「ベッドでさ、ぶっ飛ぶくらいのしようよ」

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スモークブルーの雨のち晴れ 4

smoke blue no ame nochi hare

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表題作スモークブルーの雨のち晴れ 4

久慈静
医療翻訳家・40歳
吾妻朔太郎
塾講師・翻訳学校生・40歳

その他の収録作品

  • 描き下ろし:『きいろい、やさしい、あったかい』
  • 久慈父の翻訳小言
  • カバー下:キャラクター紹介イラスト

あらすじ

「ベッドでさ、ぶっ飛ぶくらいのしようよ」

それぞれの新居で暮らし始めた吾妻朔太郎と久慈静。
それでも気付けば朔太郎は静の部屋に入り浸る――。
年が明けて、勉強会での翻訳に熱が入る朔太郎だったが、
先輩・多治見の体調不良で塾の仕事も忙しくなり……。

元同僚ケンカップルの翻訳家BL☆
描きおろし漫画「きいろい、やさしい、あったかい」16P収録!


■収録内容
・「スモークブルーの雨のち晴れ」第16話~第20話…COMICフルール掲載作品を加筆修正
・「きいろい、やさしい、あったかい」…描きおろし16P
・本体表紙…描きおろしイラスト2P

作品情報

作品名
スモークブルーの雨のち晴れ 4
著者
波真田かもめ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA
レーベル
フルールコミックス
シリーズ
スモークブルーの雨のち晴れ
発売日
電子発売日
ISBN
9784046830524
4.7

(170)

(138)

萌々

(23)

(3)

中立

(3)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
26
得点
794
評価数
170
平均
4.7 / 5
神率
81.2%

レビュー投稿数26

恋しくて、茜色

5巻を読むために1巻から読み返しましたけどあっという間。本当にいい作品です。末長く続いておくれ、とか考える巻で描かれる今生の別れ。まだ若いのにな。そういうこともあるけれど、なければ良いのになぁ。こういう出来事を話せる相手がいるのは大事なことです。ほんと、吾妻は久慈と再会しなかったらどう生きていたのか。多大なる影響、人生の指針、愛しい拠り所。

シーモア 広告、カバー下などのあとに「恋しくて、茜色」が収録されているので、お見逃しなく。翻訳を生業にしてる、しようとしている人なんて、大概ロマンチックだろと思うのは偏見だろうか。

0

恥もなく泣ける大人って素敵よ

 名前の付かない関係ってもどかしく感じることも多いのですが、この2人に関してはまったくそんな風に感じないので改めて稀有な作品だなぁと感じました。元同僚だから友人のような気安さもあれば、家族のような遠慮のなさもあり、もちろん、恋人のように愛おしさやときめきを感じることもあり。すべてが共存している居心地の良い今の関係にあえて名前など付けなくても、何でもない日に一緒に食卓を囲んだり、落ち込んだ時にそっと寄り添ったりするだけでお互い満ち足りている。ドライなようで、名前がなくてもこれだけ分かり合えているのはとても深い結び付きであるからかもしれない。2人の空気感をこれからも見守らせてほしいなと思いました。

0

No Title

2人の日常は大きな事件があるわけではないけれど40歳、歳を重ねて生きていると本当にいろんな事があって、その時に寄り添ってくれる人がいる事がどれだけ幸せかこの物語を読んでいると感じるよね。 そんなささやかな日常もいつか消えてしまうのかもしれないけれど希望を持って人生を歩んでいきたいねぇ。 4巻19話は何度読んでも泣いてしまう。 久慈がいて本当に良かったね。 朔太郎よりは少し大きかったけど自分にも覚えのある経験だし、大切な友人との別れも経験したのでこの物語がとても心に響きます…。

1

BLボイコミから

CIELフルールチャンネルから、俄然興味が湧いて最近本を購入しました。
とにかく大人の人間模様が素敵なんです。

昔同僚だった久慈と吾妻が時を経て再会。
アラフォーになった2人の今の関係性に名前をつけるとしたらなんでしょう?
このゆるりとした感じが良いなと。

でも4巻でも少し、少しずつ心は進展しているような。
次巻に期待大です。
私の中でのスモブルの世界観は、とても心地よくて癒されます。
落ち着いた展開、アラフォー男の翻訳家2人、たまらないです。


0

どんどんリアルになっていく二人の人生

 巻を追うごとに、二人の人生が立体的になってどんどん好きになります。
 二人は、付き合ってるとか恋人とかはっきりとしたステディな関係ではないのが、またリアリティを感じていいなあ。いわゆるドラマチックな展開ではないと思うけど、それぞれが自分の日常を生きる中で再会、だんだんと交わっていく。そしてお互いの中に居場所ができて。自然と影響し合って少しずつ人生が動いていく、そんな感じが好きです。親の介護や離れて暮らす親のこと、それぞれの兄弟との関係性、かつての家政婦さん、可愛い甥っ子、実家の処分、尊敬していた先輩の死...。
 けしてしんど過ぎる感じはないんですが、そこがまたリアル感。そんな中で二人の気持ちが触れ合って絡まって惹かれ合って。
 二人の人生をずっとずっと追っていきたいです。蛇足ですが、愛煙家としては親しみの湧くスモークブルー、でもあります。

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