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2人がくっつくまで長かった!!!!その分やっと想いが通じ合った時の喜びがすごくて幸せでした!
すれ違ってる間も、ダイヤはハッカが大事だしハッカはダイヤの事がずっと好きでダイヤのことをよくわかっていて熟年夫婦みたいでした。
ダイヤは恋愛に疎すぎて小学生のような愛情表現で笑っちゃいました。言葉足らずの不器用で人一倍優しくて見た目とのギャップがあってすごく愛おしいキャラでした!
ハッカはわがままに見えるけど一途でいい彼女やなぁと思いながらみてました。全然違うけど現実にいる何回も付き合って別れる復縁を繰り返すカップルの女の子を見ている感覚に近かったです笑
ジュジュくんがいいキャラだったし、崖から落ちてからのとこもよかったし、初えっちまでの苦労も面白かったです!!
ダイヤ×ハッカ
『獣のごちそう』に登場した
ダイヤとハッカの、ドキドキな恋模様。
心にほんわりと染み渡ること間違いなし。
ハッカがダイヤに対して秘めたる想いは、熱い。
幼い頃にダイヤに拾われて以来、
ハッカはずっとダイヤの「非常食」として生活してきた。
肉食獣のダイヤと
草食動物のハッカ
相性はどうかな?
存在がお互いをより豊かにするというのが感じられる。
10年が経っても、
ハッカが大人になっても、
2人の関係は変わらないまま。
ハッカは、ダイヤがスウへの気持ちがわかっても、
好きで好きで、
心の中で揺れ動く感情を抱えつつ、
いつもダイヤのそばにいて、
彼に寄り添って支える。
ハッカの健気な片想い、
スウに対する嫉妬、
1/5でもいいからダイヤの愛情が欲しい・・・。
自分なら絶対にもっと大事にしてあげる自信がある・・・。
てもハッカはいつも自分の気持ちを隠して、
切なくて痛々しく恋心がにじみ出てくる。
ハッカの一途な想いと、
ダイヤの無自覚な愛情。
2人の恋がどんな形で結実するのかーー?
ダイヤの愛情はハッカに対して自然に芽生えていて、
自覚なしにハッカへの想いが特別で、
スウの代わりではなくて、
2人の絆は他の何者にも代えられないもの。
ダイヤの告白も微妙に温かくて、
彼は普段感情あんまり表に出さないけど、
ハッカへの愛がじんわりと伝わってくる。
そんなぬくもりも胸キュン必至。
「全部あげるよ、全部ダイヤのものだよ」
ハッカの言葉。超感動〜〜
彼の心の声がダイヤに届いてる瞬間、
涙がジュワッと・・・。
抱きたくてたまらないし、
抱かれたい衝動が止まらない。
ウズウズして、
エロエロな甘さが心をくすぐって、
ほんわかした感情が絡み合って、
10年ものの想いがますます深まって、
自然体ながらも特別な愛情があるのだ。
2人の拙い恋心と不器用な愛情表現。
ハッカの可愛らしい一途さに対して、
ダイヤはその気持ちを大切に受け入れてくれて、
10年にわたる感情は、
禁断の果実のように
甘くて、切なくて、酸っぱさも効いた非常食で、
ほんわかと心を満たす愛の味でした。
作家買い。
田中森さん作品の『獣のごちそう』のスピンオフ。
前作未読でも理解できないことはないかと思いますが、それでもやっぱりそちらから読まれた方が最後のシーンで爆笑できますので、未読の方は是非。
『獣のごちそう』の受けちゃん・スウのことが好きで、でもスウには振られちゃったオオカミ仲間のダイヤのお話です。ダイヤ救済のお話ですが、ダイヤに拾われ「非常食」としてそばに置いておかれているハッカ視点のお話。前作にも登場していた、羊なのかな?の草食動物ちゃんです。
罠にかかり死ぬ寸前だったハッカを、罠から外し助けてくれたのはダイヤという名のオオカミだった。ダイヤは片思いの相手のスウにハッカを献上し喜ばせたかったのだけれど、スウにあっさり断られ、それ以来「非常食」としてそばに置いている。
というところまでが前作で描かれていた二人の関係。
前作でもハッカはダイヤのことが好きなんだろうなあ、というのが透けて見えていたので、ほかの男に恋い焦がれるダイヤ、を、一途に思い続けている健気受けのお話なのかな、と思いつつ読み進めました。
今作品は、ダイヤがきちんとスウに振られたところからスタートしますが。
田中森さん作品の受けちゃんって健気っていうか一途ちゃんが多い気がしていますが、割と皆さんガッツがある子が多くってですね、今作品の受けちゃんのハッカもそんなイメージを裏切ることのない、一途なんだけど頑張り屋さんの受けさんでした。
スウのことが好きで、自分のことは弟の様にしか見てくれないダイヤ。
でも、ダイヤをあきらめることもできなくて。
めっちゃ可愛い。
あの手この手でダイヤにくっつくけれど。
今作品のキーパーソンとして新たに登場するのがオオカミ仲間のジュジュ。
彼がまた今までのオオカミちゃんたち(スウとかダイヤとか)とはタイプの違うオオカミくんなのですが、ビジュアルも中身もめっちゃタイプで萌え禿げました。
ダイヤじゃなくて、ジュジュに乗り換えたら?
読んでいて、何度そう思ったことか。
でもハッカにとって、ダイヤはほかの何物にも代えられない、唯一無二のもの。
ダイヤのためなら何でも、命でも、差し出そうとするハッカの想いがなんとも切なかった。
ダイヤという男の子はですね、前作でもちょいうざな男の子で、ハッカはダイヤの何がいいんだろうと、そう思ったりもしましたが、最後のシーンで爆笑。
カタツムリ。
がりがりで寝心地の悪い枕。
もう、はいはい!っていう気分になりました。
甘々な蜜月を、二人で満喫してほしいです。
ハッカはダイヤのことが好きだからね、でも、ウザ絡みもほどほどにしないと捨てられちゃうよ!と思ったりしましたが、この二人はこの「形」が一番しっくりくるんでしょう。これからずっと二人が幸せでいてほしいと願ってやみません。
田中森さん作品と言えば、可愛い絵柄に相反するような濃厚な濡れ場も持ち味の一つですが、今作品はやや控えめ。でも、その控えめの理由がまた良い。ダイヤの、ハッカへの愛情の深さを読ませる一つのツールになっています。
あ、あともう一点。
ジュジュの話が読みたい…!
田中森先生、どうかご一考のほどをお願いします。
田中森さん作品て、おそらくすべて読んでいると思いますが、今作品は中でも特に好きな1冊になりました。
健気受け、すれ違い、不器用な攻めさん。
そんなワードにビビッときた方にぜひおすすめしたい1冊です。
受けを応援したくなるような作品でした!
冒頭から受け健気!!ってなりました。攻めが受けではない好きな人の家の前に果物を置いてる場面からはじまるのですが、受けの心の声が健気で、しかもその心の声の描写で果物がハートの形になっていて、それを口に運んでいる姿は健気でかわいくて、描き方の工夫すごすぎて一気に引き込まれました。また、健気な受けなのですが、意外と口が悪いところもきゅんでした。
攻めは、結構不器用というかなんというか…表現するのは難しいですが受けのことを大切に思ってるいのことは伝わってきました。
かわいさで萌えさせる作品かなと思って読み始めたのですが、かわいさとストーリーで萌えな作品でした。
弱肉強食とBLを絡めた世界観が楽しくて面白くて、大好きなシリーズ作品です。
うぉーー!ダイヤメインのお話、最高です!
良かったね〜、良かったよぉぉ。
健気攻めと健気受けの素敵なストーリーでした。
非常食のハッカの切ない恋心に胸がツキンと痛くなったり、ダイヤの心優しさにキュキュンとなる。どっちのキャラクターもすごく魅力的で、2人の恋愛を応援せずには読めない作品です。
スウとの恋に破れたタイガの恋が新たに芽生えるハートウォーミングな恋物語は、焦ったくも切ないハッカの片想いから始まります。
ダイヤに保護されてからダイヤに恋してきた草食動物のハッカ。非常食という建前の"同居人"としていつもダイヤの側にいて見守ってきました。ダイヤがスウに恋していたときも近くにいたからこそ、歯がゆい想いをしてきたハッカの苦しい胸の内にこちらまで切なくなりました。
ダイヤは鈍感なのかハッカの恋心を逆撫でする言動をとってしうこともしばしば。ハッカなりの抵抗も見せますが、なんだかんだと元通りになったりで2人の関係が変化することはありません。
ダイヤはすごく不器用で、こういった恋愛のあれやこれやが苦手なんですよね。口に出さないからハッカに誤解されてしまうし、悪い方に流れてしまいます。
でも、ダイヤの物言わぬ態度はダメなことばかりかと言うとそうじゃない。ハッカのために大怪我を負ったことも言わないし、ひっそりと相手を思いやる行動をナチュラルにやっちゃうとこがめちゃカッコいいです。
ハッカが、スウにあれこれしてあげるダイヤにヤキモチを焼いたりもしますが……最後まで読んでみるとね、スウ。君にもかなりの愛情を与えているんだよ、と声を大にして言いたかったです。
ダイヤがこんなに男気と優しさに溢れたキャラクターであったことに感動です。
さりげない気遣いがハッカを不安にさせちゃうことは今後もたくさんありそうだけど、全部が好きと思いやりに繋がっていることを、ハッカが察してずっと仲良くしていってくれたら良いなと思います。
心優しき不器用な肉食動物としっかり者の一途な草食動物の純情なラブストーリー。
絵柄のキレイさ可愛さに加えて、素敵な物語に心がホンワカ温かくなりました。