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この戦いに確実な勝算はない
『Dr』シリーズ6作目です。
シリーズメインCPの受・白石が社長を務める会社の専務である鷹栖(受)がメインになります。
相手は、馴染みのホスト・東(攻)。
ちなみに、東がオーナーであるホストクラブは、3作目『PURE SOUL -白衣の慟哭-』のメイン・和泉×浅香の出逢いの場です。
シリーズ4作目『MARIA -白衣の純潔- 』から脇で出ている(とはいえ故人の)朱雀流一がキーとなる、前作含めた3部作でもあるそうです。
というほど流一の存在感は大きくない気がしますけどね。
『Dr』シリーズではありますが、タイトルに『白衣』が入っていないように、仕事は仕事でも『医療もの』というより『オフィス・リーマンもの』と言った方がいいかな?
イヤ、あくまでもシリーズの一貫ですので、いつもの病院も出ては来ますよ。私の非常に苦手な形で。
病院外でのストーリーに病院やスタッフであるキャラクターを絡めようと思ったら、確かに『患者になる』のが手っ取り早いし無理もないんだけどね~。
あと、特に鷹栖のキャラクターが好みじゃないですね。
ツン過ぎる受はダメなんですが、鷹栖はそれだけじゃなくどうも好きになれないタイプです。
素ですごいヤなヤツっていうわけではなく、わざと露悪的に振る舞ってる部分も多いんでしょうが、それを含めてやっぱり苦手なんです。
東は、個人的にホストのキャラクター自体が苦手なんですが、それでもなかなか健気なイイ男だと思います。
もともと『お仕事もの』がすごく苦手なので、途中でもうこれは飛ばそうかとさえ思いました。
イヤ、頑張って読んだけど。
う~ん、つくづく『仕事ばっかり』はうんざりだと痛感しました。
その上、↑でも書きましたが『医療もの』でキャラクターの(実在の深刻な)病気を扱われるのがホント許容外なんですよ・・・
これは『医療もの』シリーズの宿命か!?
ただ、ストーリーはつまらなかったとは感じませんでした。
個人的に好みから外れる(あるいはハッキリと苦手な)要素が多かったというだけで、単に好みの問題です。