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表題作茨木さんと京橋君(1)

茨木畔
31歳,病院売店店長代理
京橋珪一郎
K医大附属病院耳鼻咽喉科医

同時収録作品茨木さんと京橋君 1

間坂万次郎
定食屋まんぷく亭アルバイト
楢崎千里
K医大付属病院消化器専門内科医

その他の収録作品

  • いつか似たもの同士…?
  • あとがき

あらすじ

医科大学附属病院の耳鼻咽喉科医・京橋は、病院の売店で働く茨木と親しくなる。誰にも話したことのない自分の生い立ちや医者になった理由、プライベートを初めて話した夜、茨木は優しく頭を撫でてくれた。
いつしか茨木の笑顔に癒され、彼の手の感触を思い出し、会いたいと思う自分に戸惑うが…。消灯時間も過ぎた病院でひどく落ち込んでいる様子の茨木に、このまま泣かせて欲しいと抱きしめられて――。

作品情報

作品名
茨木さんと京橋君(1)
著者
椹野道流 
イラスト
草間さかえ 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
シリーズ
右手にメス、左手に花束
発売日
ISBN
9784576080284
3.6

(20)

(5)

萌々

(4)

(10)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
13
得点
72
評価数
20
平均
3.6 / 5
神率
25%

レビュー投稿数13

私的にツボ

もはや個人的にツボとしか言いようのない作品。
どうも私、何でもない日常を描いたようなホームドラマ系の雰囲気の作品が好きみたいです^^
しかも茨木さんがひそかにSっけあるんですねー。うへへ。
京橋先生もなんか可愛いし^^

でも自分的には若干展開が早く感じる部分もあったかな・・・?
最近じらし展開に耐性ができたからでしょうかねw

2

軽快!

面白かった〜

「右手にメス、左手に花束」のシリーズものとのことですが
こちらから読んでも違和感なく楽しく読めました!!!

毎日、売店で顔を合わせるうち親愛が芽生えてくのがとても良かったです。
温和なのに押しが強い茨木さんに あわあわする京橋君がとっても可愛い
可愛いだけでなく真面目で心が強い!!
2人の掛け合いがとっても楽しい。

楽しい日常、初々しさ、ほのぼの温かな気持ち!!

クールで過保護、保護者的な楢崎先生も良い味してます!!
楢崎先生カプがすでに出来上がってるので
読む順番間違えた?と思ってしまったんですが、
楢崎先生の方が発刊はあとなんですね。
そちらも読んでみたくなりました!!

0

良い作品ですよね

何故かこの作品より前に楢崎先生とまんじ君を読んでしまって
先の作品が個人的にかなりツボに入りまくったので
神評価まではいかなかったけどこの作品もいい味だしてますよね。
この作者の右手に~にはそれ程惹かれなかったので
何気に避けていた感があったのですけど・・・
ああ~もったいない事しちゃったって思うほど後悔。
もっと早く読んでればなんて思うほど良いお話ですね。
茨木さんのさり気にSちっくな感じもツボです(笑)   

2

敬称呼びに萌え

主人公はK医科大学付属病院の耳鼻咽喉科の医師・京橋珪一郎。
一年のアメリカ留学から帰ってきたばかりのお医者さんです。
ハチミツ梅のど飴が好物で、あわてると何もないところでつまずくという特技があります。

対するは病院内の売店の代理店長・茨木さん。名前がなかなかわからないのには訳があるので、ここでは内緒です。皆さんどうぞ見つけてくださいね。

売店で当たり前に出会った二人ですが、それはものすごい偶然があったからでした。
京橋先生は帰国、茨木さんは転職がなければ出会わなかったんです。

明るくて、ちょっとドジで、でも一生懸命な京橋先生に、茨木さんは好きだと告白します。
それに対する京橋先生のお返事が「俺もだよ、バカヤロー」的で、思わず笑ってしまいました。
お互いに尊敬しあって、相思相愛になっても「先生」「さん」をつけて呼び合う姿がとてもほのぼのとしていて、暖かくなります。

でも、あるとき京橋先生は、茨木さんが脳外科の病棟で目撃されているということを知ってしまって激しく動揺します。
頭が痛いと日ごろから言っている茨木さんは、本当は悪い病気ではないか…。

そしてある夜、消灯が済んだ病院の片隅でひどくうなだれている茨木さんを、京橋先生は見つけてしまい…。

病院を舞台にした、とってもほのぼのしたラブストーリーです。
京橋先生のアメリカ留学時代の先輩・楢崎が、すごくいい味出しています。
噂のクールビューティーとは、また違った一面が見られて楽しい作品にもなっています。

4

めがね×めがねアーンドわんこ。

作者さんに対しては思うところあるものの、作品はとても面白しかったです。はい。
いろんなものを抱えながら生きる二人が出会い、互いに思いやりながら恋人になっていく様子が丁寧に描かれてあり、とても心温まるお話でした。
まだ初々しさが漂う感じは微笑ましくも照れくさく、そこがまたこの作品の好感度を上げていると思われ。
最近Hシーンの多いものに辟易気味だったので、このくらいゆっくりとした作品はホッとしますな。うむ。

そしてなんといっても攻が良い。
これを読んで、温和で敬語で少々Sな攻がツボだということに気づいた。
受攻とも眼鏡なので、眼鏡スキーさんにはムフフです。

受の雰囲気プラス愛称、そして攻のファーストネームがアレなもんで、いろんな意味でわんこ好きにも堪らん感じになっています。
「メス花」にもでてくる楢崎先生にも意外なお相手がいてびっくり。
ああ、ワンコがここにも~。

続くようなので、今後も楽しみです。


3

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