「従順な看守にはご褒美をあげないと」

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表題作イヌは焦がれて跪く

鈴原 一嘉
Dom ,27歳,囚人
朝比奈 明良
Sub ,24歳,看守

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • カバー下:キャラクター紹介

あらすじ

Sub性であることを隠し、箕鷹監獄の看守として囚人を支配する明良。
そんなある日、要監視対象の囚人・一嘉を担当することに。
当初は大人しく見えた一嘉だが、取調室で2人きりになった途端――
「“伏せ”」
一嘉の言葉で、意に反して膝をついてしまう明良。
Domになんて従いたくないのに…Subの本能は、支配される悦びを求めてしまい…――

危険な囚人×強気な看守の、監獄Dom/SubユニバースBL
本編のその後を描く、単行本限定描きおろしも収録!

作品情報

作品名
イヌは焦がれて跪く
著者
和良比もち 
媒体
漫画(コミック)
出版社
彗星社
レーベル
Glanz BL comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784434320712
4.1

(33)

(15)

萌々

(10)

(7)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
7
得点
136
評価数
33
平均
4.1 / 5
神率
45.5%

レビュー投稿数7

Dom囚人✕Sub看守

朝比奈が看守を務める監獄に囚人の鈴原が輸送されてきたところからお話が始まります。

朝比奈がSubだと気付いた鈴原は朝比奈と二人きりになるとDomとして命令をし始めます。
強気な朝比奈が鈴原の命令でトロトロにされていくのが可愛いです!
目隠し、アナルバイブといったプレイもあり楽しめました。
DMMは白抜き修正でした。

エロは大変良かったですが、ストーリーはと聞かれると首をかしげてしまいます。
鈴原の殺人罪は冤罪なのに、このままなの?とか鈴原と朝比奈の関係に気付いて病院送りになった奴が他の人間にバラす可能性も考えられるので、二人の先行きに不安しかないのが気がかりです。

4

立場逆転!囚人に抗えない看守

Dom/Subものの長編。

囚人Domx看守Subのカップリングで、下剋上風味もあり。
主人公の看守・朝比奈は自分がSubであることを隠してサディスティックに囚人たちを管理しています。
隠す、というより自分のSub性を認めておらずプレイもした事がない?
そんな時、殺人で有罪になった要注意囚の鈴原の担当看守になるが…
…と始まります。
Domの鈴原は朝比奈がSubであることに気付き、2人きりになった時にコマンドを!
初めてDomのコマンドを浴びた朝比奈は抗えずその言いなりになると同時に、強い恍惚感を得るのであった…的な展開。
心では強く反発するけれど本能は…というまあDom/Subのテッパン。
ただ、視点は朝比奈なので鈴原の腹の中がなかなか見えない。
横暴な看守への意趣返しや単に快楽のため?のはずなのにどこか優しさも見せはじめる鈴原の真意は⁉︎

…結果的には2人ともに恋愛感情込みのパートナーになる流れ、なのですが。
これ、単純にハッピーエンドとも言えないな〜。
2人の心はともかく、鈴原は終身刑で確定してるからデートやプレイは独房や取調室で隠れてしかできないしね。
「これが2人のカタチ」でいいのかな…ちょっと複雑な読後感だし、なんか終わりが唐突に感じる。今後まだ続く?

絵柄はきれい系。背景もよく描き込まれていると思いました。
攻めの鈴原、この外見なぜか好みです。

3

囚人×看守の逆転!エロいDom/Sub!

鈴原(Dom)×朝比奈(Sub)


ちょっぴり危ない監獄の舞台で、
強気な看守が、
危険な囚人に振り回されて、
ドロドロのSubモードに全開し、
カリカリの欲望がぶつかり合って、
イケナイ恋が炸裂してしまう!
囚人×看守、立場が逆転するワクワク感がたまらない
エロエロなDom/Subユニバース!


朝比奈は監獄の看守さん。
見た目とかなりウラハラで
実はSubなんだ。

ある日、
朝比奈が殺人罪の囚人の鈴原の担当になる。

鈴原が最初は大人しい印象だったけど・・・
彼がゾッとするほど支配的なコマンドを出す瞬間、
雄々しい態度が一変し
強引でドSっぽい一面がぶわっと現れる!

えちえちな展開を呼び込んでくる!
こっちまで完全に支配されちゃいそうな気がする!

プライドの高い朝比奈が、
翻弄され、抵抗できない姿が、
まったくもって目が離せない!

鈴原のコマンドによって、
朝比奈の強さの隙間にひそむ
Subの本能、欲望がどんどん噴出し、
支配される快感にひたっている彼の姿がね〜
涙がにじむほど感じてしまう・・・
トロけるような様子が
甘美に溶けてしまいそうに・・・
よだれがドロッと垂れる
火照った赤ら顔・・・
全部全部がエロすぎる!

そんな朝比奈が
囚人に支配される内なる葛藤と戦って、
「服従する看守」として、
だんだん囚人が好きになって、
最後に見せるあのツンツンっぷりが
可愛くて萌えちゃう!

描き下ろしの
鈴原の過去が、
切ない雰囲気をただよわせていて、
罪の「おかげ」で、
朝比奈との運命的な出会いがあって、
Domとして彼の胸の内の痛みが、
愛で癒されていくのだろう。
その執着もゾクゾクするくらいだけど、
なんだか感動もしてしまう。

監獄の壁の寒さと、
どんどんエスカレートする
2人のドエロ関係が交錯し、
強がっているくせに
明良の従順な姿がもどかしくて、
鈴原のクールでワイルドな眼差しなど、
悪い男のカッコよさが際立つ!
どこか押しに弱いところが最高の組み合わせ!
2人の真の愛が芽生える様子が、
絵からも猛烈で伝わってくる!
ドキドキが止まらない
心をズキュンと刺激しちゃう
監獄のDom/Subユニバースでした!

2

囚人×看守の禁断DomSub♡

この設定!天才ですね・・・♡

囚人×看守モノはほかにもありますが、ここにDomSubが加わると一気に逆らえない度がマシマシになって・・・こんなのえっちに決まってる・・・!

ただ、、先生の『トモダチ・エンゲージ』を先に読んでいたので、もっとエロが欲しいと思ってしまいました・・・(強欲オバケ

せっかくの看守サマなので、モブ要素があっても!そして、それを発見したDomくんがブチギレる展開があっても、よかったんじゃないでしょうか!!!!(大声

プレイは痛い系ではないので安心して読めます。序盤アタマ踏みつけとかありますが、そんなにひどい感じではないし、Domくんも噂より極悪人じゃありません。

一番萌えたのはセーフワード決めたのに気持ちよくなりたくて使わないところ!天才!もう一度あたまからじっくり読みます!

1

プレイは檻の中で

え?続くよね?
ナンバリングされてないけど、続編ありますよね?
そうでないと色々なことが気になりすぎるんですが…!

先日、同著者様の『トモダチ・エンゲージ』も発売されていましたが、
あちらとはまた世界観も色合いも全く異なったお話でした。

本作の舞台となるのは刑務所!
閉鎖的な空間で出会い、本能で惹かれあってゆくSubの看守と
Domの囚人の禁断のラブを描いた下克上Dom/Subユニバースです。

看守の朝比奈は俺様気質で囚人たちを自分の思うように支配し、
人から主導権を握られることを嫌う“SubらしくないSub”です。
ある日、朝比奈の勤める刑務所に要監視対象の囚人・鈴原がやってきて…。

凶悪な殺人犯とされながらも普段は物静かで何事にも無関心な鈴原ですが、
いざ朝比奈とのプレイのとなると豹変するのです!

そのときだけは目を爛々とさせ、朝比奈を支配することに快感を露わにし、
恍惚の表情を浮かべる鈴原。
そんな圧倒的Dom力を見せつける鈴原を前に最初は抵抗していた朝比奈も
Subとしての快楽に目覚めてしまいます。

鈴原とのプレイ後も懲りずに彼を出し抜こうとあの手この手を使って
支配しようとする朝比奈ですが、いつも最後には本能に抗いきれず
ぐずぐずにトロけてしまうギャップが控えめにいってもう最高。
涙を潤ませてコマンドに従順な朝比奈がエロかわすぎるのです♥

朝比奈がSubであることをバラされないように関係を持ち始めた
二人でしたが、看守と囚人、Domとsub以上の感情が芽生えてゆき…。

最初はセーフワードも設定しなければ合意だってない、
一方的で愛情もないプレイでしたが、回を重ねていくうちに
互いの立場以上の執着や情が湧いてゆくのが感じられました。

ただ、そうはいってもいつもきっかけは脅したり、脅されたりで、
互いの気持ちを伝え合うこともないまま体先行になってしまう二人なので
本能的欲求に流された感は否めずでした。

まだ恋というにはやや苦く…
執着や欲望だけじゃなく、好きとかもう少し糖分が欲しかった。。。

そして、結末がなんとも曖昧。
とりあえず、パートナーにはなったけれど…これ、どうなるんだろう?
鈴原は終身刑らしいので、たしかにDomとSubとして結ばれたとしても、
これからもそこらの恋人同士のような自由で甘いDom/Subライフは
永遠にやってこないってことですよね?
ずっと檻の中でだけの逢瀬なんて…切ない!!
最後の1ページまで鈴原は実は冤罪で、無罪判決!的などんでん返しを
期待していたので、え!これで終わり?と拍子抜けしてしまいました。

ページ数の関係もあるのだろうけれど、朝比奈と鈴原のそれぞれの過去や
鈴原が刑務所に来るに至った事件の背景など、所々で匂わされていたにも
かかわらず、最後まで詳細は触れられずじまい。

続きものというなら、1巻時点でのこの結末もわかるのですが、
単話での配信は完結になってるんですよね…。
強く興味を惹かれて読んでいただけに、なんとも曖昧な結末に
もっと読みたい欲を駆られたまま読み終えてしまいました。

0

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