ボタンを押すと即立ち読みできます!
猫田さんの作品を読むのはコレが初めてだったのですが
(ア×メイトで面だしされていて、表紙に惹かれて購入しました)
絵の可愛さと、ギャグの面白さはかなり評価高いと思います
やおい漫画にしてはめずらしく、女キャラもでてきたりするのですが、
全然嫌な感じはしない、むしろおもしろくて好きになっちゃうくらいでした
短編集なので、白衣や学生服などの服装萌えや、
下克上や遊郭ものなどいろいろなタイプのお話があり、
友人に貸しても、みんなから「萌えた!」という感想をきくことができました(笑)
個人的にすきなのは、遊郭もののお話でした
着物で拘束、というかなり萌えーなシチュエーションで、
絵柄のショタっぽさもあいまってすごいときめきました
なんかえっちシーンの体位が、すごいアクロバティックなときがあったりもしますが(笑)
まあそこらへんはファンタジーだ!と割り切って読める人向きかもしれません
リアリティを求める人向きではないかも・・・?
最後に、山田ユギさんとの合作コミック(一話)(温泉ものです)がはいっているのですが、
山田先生と猫田先生の画風が結構違うせい?かちょっと違和感があります
(私が山田先生ファンじゃないからかもしれませんが)
でも、企画ものとしてはたのしめるとおもいます
おすすめの一冊です!
猫田さんの絵は本当にかわいいなあ~。もちろん人物も超かわいいですが、特に部屋。こんな部屋住んでみたい!思うぐらい乙女心くすぐられる部屋を描かれる。
全10短編です。(夢が叶う~は企画ものですが)
1話1話、とても短いのに起承転結がはっきりしててとても読みやすいです。あんまり物足りない感じがしない。うまいんだなあ、と思います。
この『おつかいくん』では特に「黒い車」と「無罪」が心にギュンギュンきました。
「黒い車」・・・女社長の運転手のさえないおっさんが、女社長の愛人候補に男子高校生をスカウトするが、じつはその男子校生は運転手のことが好きらしくて・・・。
これは不覚にもちょっと涙してしまいました。最初に登場してきたこの男子高校生(攻め)は今どきのいけすかな~い感じで、小生意気なんですが、話が進むにつれ実は貧乏で働き者で健気で、純情な男の子だったことが判明。運転手(受け)のことが好きだけど、家のために立てなくなるまで女社長にご奉仕する。
そして運転手はこの男の子の気持ちを知ってて、ひょうひょうとしてるんですが、そこから恋に持っていく流れがお見事!
年下攻めのポイントをばっちりおさえた秀作だと思います。
「無罪」・・・同級生が先輩にフ○ラしている場面を見てしまった。口止めに自分もしてもらおう♪ぐらいの軽い気持ちで関係し始めたが、同級生と先輩は恋人関係ではないと分かって・・・。
よくある話と言えばよくある話なんですが、おちゃらけてた子が急に真剣になったり、片思いでもいいと泣く子がいたり、甘酸っぱいのです。
これも小道具の使い方が絶妙なお話でした。
それにしてもみんな目つきが色っぽいなあ。ワカモノからちびっこまでかわいすぎる!!
『泣キ顔ミマン』でちょっとクセになってしまいました。
オリジナリティあふれるお話と絵柄、
私の苦手なショタ系も無いわけではないのですが、
どうにも気になってしまいます。
躰だけの関係かと思いきや、
そこにはお互い口に出来ないだけの愛があって、
ハッピーエンドな短編集です。
どれもきゅっとするシーンがありますが
一番好きなのは『黒い車』。
コンビニでバイトしていたイケメン高校生を社長の愛人にスカウトし、
その送り迎え&雑用をする枯れた男・和泉。
若い頃、妻に浮気と借金をされ、挙句の果てに離婚。
リストラも経験し、親は急死。予測もしない事が次々起こり、
人生をとっくに諦めてしまって、パシリ同然の仕事に落ち着きましたが
社長の愛人・千早はスレていそうで中身は結構純朴な青年で、
実は彼は和泉に好意を持ち続けていて、
それを知りながらなんでもない態度をするというダメっぷり。
でも口は悪いが健気な千早にほだされていって、黒ベンツの車内で…。
短編なのに読み応えがあります。
あと『スケスケスケベ』(←タイトル!w)も楽しかった!!
薬品研究所のお話なんですが、ある日机の上のジュースを飲むと
人の心が読めるようになってしまった主人公・菊千代。
親友だと思っていた喜多羅が自分に邪な想いを抱いていると知り驚愕します。
一方の喜多羅も実は同じジュースを飲んでいて、
菊千代のあられもない姿の幻覚が見えてしまうんです!
「あー喜多羅ったら焦らすだけ焦らして
いつんなったらオレを襲ってくれるんだろー。
オレはいつでも何処でもどんな時でも
この服も体も脳も精神も何もかも洗浚い
目ッ津茶苦茶のくっちゃくちゃに 好きなよーにしてもいいのに…」という幻聴まで!
これだけ煽られてまともでいられませんって!!!
近所の子供が作った薬というオチなんですが、
自分の潜在意識にある願望や欲望や妄想を言葉や形でよみがえらせるという代物。
そんな馬鹿な…とも思えますが、それが猫田ワールドw
近々我慢の限界が来るらしいってところで終わってしまったのですが
ぐっちょんぐっちょんに絡まり合った二人も見届けたかったです。
合作コミック(コラボもの)『夢が叶う温泉王』は、
私ユギさんも好きなんですが、
残念ながら萌えとはいかなかったです…。
やっぱり絵柄が合う合わないってあると思いますし…。
でも、一読出来ただけでも儲けものです。
麗人っぽくない絵柄だなーと思っていたのですが、
なんだかそこはかとなくエロスを感じます。
コンプしてしまいそうな勢いです。