20P小冊子
「人外もの」は、あまり好みではないので、読むかどうか迷いましたが、好きな作家さんの作品なので、よみました。
相変わらず、絵が好みで、読みやすいと思いました。「受」であっても、しっかりと男性の体つきを描くというのが、とても好みです。今回は「人外」で、「人外」もきれいに描かれていると思いました。
不愛想甘やかし男やもめ と、人ならざる美貌の青年とのお話ですが、この青年の正体がとても意外で、びっくりしましたが、おもしろかったです。
本編であまり書かれていない、けど私が1番見たかった小さい頃の琥士郎と源慈の日常が見られて大満足。
マジで本編より満足度高かった。特典付きで買ってよかったと心の底から思いました。
本編を読んでる時も思いましたが、ちっちゃいコウシロウくんほんとうに可愛い・・・!
見た目が、とかじゃなくて(見た目ももちろん可愛いんですが)存在がすごく可愛くて癒される。
コウシロウとゲンジの関係性も、ラブな二人も良いんですが、親子時代の二人のやりとりが愛しくて愛しくて・・・BLではエロを摂取したい派ですが、これはこれで最高です(*´◒`*)
物理的に拾われたのはコウシロウだけど、お互いがお互いの支えになっているんだな、というのが感じられます。
とにかく可愛い
それに尽きます
本編の雰囲気も残しつつ二人の過去
核心にふれつつも可愛いらしい表情に毒気が抜かれます
最初から思っていたんだろうなと強く感じられます
家族愛みたいなものから、愛の形が変わるのにこういうことの積み重ねがあったのだと想像すると胸が温かくなります
お互いがお互いに救われていたのに、日常がそれを感じさせる間を与えなかったのか
それとも、成長が伴って初めて気づいたのか
失うことを知っている人は強いなと改めて感じられる番外編でした
とにかく可愛いです