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プレイ趣向が合わずきっぱり振られた瑠衣。それでも律を忘れられず、ひょんなことからプレイ無しのセフレ関係を持ちかける事に!?
前巻の終わり方に、だーいーぶモヤモヤしてましたが、今巻の解毒編にてようやく安堵の気持ちに落ち着きました。
これはあれですね。瑠衣がというより、律側の問題が大きかった話でしたね。…っていうのは薄っすら分かってはいましたけど、当の本人の律だけが分かっていないから話がややこしくなっているだけ。
好きな相手(瑠衣)と、希望のプレイが出来ることが1番なんでしょうけど、そもそも。ダイナミクス欲を発散できるのがハードプレイというところから、ねじ曲がっちゃってるんですよね。
別れても瑠衣に未練タラッタラなところから、ダイナミクス欲解消どころか恋愛も満たされていないわけで、ウジウジと悩む律が自分から悪い方に向かっているようにしか見えませんでした。
ですがこの解毒編では、瑠衣の想いとは別に律の想いが前巻にも増して色濃く描かれているので、お互いの視点から複雑な気持ちを覗くことができました。
律が別れを選択したことや、なぜ律がハードプレイでしかダイナミクスを発散できなくなったのかの理由も明らかになります。
理由を知ってそっかー…と納得しますが、ハードプレイによって律のダイナミクスは満たされていたとしても心が満たされていたかは疑問。というか、この感じだとダイナミクス欲すら満たされていたのかな?って感じすらしました。
Dom Sub設定の話は私もそこまで読み込んでいないし、作品によって独自性もあるから一概には言えませんが、Domからの命令にSubが身も心を委ねられる信頼感が大事だと。それによってお互いの精神が安定する…と理解しています。
(合ってますか?)
律の精神的な充足感は、プレイの内容が重要なんじゃなくて、瑠衣とするプレイじゃなきゃ意味がないってことだと思うんです。別の人とハードプレイをしても満足してないということは、そういうことなんじゃないかと…。
プレイ無しのセフレ関係になったとはいえ、気持ちの上では距離のある関係ですし、ますます悪循環に陥っていく瑠衣の姿が切ないんです。
もうね……こうなってくると律にグーパン食らわしたいくらいイライラしちゃいましたよ。アンタがハッキリせんから瑠衣も自分自身も救われてないじゃんかよ!と。
プレイがどうこうより、まず瑠衣の周囲にグレア飛ばすくらい好きならさー、瑠衣に向き合えよって話なんですわ。
なんで私、こんなに熱くなってるのか不思議ですが(笑)、瑠衣の涙にもらい泣き多発だったからかも。
DomとかSubの前にまず、目の前にいる好きな人を不安にさせないで欲しいものです。(フンスッ!)
この作品は「Good boy中毒」っていうタイトルですが、中毒っていう言葉が禍々しい感じがして、私はちょっと違う印象を持ちました。
"Good boy"は瑠衣が律にかけて欲しい言葉、いわば心の安定剤なんですよね。良い子って言われたい、褒められたい…それが瑠衣のダイナミクス欲を満たす最も大事なワードです。"Good boy"を欲しがるのは中毒ではなく、自分自身への肯定感だったり承認欲求だったりするんじゃないのかな。
この言葉は中毒じゃなくて、元気になる薬みたいなものだと思います。
瑠衣にとって、律からの"Good boy"は身も心も幸せになれるビタミン剤みたいなものですね。まぁ…この結末を思えばもう心配ないことでしょう!
瑠衣にとっても律にとっても、"解毒"できた最高のエンディングでした。
切ないシーンも多いですが、それを超える幸せなラストは"Good シーン"です^ ^
前巻読まれた方もそうでない方もぜひぜひ。
お互いのこと好きなのに焦ったい!でも好きだけど付き合えない気持ちが痛いほど伝わってくる!そんな攻め受けの姿に萌える!という感じで終始萌っぱなしで、待ちに待った2巻目、大満足でした!
強面の攻めの弱い部分、過去も萌えましたが、受けの精神的に少し不安定だけど健気な姿や攻めを守ろうとする姿がかわいすぎて萌えました。
そんな受けだから、臆病になってた攻めが一歩進めたのかなと思いました。きっと、受けに出会えてなかったら攻めは一生満たされない人生を送っていたのではないかなと思います。
めちゃめちゃ良かった
一巻が切なく終わったから気になってました
二巻はめちゃめちゃ良かった
大満足です
そしてまだ続くとのこと
楽しみです
巻末に担当さんとのやりとりが描かれてましたが、このラストで良かった
メンヘラルートもきっと面白かったでしょうが、るいるいには幸せになってもらいたいのでとても素敵なお話でした
ちょこっと出てきた大雅さんが気になるな
彼にもパートナーが出来るといいなぁ
まだまだともち先生のdomsub読みたいので楽しみです
もうもうもう~~~健気すぎ!!!
「涙腺崩壊」なんて煽られると
一歩引いて構えて読んじゃうんですけど、泣いちゃいましたよ……
D/S嗜好が合わない…けど好き!
なんでも良いから離れたくない!!
とセフレになったものの、ダイナミクスプレイはなし、他で発散してるのかと不安になり、心は満たされない~~~辛い
DomだからSubだから以前に相手のことが好きで可愛くて、だから欲求に応えたい、傷つけたくないって、すれ違い、突き放しがしんどい……
お互いを思うからこそ!!なのに~
病み病み突き放しで行くのかと思いきや、
支配される側のSub瑠衣ががむしゃらにぶつかって、包容力を見せてくるの良かったです!
1巻で抉られまくった圧倒的支配力をみせてくる律も、根底は受け入れて貰いたかった。
ばいんばいん雄みたっぷり甘やかし攻めであり、硬派バブちゃん攻めでありって最高ですよ…
D/Sの役割はあれど、お互い支配され支配するって良いですね!!
2人とも好きが強くてちょっとズレてるのは可愛くて楽しくて、
コミカルなところにはほっこりしたり、
思いが通じてからの、コマンドえっちには愛情たっぷり感じられて最高でした!!
コマンドも白々しさ感じて苦手要素なんですけど、律が想いを込めて紡いでくのグッときます。
先生、担当さん、ありがと~~~二人とも良かったね!良かったね!!でした!
でも、ともち先生の容赦なさ、1巻のゾワゾワ不穏さ辛辣さもめちゃくちゃ好きなので、もっと浴びたかったのも本音……
まだ続くようなので、ラブラブになった2人がどうなってくのか楽しみです。
前巻で、律に「俺のことは忘れて」って言われた瑠衣。傷心の瑠衣の愚痴を聞いてくれるのは会社の皆さん。そして、また律も自分の上手くいかない恋を幼なじみの大雅に相談するのでした。
飲んで会社の人に介抱されている無防備な瑠衣を放っておけなくて、律が瑠衣の前に現れます。その流れで身体の関係だけは復活するんです。しかし、律はどうしてもダイナミクスプレイは出来ないと言いセフレの関係が続きます。
お互いにダイナミクスの禁断症状が出てしまいます。
ここで律の幼なじみの大雅がとても重要な役割をしてくれます。大雅はとてもイケメン陽キャなんですよ。律と瑠衣には無い清々しいまでの風を吹かせてくれます。
そして律がハードプレイに拘る理由も分かってきて。
一巻では瑠衣がどんどんとダイナミクスプレイに執着していく様子が重たい雰囲気でしたが、二巻ではさらに瑠衣も律も追い詰められるんです。
しかし、どんなに追い詰められても苦しくて求めているのは律も瑠衣もお互いの事なんですよね。その辺の苦しさの中でもやっぱり自分の相手はこの人しかいない!って気づくのが良かった。
「瑠衣は誰のもの?」「じゃあ俺は?誰の?」って確認している場面が最高に幸せでした。セックスだけでもなく、ダイナミクスだけでも無い、お互い恋人同士になる事が「幸福」であるって言う気づきは感動でした。律の顔が優しくなってて、読んでいて嬉しかったです。そして、律が本当に求めているモノを理解した瑠衣は理想の恋人になれたんじゃ無いかな?って思いました。