イラスト付
遅ればせながら、作家さん買いで血族シリーズに出会い、読ませていただきました。毎日1冊づつ読んだ濃密な1週間。。。
最終巻にして初レビューさせていただきます((>人<;)
わたくし、ファンタジーものは、構成が難しいので こちらの作品評価が高くとも、なかなか踏み切れずにいましたヽ( ̄д ̄;)ノ
しかし、何故今まで知らなかったのか!と、(そのおかげで一気読みさせてもらいましたが笑)
烈火の血族に始まり、花嵐の血族、女王殺しの血族、夜光先生ワールドにどんどん引き込まれるストーリーにとにかくどっぷり(沼)浸。
タイトルにさせていただきましたが、夜光花先生と奈良千春先生のイラストで毎回、素晴らしく、世界観をイメージさせていただき(*´꒳`*)
ノアとマホロの距離がどんどん熱くなって(//∇//)・・・いたのに、
兇王の血族から乱気流に入り、呪縛の血族に至ってはこれでもか!って脳内を掻き混ぜられ(((o_o)))
(褒めてます)
いつもの一気読みが出来ないほど、始祖の血族はじっくりゆっくり1日半かけて読みました。
皆さんが書かれているように3分の2以上差し掛かった時でも、
これからどんなエンドがくるのか?!
皆さんのレビューをちょびっと読みしながら 素敵なエンドをイメージして読み進めましたが、
まさかそーくるか!!?
と、最後はもう涙止まらず・・・♡(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)♡感涙。
夜光先生の読ませる力をこれでもか!と、受け取り 最幸の読後の余韻に浸らせていただきました(感謝しかない)
あとがきにあるように、色んなエンドがあったとか!?
もう、どんなけ凄いの。。。
また先生のシリーズに手を出す予感しかない自分です(*´꒳`*)
他の出版物も年に何種出されているので、どんなエネルギッシュなのか!!?
これからもどうぞどうぞご自愛なされながら、執筆していただけると幸いにおもいます。
ついに読み終わりました……
はぁ、途中心配になりましたよ。
あとこれだけしかページ数ないのに全然不穏な空気流れてますけど!?って。
最終巻は心穏やかに甘々かと思ったら大間違いでした。
ノアの大暴走を予想していたけど、ノアと水晶宮へ逃げ込み、自分が扉を失いかけて世界を変える決意をしたマホロ。
ノアがいないと生きていけない、とマホロも愛を再確認し、お互いの気持ちを確かめあった矢先の別れ。
ノアと交わる運命は訪れなかった、の箇所は
私も胸がおしつぶされそうな思いでした。
ハピエンにまとまったけど、新世界のふたりももっと読みたいよ!!!
とうとう完結、ということでドキドキしながら読みはじめました。
読み進めていくうちにページ数が足りるのかドキドキしてしまい、本当にこの巻で完結?と思うくらいに最後まで終わりが予想できませんでした。
最後、マホロの決断はマホロらしいもので、彼の純真さと成長を感じて涙しました。
文句なしのハッピーエンド! これまでのことを思うと寂しい気持ちもありましたが、この世界の彼らにとっては最上のものでしょう。
あとがきでも触れられていましたが、私はこのシリーズを読んでいろいろなことを考えました。
「生と死」「善と悪」「決断すること」「犠牲と平和」などなど、自分の人生とマホロたちの状況を比べたりしました。
ノアに「質問。」と投げかけられるたび、私自身も「哲学」しました。
きっと正解はないだろうけど、そうやって考えることが正解につながっていくのだと、このシリーズを通して学びました。学生のころにこの作品に出会えていたらどんなに良かったかと思います。
考える機会をいただけたこと、夜光花先生に感謝しています。
キャラクターたちについて。
マホロは自分の意思を持つようになり、1巻から比べるとかなり成長したように感じます。意見ができるようになったり、将来のことを考え始めたり。地の文だけを見ても、思考している内容が全然違うなと嬉しくなりました。
最後の決断後に世界が変化してから、マホロはどれだけ心細い思いをしたのでしょう。それでも後悔することなく前向きに生きている様子が印象的でした。
ノアのマホロへの愛は本物でした。
ところかまわずマホロを抱きたがる部分は笑っちゃいますけど、最後まで悪にならなかったのはマホロへの愛が一番大きいのではないかなと思います。
マホロのためを思って陛下と交渉したり、マホロのジーク様への思いをわかろうとしたり。一直線なノアなので、目に見えるところ以外はわかりづらいけれど、それでも深い愛を感じました。彼もマホロとは別の方向性で、かなりの成長をしたと思います。
他にも好きなキャラがたくさんいすぎて、語ろうとするとどんどん文字数が伸びてしまう……。
特に陛下! 陛下は本当に好きで好きでたまらなかったです。どこか裏を感じるけど、悪にはならなそうで。国のためにしっかりと働き向き合っている姿がとても好きでした。
でも冷酷でばっさり切り捨てられるところがあって、薄々感じていた「もしかして……?」が答え合わせできてスッキリです。彼ら王族もきっと苦しかったのでしょう。
そう思うと、本当にマホロは頑張ったと思います! もとの世界のためによく頑張った!
ただ一つ心残りがあるとすれば、すべてが丸くおさまったあとのイチャイチャをもっと読みたかった……!!! ノアとマホロのイチャイチャをください!!!
ということでその後のSSなどがないかと探していたら、コミコミさんの有償特典なる存在を知りました!!
電子で読んでおりましたが、まだコミコミさんに在庫があったので即ポチりました!!
届くのが楽しみです! どんなその後になっているのでしょう。ワクワクしています。
終わった!!寂しいです(TдT)
すごく楽しませてもらいました、先生ありがとうございます!!
もう完全に映画レベルです!
エンディングは先生の言う通り一番無難なエンドですね。
ゲームにしたら絶対に面白い!!
ジークフリートルート、アルフレッドルート、レオンルート、オスカールート…
最初誰にするか絶対に悩む!!
ノアルートはもう分かったから最後にするw
という妄想は止まらない。
やはりジークフリート編読みたい(TдT)
あと1冊番外編集を出して頂きたい。
夜光先生は本当に面白い作品を書かれます。
私の中では、1番読みやすく、作品を楽しみにしている作家さんです。
血族シリーズも最終巻となりましたが、もう1度最初から一気読みされることをお勧めします!
新刊が出るごとに読んでいたので、シリーズものは完結したら最初から読み返すのが流れが理解できてよいと思います。
私の中ではまだ続編希望がありますので、完結おめでとうはまたの機会に。
奈良千春先生のイラストが、恐ろしく嵌っているので、虫メガネを用意してじっくり見るべし!