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白虎と政略結婚 迷子の仔虎と新婚夫婦

byakko to seiryaku kekkon

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表題作白虎と政略結婚 迷子の仔虎と新婚夫婦

白秋高彪
四神の一族白秋家の当主である獣人
白秋琥珀
18歳,母譲りの予知能力をもつ高彪の伴侶

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

政略結婚で白秋家の当主である白虎の獣人・高彪に嫁いで半年。予知能力を持つ琥珀は高彪とラブラブで幸せな日々を送っていた。ある日2人の前に不思議な男の子が現れる。その子は人間姿の高彪にそっくりで、高彪を「ちちうえ」と呼んでいた…! 隠し子疑惑を否定する高彪を信じると決めた琥珀。そんな中、琥珀のお腹に新たな命が宿っていることが分かる。妊娠を喜びたい琥珀だったが、同時に自分が呪詛を受けて死ぬことを予知してしまい…! 溺愛保証付きの白虎シリーズ第2弾♥

作品情報

作品名
白虎と政略結婚 迷子の仔虎と新婚夫婦
著者
櫛野ゆい 
イラスト
笹原亜美 
媒体
小説
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイノベルズ
発売日
電子発売日
ISBN
9784799764480
4.2

(18)

(10)

萌々

(3)

(5)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
77
評価数
18
平均
4.2 / 5
神率
55.6%

レビュー投稿数4

新婚夫婦が家族へ

前作が面白かったので、第2弾が拝読できて嬉しい。

甘々ラブラブ夫婦は健在、帝夫婦にも覚え目出度く順風満帆。だからこそ足を引っ張る輩が現れる。
櫻宮に侍従として仕えるも先輩に目をつけられたり、高彪を父と呼ぶ子供(コタ)の登場。特にコタの登場は琥珀には辛いなぁと。高彪を信じたくても中々難しいですよね。
そんな中で妊娠と自分の死の予知。妊娠したからこそより強く生きたいと思う気持ち、よく解ります。高彪や子供を残していけませんもん。

解決しようと焦る琥珀が利用されたのは憤りを感じました。本当に妬みって無用な感情だと思います。
琥珀が捕らえられた時は悲しくて。高彪や帝・櫻宮が信じて共に戦ってくれて心強かったです。
最後まで恐ろしかったけど、コタの活躍もあって勝利。冤罪も晴れ未来が変わって安堵しました。
コタの正体は何となく想像つきましたが、時を超えるくらいとと様に会いたかったんだなぁと、その思いにホロリ。
そんなコタに早く会いたい琥珀と高彪、家族4人の団欒は感動しました。
夫婦が家族になり、絆を強めていく様が素敵でした。

2

悲しい未来を幸せな未来に変えるために

今回は四神家当主の白虎獣人と予知能力をもつ伴侶のお話です。

受様が予知で宮中の権力争いに巻き込まれながら
明るい未来が示唆されるまで。

受様は母の血を引いて予知能力があり
義父によって虎獣人の攻様と強引に婚姻させられますが
受様は攻様に溺愛される幸せな日々を送っています。

受様の大嵐の予知で被害が最小限にになったと
帝から感謝の言葉を賜った事をきっかけに
受様は国政に関わる予知を受けた時には
参内するようになります。

ある日受様は
帝の寵妃が呪詛を受ける未来を予知して大事を防ぎ、
たいそう歓んだ帝に宮中に招かれることになりますが
神事を司る禰宜たちは受様を自分達の域を侵す者と敵視し
宮中警備の責任者の攻様にまで嫌味を言う始末です。

そんな中でも穏やかそうな祭祀長は自分達にも非があると
配下のを抑えて非礼を詫び、帝は呪詛の処分を祭祀長に、
攻様に迅速な犯人特定を命じ、迅速な解決を命じます。

併せて帝は妃の気を晴らすための話し相手として
参内を望まれた受様は侍従として出仕する事になります。

果たして帝の寵姫を狙う人物の目的とは!?

既刊「白虎と政略結婚」の続刊で
帝を守護する四神の血を引く攻様と
予知能力をもつ受様のもふもふファンタジーです♪

櫛野先生の獣人シリーズ大好きな上に
タイトルの"仔虎"と"新婚"のワードにワクワクで
読み始めた1冊でしたが、とっても面白かったです。

仔虎君が出てくるまでに
既に帝の寵姫の呪詛という物騒な案件からのスタートで
受様が侍従として出仕するところから始まります。

受様としては妃の話し相手以外だけでなく
侍従としての仕事もキチンとしようとするのですが
1部の侍従たちの反感を買ってしまう事にもなり
簡単にはうまくいきません。

そんなところにタイトルの迷子の仔虎が現れるのですが
その子が攻様そっくりで白秋家では一大騒動となります♪

攻様は大慌てで一族中に連絡し
風来坊の叔父の仔では!? ということに落ち着くのですが

後に現れる叔父は自分の子なら恋人に殺されると言い
受様は受様自身が呪詛を受けて死ぬ予知を見て
謎は謎を呼ぶのか深まるばかりです。

帝の寵姫を狙った呪詛と受様への呪詛との関連は?
白秋家に迷い込んだ仔虎の正体とは?

嫌味な人物の言動は過去の痛い経験故であり
協力的だった人物は裏では筋違いの嫉妬を燃やしていたり
仔虎の迷子は新獣が関わっていたりと
かなり予想外な展開です。

受様も攻様も大活躍で皆が幸せにな未来が示され
読了感もとても良かったです (^o^)/

もっと他の獣人たちのお話も読みたいです♡

5

白虎ちゃん

先生買い。「白虎と政略結婚」の続編です。モフモフは可愛いんだけど、受けが健気ちゃん系統で、どちらかというと苦手な方なので申し訳ありません、中立寄りの萌にしました。本編210P弱+あとがき。

帝の妃の話し相手として宮中に上がるようになった琥珀の元に、ある日、高彪のことを「ちちうえ!」という子供(肌は褐色、髪は白銀、ちっこい丸耳)がやってきて・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
コタ(高彪そっくりの子)、フウ、ライ(神獣)、攻め宅の使用人、帝+櫻宮、影彪(攻め叔父)、受けの同僚、その他宮中の方々。フウ、ライは相変わらず可愛い。影彪さんも良き。

++攻め受けについて

受けは異能持ちの儚げ健気さん。ふらっと倒れたりなさっているので、少々弱めな美人さんがお好きな方には堪らんのでは。

攻めが変わらずビジュアル最高★褐色男子に白色軍服って神な組み合わせだと思うんですよね。今回白軍服姿2、三つ揃えスーツ姿1あってですね、きゃあああ♡でした。受けの事を溺愛してまして、虎ちゃんになった際にはべろんべろんずっと舐めてそうな印象の方です。(そんなことはしていない)

今回、「あら」と思うお話で、そこは良かったなと思いますし、攻めのビジュアルは大好きですが、いかんせん、受けがどうもハマらず申し訳ありませーん!

3

良いお話でした。

白虎の新婚生活。

もう眩しいくらい仲睦まじく、なんならお互い生まれてきてくれて存在して出会ってくれてありがとう!な二人ですね。

続編も盛り盛りです。
シリーズの狼さんも高彪の部下として出てきますよ。しかも良いことを教えてくれて…。

続編の王道を行きつつ、白虎の神力のすごさに驚きです。
エピソードは盛り盛りでエッチも長いんですが、う〜ん。なんか萌えとは違うかな…?
琥珀、もっと大人しくしてなくて大丈夫なの?なハラハラはありましたが。

帝と妃カップルも良かったです。ずっと年下の妃にメロメロな帝。騒動が帝権限でなんとかならなかったのかな?なのと、四神なのにあんまり崇められてない高彪に疑問でした。

フウとライも可愛くて、ちびっ子の出番ももっと欲しかったなあ。

3

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