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狼くんの愛はちょっと不機嫌

ookamikun no ai ha chotto hukigen

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表題作狼くんの愛はちょっと不機嫌

辻本 鳴
高校2年生(芸能科),活動休止中アイドル
高橋 陽斗
高校2年生(普通科)

その他の収録作品

  • 描き下ろし:初夜失敗その後の話(3P)
  • あとがき

あらすじ

地味でぼっちでお人好しの陽斗(はると)。

“ある出会い”をきっかけに
同じ学校の芸能科に通う
訳あり人気アイドル・辻本 鳴(つじもとなる)の
〈心の声〉が聞こえるようになってしまう。

冷たい言葉とクールな態度に陽斗はタジタジ…
だけど鳴の〈心の声〉から聞こえてくるのは
『すげー可愛い』と甘さを孕んだ声で!?

恋がだだ漏れ!!
【独占系ツンデレアイドル×健気ちょろカワDK】
そのギャップ めろきゅん過剰!!

作品情報

作品名
狼くんの愛はちょっと不機嫌
著者
二目 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス moment
発売日
電子発売日
ISBN
9784801983014
3.5

(73)

(14)

萌々

(28)

(18)

中立

(8)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
14
得点
244
評価数
73
平均
3.5 / 5
神率
19.2%

レビュー投稿数14

【えっちなこと言わないで・・・恥ずかしくて・・・壊れちゃう・・・っ(陽斗)】

エロス度★

おやおや、芸能科と普通科・・・接点のなかった2人の出会いが運命のようでロマンチックですね。

言葉足らずなツンデレアイドルの心の声が陽斗にダダ漏れ。
陽斗への鳴の独占欲や溺愛の甘々さ。
お節介で健気な陽斗の可愛さ。
2人の身長差にも萌えまくり。

アイドルではない鳴自身を見てくれる陽斗に落ちてしまう訳ありアイドルのちょろさや噂のせいで孤立していた陽斗を愛で満たす鳴がたまらなく、陽斗の自信の無さがいじらしかったり、恥ずかしくて限界な陽斗を壊しにかかる鳴の壮絶な雄の色気の破壊力も素晴らしいです。

1

甘酸っぱい胸騒ぎを誘う恋模様 泣き顔にグッとくる

辻本×陽斗

地味で影が薄い高校2年生・陽斗の
何気ない日常が一変するのが、
同じ高校の2年生で芸能科の人気アイドル・辻本との出会い。
陽斗が辻本の心の声が聞こえる特異体質に!?という展開。

「心の声が聞こえる」という設定が、
正直そんなに新鮮的じゃないかもしれないが、


2人の距離感と共にじわじわと熱くなる恋心と初々しい感情、
そして、恋人となる前後のすれ違いによる胸の疼き、
それぞれが抱えるトラウマが絡み合い、
苦しくも甘く、そして切なくて・・・全て共感して、
心をくすぐる展開の青春ラブに胸キュンする。


陽斗、
辻本の心の声を聞けるようになってから、
辻本のことでいっぱいで可愛い!
辻本ののことを知りたいからファンになるというのがキュンと刺さる!
男しか好きにならないことで、
1年生の時の出来事やその感じる痛み、
ノンケの辻本への疑念、
アイドルの辻本に対する
平凡な自分がふさわしくないという葛藤もリアルで胸が締め付けられる。
一途でピュアで健気で、
辻本のことが大好きという気持ちがビシバシ伝わってくる!
そんな彼の苦しそうな泣き顔を見るとグッとくる!

辻本、
見た目はクール。クーデレ気質だね。
冷たい外見と不器用な行動とは裏腹に、
陽斗に惹かれるデレデレな一面や
「聞こえる」甘い本音も可愛い。
さらに
明らかになるアイドルの活動が休止した理由や、
その傷ついた様子がちょっと切ない。
それを陽斗に支えられながら、
ほのぼのと進展する2人の様子にポカポカ温まる。

夏祭り、遊園地デート、高校の屋上、
憧れのプールキス!
校内での激しいキス、初エッチといった、
青春を象徴する萌えるシーンが詰まっている。
・・・個人的には、絵がもうちょっとかな。

辻本のことが好きだから、
恋の行動力が芽生えていく陽斗。
そんな陽斗の純粋さに硬い殻を少しずつ砕いていく辻本。
2人の恋心の進化の過程とその心理描写がリアルで、
特に陽斗の一喜一憂に感情を同調させる。
甘酸っぱい胸騒ぎを誘う恋模様でした。



・コミコミスタジオ限定特典描き下ろし漫画ペーパー:
突然猫耳がはえてきた陽斗を、
小1時間撫でまわしてました辻本。

2

続きを頂けませんか?

まずは、初コミックスおめでとうございます。
電子でチラリと読んで気になり購入しました。

DK×DKで同じ学校の同級生。
活動休止中ですが既にデビュー済の芸能科生徒と普通科に通う2人の恋のお話。
受はちょっと幼い感じもしましたが、攻は大人っぽい雰囲気で色気あり。
どちらも恋には不慣れで初々しく、2人の距離が近付いていく様ややりとりにキュンとかわいいが散在。
ニヤリと笑みながら読みました。
絵柄はキレイで読み易く、中でも攻のイケメン具合は私にはストライク。好きでした!

内容は読んで頂いて…でスルーします。

では、なぜレビュー?
私の読了後のモヤッと?フラグ?を出したいわー。と、こちらに参りました(?)

面白かった!
かわいかった!
キュンとした!
ハッピーエンドだった!
と、文字にすれば大満足な感想。
ひとまずは纏まり2人はラブラブでハッピー。
読んでる最中もニヤニヤ。
が…知りたいフラグ?どうなった?がたくさん未回収。
読了後に思った。まず、1巻だったかな?続くよね?

活動休止中の芸能活動は?(そのままで良いの…?)
メンバーとの関係修復は?(亀裂…のまま?)
受の学校での立ち位置、良くなったのかな…(なんか庇ったような雰囲気は出したが…?)
そもそも何故、心の声が聞こえたんだ!?(最終ページか??意味深だが…あれじゃ私には分からんなー。)
と…フラグ総立ち。
あと、二人のお付き合いは始まりましたがお触り止まり…初々しくて作風的にエロはこのくらいが適度なのかもしれないがもうちょい見たかった!ラブラブしてくれませんか?(ここは私の欲だな…)
フラグ回収を求めて…
アニメイトの有償特典付を購入した私は閃いた!
16Pあるぞ!そっちか!?そこに答えが…といそいそ。
と、読んでみましたがパロ設定で回収失敗(。-ω-)
んー。不完全燃焼。
作風やキャラクターが好きだっただけに、もうちょい見たかった。知りたかった数々…。
結構、厚めの書籍な気がするのですが回収しきれず終了した設定が尻切れトンボみたいで…一冊じゃ足りなかったのかな?
と、思ったり。
期待を込めて…続きをください。
恋人編。
宜しくお願い致します。

2

心の声が聞こえちゃうドキドキ♡

可愛い!可愛い!可愛い!!!
とっても可愛いふたりでした!

芸能科に通う鳴と普通科に通う陽斗。陽斗が鳴を純粋な善意で助けた所からお話が始まります。
助けた時に、鳴の心の声が聞こえたように感じ、何度か体験するうちに確信へとかわります。

アイドルに興味の無かった陽斗が鳴オタクになってしまうぐらいのオタクムーブをかます所が楽しいです笑
陽斗の一方的な憧れだけでなく、鳴も外見だけではなく中身まで見てくれる陽斗のことを小動物のように思っている大きすぎる心の声が可愛いです。

心の声が聞こえる条件と、聞こえないばかりに分からない相手の気持ち、そして普通なら聞こえるはずのない心の声を聞いてしまっている罪悪感が一つ一つ丁寧に描かれていて、読者も「そういう事だったのか」ともう一度読み返したくなりました。

時々鳴が見せる表情と瞳が狼みたいに鋭くて、狙った獲物(=陽斗)は逃がさない一途さや、独占欲が伝わって来てドキドキしました!
初めて♡は失敗してしまったふたり(初夜失敗も大好きすぎます…)ですが、ぜひ続きも読んでみたかったです!!

2

雨の日の不思議

同じ学校の芸能科と普通科に通うDK同士のお話。
出会い方もなかなかに運命的、距離の近付き方も結構夢がある感じでそれだけでもワクワクできるような展開でしたが。
それ以外にも設定はもりだくさんで、ボリュームがあるのも納得な一冊でした。

アイドルの鳴とひょんなことから知り合いになった陽斗ですが、他の人にはそうならないのに鳴の心の声だけが聞こえるという謎現象が起こります。
なぜそうなったのかを追っていくのかと思いきや、陽斗が周りから避けられている理由が明かされたりふたりの気持ちが加速していったりと、色々なことがすべて同時進行していくのでちょっぴり目まぐるしく感じる部分はあったかも。

陽斗は健気で素直でめちゃくちゃいい子なので、無条件でその可愛さを受け入れたくなるところもあるけれど、同じ学校に芸能科があるのに鳴のこと知らないとかある…?とツッコミみたくなるような天然さは「うーん?」となってしまったり。
偽スキャンダルのせいで活動休止中なのに、意外と危機感のない鳴の言動も気になるなーと思ってしまいました。

でも。ふたりの恋が進んでいく様子にはめちゃくちゃ萌えたし、あり得ないところを突き進んで行くようなBLの王道を楽しませてくれたので、疑問に思う部分も飲み込むことができた気がします。

ただ心の声が聞こえる「なぜ?」は解決していないと思うし、ラストシーンの幼少期のふたりはどんな意味があるのか気になりすぎるので、ぜひ続いてくれることを願います!

1

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