になっている存在で、攻めよりキースの好感度の方が圧倒的に高い状態で一巻を読み終えてしまいました(キースと主人公はあくまで家族で恋愛感情を持たないことが救いだった)。
もうちょっと攻めの好感度も上げに来て欲しかったなと思います。
今のところ攻めについて詳しく分からないので何とも言えないのですが、一巻で与えられた情報だけを整理すると主人公にとってあまり良い存在とは思えませんでした。
馴れ初めをもっとしっかり教えて欲しいというのが一番なのですが、それ以外で地味に気になったのが彼らの年齢差です。
過去回想の主人公がどう見ても子どもで、その時の攻めが今と変わらない見た目なんですよね……主人公が初心で無邪気な性格だったこともあり未成年を手篭めにした感がありました(笑)
「媚び売れって言われた」と攻めに申告する主人公が可愛かったです。
一巻目読み始めましたが周囲の人気通りとても魅力的かつ世界観がちゃんとあり、一気に作品に呑み込まれました(=^・^=)
濡れ場はまったくないのかなと途中思っていましたがそんなことはなく、多くはないですがちゃんと二人のシーンがあったのでそこにもとても満足しております。
また他のキャラの設定もしっかりしており、キース神官のお話も今後あるのかな?と少し期待したりしております。
このまま2巻を読む予定ですが今からもうとても楽しみです!