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タイトル通り、遂に真弓の就活がはじまりましたの回。
クーラーの小話も面白かったです。
子供の頃の勇太を救いたい、その気持ちから引換にしてはならないものを差し出してしまった真弓。
もう枯れ葉燃やす会で燃やせないし誰に相談できない最悪の状態で、続きが気になるけどすぐ新刊来るのとてもありがたいです。
個人的にとても良かったのが2段ベッドで会話するふたりは相変わらず良いなと。もはや同棲の時も持って行って欲しい。
枯れ葉燃やす回、inスーパーのイートイン。お祝いのたこ焼き奢り会までの困難が大変そうすぎて胃がキリキリしてしまいますね。
序盤のエアコン騒動のお話がコミカルだっただけに、本編の真弓の就職活動のお話はシリアスで胸が痛みました。
実はシリーズ全作を読んでいるわけではなく、キャラ文庫さんのフェア対象だったため手に取ったこちら。
読み始めて数ページで「これはちゃんと人間関係を把握しないとダメだ」と気付き、コミックスの方を読みました(まだ途中ですが、、)。
出てきたカプの中では長男・大河×SF作家・秀の糖度が一番高く(セリフのやりとりやキスなど)、一番の推しに。
今巻のメインカプである勇太×真弓にも今に繋がる紆余曲折の道があったことが伺えたので、まずはコミックの方からじっくり、帯刀家の道のりをなぞっていきたいなと思います。
さて、こちらの19巻。
児童擁護施設の子供・拓相手に家庭教師ボランティアをすることになった真弓。
拓に心を開いて欲しくて、良くないことだと頭では理解しつつも自分の境遇を「秘密の話」と差し出すことで距離を縮めていこうとします。
野球部の後輩に自分ではなく先輩の八角を頼られたことでショックを受けたり、どうにも就活に対する向き合い方が甘いところなんかは、人間的な弱さがリアルに描かれていて、心配になったり正直ちょっとイライラしたりもして、心が揺れ動きました。
ボランティアも就活もまだスタート地点に立ったばかりの真弓。続刊も購入したので、真弓が選んだ道をしっかり見届けたい!
恋人同士のあまあま度、糖度としては低めのシリアス展開だったけれど…
最初のエアコン騒動のお話が良いクッションになってくれていてほっこり。そんなほのぼのとした帯刀家の様子も、また次巻で読めたらいいな、と期待しながら本を閉じました。