電子限定描き下ろし付き
惚れさせてみろよ 俺が惚れるのが先か おまえさんが性欲に負けるのが先か 勝負ってとこだ
シリアスな雰囲気を想像していましたが、警察上がりの探偵とヤクザという殺伐とした職歴の2人でありながら、お互い愛嬌があって読んでいてほんわかしてしまうような作品でした。左右田は分かりやすいワンコ攻め。警察時代から花井のことが好きだったとのことで、是非暗躍していたであろう当時の花井を見てみたいなぁと思いました。花井は本庁からヤクザへと転身した、肝の据わった色男。いつもしかめ面のように見える凛々しい眉毛が素敵ですよね。若頭に疑いをかけられて襲われ、体で解決できるならいいかと思うのも、やめてもらえるならそれに越したことはないと思うのも実に彼らしい、その時その時の状況に上手く流される生き方が彼の魅力の1つだと感じました。より物騒になっていくのか、この雰囲気のままなのか、2巻にわくわくしています。
強さと美しさを兼ね備えていそうな受けに惹かれて手に取ったのですが、思った以上にほのぼの日常過ぎました。
今の所派手な動きはあまり無く、若頭がちょっかい出してくる以外は基本平和で、なかなか盛り上がらず日常パートから抜け出せない、長過ぎるプロローグを見ている感じで、日常BLが好きで無い私には刺激が足りませんでした。
ヤクザ系のお話なので、これからお話の主軸となる波乱な展開や事件が待ち受けているのかもしれないけれど、まだそれが全然見えてこない。
主役二人もちょっとした事で相手に「嫌われている」と思い込み過ぎな気がします、結構好意的にお互い接しているハズなのに。
特に左右田(攻)は早1話目で告白するくらい勢いがあるのに、その後は事あるごとに発言や行動を悔やんで自分を責め過ぎ逃げ腰過ぎ。
…自分で思っている以上にヘタレ攻めが苦手なんだなぁと自覚する、花井(受)が左右田の事を飛男(若頭)くらい強引だったら…と思っているシーン、ちょっと同感かもです。
飛男は自己中でウザい所もあるけれど、刺激要素だったので私は嫌いじゃない、彼と会長さんとの出会いのエピソードを見ると、後から来たのに贔屓されている花井を妬むのも解るしちょっと可哀想な部分もあるかな。
ドラマなどを見ない私は、昭和レトロな世界観のネタやお約束などがよく解らないせいで、いまいちハマれなかったのもあるでしょう。
そういうのが解る方やヘタレ攻めが好みな方にはもっと楽しめるのだと思います、二人の気持ち&会話のやり取りが丁寧に描かれているのは良かったです。
いや、1巻って書いてあるだろ〜、と自分に突っ込んでしまいましたが、完結してませんでした。
続きが早く読みたい。。
どちらも元警官。一人は何でも屋の探偵に(攻め、年下)、もう一人はヤクザに(受け、年上)。
高橋さんはこの組み合わせがお好きですね。色っぽい年上受け、大好物であります。
ヤクザの花井は、向かいのビルを見張るために、知り合いだった探偵左右田の事務所にちょくちょく入り浸るようになる。
一方の左右田は警官の頃から花井のことが好き。花井に気に入られようとアプローチするも本気にされない。
しかし、左右田の事務所に出入りするために都合の良い関係になろうと体で誘ってみても、ちゃんと好き同士にならないとHしない、と突っぱねる左右田。そんな彼をみているうちに、まるで迷子の猫のようになんとなく左右田に懐いていく花井なのでした。
花井さんが女性体型?なのかなんか色気がすごいんですよ。
このワンコ探偵に絆される日は来るのか。。
すごくいいところで1巻が終わっていて、続きが気になる〜
猫ちゃんが何度か登場するんですが可愛いので、めちゃくちゃ見てしまう。
元警察(警部補)今はヤクザの花井さんの髪型や服装が苦手だなぁと思ってたんだけど1巻の最後のほうに(6話のあと)花井さんの昔の写真出てきてひっくり返ったよね。花井さんが髪下ろしてる姿めちゃくちゃ素敵なんですけど!!!!!!2巻で髪下ろしてる花井さん見れないかなぁ。見たいなぁ。
元警察(巡査)今は探偵の左右田(そうだ)の性格が大型ワンコで可愛いです。やたらとヤクザの花井に突っかかってくる同じ組の若頭の左治(さじ)や探偵と同じアパート(マンション?)に住む他の住人たちも個性的で良いです。あとラーメン食べたくなるよね、味噌ラーメン。
正直ヤクザ、警察ものは苦手なんだけど高橋秀武先生の唯一無二の世界観(画風、コマ、セリフなど)癖になるんだよなぁ.....。
初めて読んだのは「雪と松」で「あぁぁぁぁぁぁ!!!!!何これーー!!」となり、それから作者様のBL作品は全て読みました。
「花と銀」コミックの表紙や各話の扉絵も素敵です。2巻も楽しみにしています。
※シーモアで読みました。1巻では修正が必要なシーンは登場しません
元警察の探偵とヤクザっていう設定だけで読みたい気分になってしまいました。しかもなんだかとてもレトロな雰囲気よき…テレビ全盛時代の探偵ドラマを彷彿とさせる昭和ノスタルジーでした。登場人物がデジタルを駆使してないから、本当に昭和設定なのかな?
独特の世界観がクセになるというか、何度も読み返したくなっちゃう秀武ワールドなのですが、今回は受け(花井)のキャラがめっちゃ好きでした。警察時代の左右田(攻め)の性癖を狂わせてしまった色男・花井。周囲をその魅力で色ボケさせても本人は至ってクールというかっこよさ。可憐でハンサム!な外見によらずオスっぽくて飄々としてて、親分の「殺気は男の色気」という名言に痺れました。そして、拗らせDT感あふれる大型ワンコ攻めの「俺の性欲は重いんです!」発言が面白すぎてずっとひきずってしまいました。(重いのは性欲だけじゃなかったしw)
情緒がちぐはぐなふたりのラブコメ。なかなか前に進まないなぁ〜(スケベできるのかな)ってハラハラ読んでいたら、1巻だったんですね…よかった、2巻につづくんですね!というわけで、スケベはないのですが、花井の存在がすでにスケベすぎるのでBL的な満足度高めでした。あと、花井が左右田を「おまえさん」呼び、優作オマージュなのか?の探偵のファッションセンス、探偵に負けず劣らずめんどくさい上にうざい若頭etc.、ディテールをとても楽しめました。
というわけで、次巻がめちゃくちゃ楽しみです。