電子限定かきおろし漫画付
シリーズ累計25万部!! 運命の番と結ばれなかったα×クズαばかり好きになってしまうβ、 慰めから始まるトゥルーラブ 願いは、たった一人の愛する人と出逢うこと――
ぶっちゃけ、スピンオフで
オメガバで、帯とあらすじで
だいたい了解しちゃうんだけど
先生の話は、ほんと!
予想を超えてきて、毎回情緒を奪われてしまう。
今回も、遊真くんの辛さは許容範囲だったんですが、
誉くんの身の上もまた切なくて
徐々に前のめりというか、鷲掴まれるというか笑
私の萌えを好きなように手玉にとる先生…
と、勝手に呟いてますが。
2人が惹かれ合うきっかけも
まだ忘れられない人の声だったり姿だったりと似てるっていう件もキュンとするんですよね。
はぁ先生…
ダイナミクスだとか
運命の番だとか
あの人に似てるからだとか
色んなフィルターがかかっているとこからの2人の関係は
でも、誰かその人だけを愛して愛されたいっていう願いとの間で揺れて
手探りで進んでいきます。
でも既に、新しい恋の予感はしてるんだけど
そのタイミングで過去の柵が足を引っ張るという展開ー!先生ー!!
よく見てなかったけど、これ続くんですね…
嬉しいけど、ここで放置されるのは辛い、正直…
「ロマンチックラメント」のスピンオフ・遊馬編。
運命の番に強い憧れを抱いていた遊馬の恋愛が始動しました!正直、スピンオフなら誠臣が先かなとも思ってたので意外でしたが、遊馬のことが気がかりだったので嬉しいです。
ちょ…ちょっと待ってよ…って……まさかのお相手はβときましたか。これはすごい組み合わせだ。
前作既読の方はお分かりかと思いますが、遊馬は運命の番である旭に執着して、"運命"に囚われていました。それがΩでもないβに照準を当てたのはなかなかの冒険。作者の左藤先生、だいぶ攻めたと思います!
時間軸としては、旭にフラれてから10年後の話。
遊馬はまだ旭に未練があり、しかも旭には子どもが産まれ遊馬はショックを受けているところから物語と出会いが始まっていきます。
しかし…遊馬がこれほどまでに旭のことを引きずっているとは思いませんでした。旭とのことは、運命から恋を自覚したということもあり、フラれた心の傷は大きかったということなんでしょう。
あぁ…なんて切ない。遊馬よ…なんて一途なんだ。
この物語の"運命の番"至上主義の思想のせいなのか、αとしての本能のせいなのか分からないけど、いずれにせよ遊馬の苦しみは相当なものです。
そんな遊馬の相手が運命でもなければΩでも女性でもないβの男性ときたら、どんなストーリーになっていくのか気になって堪りません!
"じゃない方"の視点、"選ばれなかった方"の視点がどのように形作られていくのか、これからのストーリーが楽しみです。
旭に声がよく似たβの誉を身代わり的に抱く遊馬の気持ちがどう変化していくのかその過程にも注目だし、逆もまた然り。αの彼氏にフラれた誉の気持ちの推移にも同じだけ注目していきたいと思います。
運命の番と結ばれなかったαの遊馬の立場でストーリーが語られていく一方、αと結ばれることのないβの誉の立場でも話が進みます。
それを考えると誉もまた選ばれなかった側。…いや、選ばれる可能性すら無い側とでもいうべきかな。
βの立場から"運命の番"を捉える作品自体少ないので、誉の意見は胸に刺さりました。αとΩが番になって唯一無二の存在なら、βの立場、βの気持ちが蔑ろにされているのは確かに理不尽…。第二次性に翻弄されず、好きな人と好きなだけ時間を共有していきたいというささやかな気持ちが、この世界ではイレギュラーなのが悲しいですね。
まだ1巻で、まだ始まったばかりの様相。
誉のオラオラ元カレや旭も登場し、今後の展開は波乱の予感です。誉の元カレに対峙する遊馬が毅然とした態度でカッコいい!既に誉といい感じの雰囲気で、打算から始まった関係がホンモノになる時間はそうかからなさそう。…はー…ドキドキ。
遊馬と誉には第二次性ありきじゃない運命を勝ち取って欲しいと願って止みません。これから迎えるであろう"運命"に立ち向かう2人にエールと期待を込めて、神評価にしました。
運命の番という存在によって振り回されるオメガバースの名作ロマンチック・ラメントのスピンオフです!
ロマンチック・ラメントsequelで旭の運命の番として登場した遊真と番ができたと付き合ってたアルファに捨てられたβである誉の傷の舐め合いから始まるお話。
舞台は大学生だった当時から10年後の世界で、遊真は医者になり、旭とアキオミは結婚し子供ができたところから始まります。
そもそも傷の舐め合いという設定の時点で切ないストーリーであることは想像がついてはいましたが、予想以上に2人ともがそれぞれに抱える気持ちが悲痛で切ないです。やはり左藤先生、切ない感情表現や表情を描くのがうますぎる…
1巻はまだまだ物語は序盤で、慰め合うように付き合い始めたものの熱情はなくても楽しいとか安心を感じ始めた互いの前に、番と恋人は別物と考える誉の元カレや幸せそうなアキオミと旭も登場し、まだまだ複雑な展開が続きそうです。
辛そうな2人が早く幸せになれることを祈りながら次巻を待ちたいと思います!!
オメガバのなかでも大好きでずっと忘れられない作品がスピン元の「ロマンチック・ラメント」と「ロマンチック・ラメント sequel」でした。その中でも特に気になっていたのが旭の運命の番だった遊真でした。
あの出来事から10年後のお話ですがまだ遊真は苦しんでたんですね。そして今回のお相手がβだということが、わたし的にはそれこそ運命に感じました。
だってもう他のαの番にされることなく、お相手の誉だって運命の番に遊真を奪われることがないんですよ。上手いこと考えたなぁと思いました。
何より2人が一緒にいる姿がとても自然体なのが良いです。
更に誉にとって遊真が誠実でちゃんと誉に向き合っているのがとても素敵だと思いました。
対して誉の元カレは恋人と番は別だと思っているような糞で、ドヤ顔して遊真の前に現れた時は「ハゲ散らかしてやりたい」と思いました。
もう続きが気になって気になってしょうがありません。誉と出会ったことで遊真が運命に翻弄されることなく、本当に大切なものとは何なのかを知って解放されて欲しいと思いました。
左藤さなゆき先生のオメガバはオメガバ作品の中でも類を見ない良作だと思います。沢山の人に読んで欲しいです。
首を長くして楽しみに待っていた、『ロマンチック・ラメント』のスピンオフ作品がついにー!!
ロマンチック・ラメントで受けの旭の”運命の番”だったものの想い叶わずだった、
遊真(α)のお話です。
以下、内容に触れつつの感想です。
前作ではまだ学生だった遊真ですが、10年後の現在、医師として働いています。
でもいまだに旭のことを引きずっていて…
そんなある日、旭が出産したという知らせが届きます。
もうね…!この時点で遊真が不憫すぎて、泣きそうに。。( ; ; )
ショックを受けた遊真は、ヤケ酒を煽った帰りに声をかけてきた相手と一晩過ごしてしまいー
と展開していきます。
この一晩のお相手が、実は遊真の働く病院内にあるカフェで働いている大学生の誉(ほまれ、β)だったと翌日発覚。(7歳差!歳の差ラブ、萌えます。)
誉は誉で、3年付き合っていた彼氏(α)に番を作られ、別れたばかりという状況。
なにこの二人…不憫すぎるやろ…
一晩だけの関係だったはずが、お互いの傷を舐め合おうよ、と誉に持ちかけられ二人は付き合うことに。
もうね、、最初に二人が一晩過ごした時、旭のことを思い出して「…さひさんっ…」って口に出しちゃってる遊真が不憫で不憫で…切なさマックスでした。
本当に今度こそ救われてほしいよ、、その一言に尽きます。
互いを慰め合うためとは言え、「付き合う」となったらどこまでも遊真は真摯であり紳士なんですね。高級車でお迎えに行っちゃう遊真…医者ってすごい(違
そんな遊真に驚きつつも、惹かれていってる誉の姿にきゅんとしました。
最後は、前作のカップルである煌臣×旭がちらっと登場 & 別れたはずの誉の元彼が誉の元に押しかけたりしていて、これから一波乱も二波乱もありそうな予感。
すごく面白かったし、惹きこまれたんですが、まだ二人の話は始まったばかりで先が読めず判断が難しいのと、スピン元作品と肩を並べるほどの萌えではなかったかな?
…と思ったんですが、次巻の展開に期待を込めて、「萌2」寄りの「神」評価で。
遊真と誉、二人まとめて幸せ掴んでくれー!!
★シーモアさん 白短冊