【ペーパー付】【電子限定ペーパー付】
表紙とあらすじに惹かれ購入してみました!
また、執着攻めということで……
期待通り絵は綺麗!
設定もよかったです(^^)
男性妊娠の研究所、そこにいる被検体のナギは発情期を経験せず5年が経っていた
ナギ自身、過去から性的なもの全体を忌避していたこともあり研究には消極的だった
しかし幼なじみの隼仁と再開したことで突如発情期が来てしまう
しかも隼仁は以前と違いめちゃくちゃ冷たい
隼仁の独占が強めでめちゃくちゃ良い
国家機密の研究所にはいるために、どれだけ努力をしたんだろうか……
ナギが性的なものを嫌う故に隼仁は自分の思いをいいだせず、欲求を発散するため他の人と身体の関係のみで繋がるという……
ありがちですが中々辛い
研究所の人もかなり異質
ガラス越しに性行為を見ている……
またパートナーがいなければ研究者が性行為をすることもあるなんて
今回はその決まりがあって良かったけど、何とも言えない
研究のため倫理観が低い感じ
苦手な方もいるかもですね
まぁ、私は大丈夫なんですが、、、
まだまだハッピーエンド!!!とはいかないので下巻が楽しみ!……ハッピーエンドになるよね?
研究所での友人の悠心くんもどうなるのか……
エロは標準的〜やや多め
正規カプの方ではなく、被検体仲間がモブおじにマワされる描写あり
また隼仁がナギ以外の男女と関係を持っている描写(直接は無い)もあります
先程も言ったように研究所の倫理観も低め
苦手な方は注意してください
絵が綺麗でエロかったです。
ただ割と話が想像通りだったので2巻読んだ後の読後感としては物足りない感じに思います。
シュチュエーションとしても割と穏やかというか、愛はある感じだったので職員から無理矢理とか男性の子宮とか
この世界観でしか出来ない、ディストピアで倫理観のない世界線だったらより好みでした。
幼馴染との関係性がメインなのでそういうのが好きな方に刺さりそうです。
個性の強い周りのキャラも気になるので続編があれば読んでみたいです。
デイストピア風味の世界観+純愛+エロの読み応え満載な作品でした。
研究者だった母親の負債を背負うために男体妊娠の被験者となった凪冴。
それぞれの事情から妊娠を待望する周囲に反して、
妊娠を望まず閉鎖的な施設での暮らしに嫌気が差す凪冴でしたが、
かつて幼馴染だった隼仁が研究員としてやってきて…。
絶望の中での隼仁との再会。
けれど、優しかった隼仁は冷徹な男へと変わり果て、
「妙な期待はするな」と凪冴を突き放します。
隼仁の変わり様に戸惑い、憤慨する凪冴ですが、
彼を厭う心とは裏腹に初めての発情期がやってきてしまいます。
施設内では特定のパートナーがいない者はその都度
相手を探すことになっていますが、凪冴の相手に選ばれたのは隼仁でした。
かつては想いを寄せていた隼仁に抱かれることになった凪冴ですが、
これが思いの外しんどかった…。
発情期とはいえ、凪冴にとって初めてのことなのに容赦ない…!
しかも、研究員たちの見ている前でとか、どんな地獄!
隼仁の「お前とこんなことしたくはなかったよ」と愛情どころか、
優しさの欠片もない発情期を治めるためだけの
ただただ激しいセックスに虚しさと切なさが募ります。
そんな冷酷な態度と能面ぶりから隼仁の気持ちが全くわからないという
混乱に陥りますが、後半になると彼の心中や過去の後悔が明かされてゆきます。
蓋を開けてみれば…
凪冴を救うためだけに研究者を志し、
凪冴自身にはこんなに冷たいくせに
当て馬に対しては「凪冴を抱くのは俺だけだ」と独占欲丸出しだし、
いや、凪冴のことめっちゃ好きじゃん…!!!
こんなにも愛が重いのによくここまで大好きなのに隠せなぁと。
そんな隼仁の気持ちを知ってしまうと、
それまでの言動の端々にも執着や微量のデレが見えてきて…。
凪冴も隼仁に釣られて今のところはツン多めではありますが、
どんなに悪態ついても「隼仁くん」呼びなのが可愛いんですよね♪
発情期以来、こっそり隠れて身体を繋げるようになる二人ですが
まだまだ糖分は足りてません。
ああっ…!
いつまでも意地を張り合ってないで、早く二人のイチャ甘してほしい…!
絶望からの逆転ハッピーエンドに期待を込めて下巻へ。
理原先生の既刊作品は殆ど拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。
個人的、各項目5段階で
独占欲 4
エロ 4
ツンデレ 3
執着 3
な感じだと思います。
研究者の隼仁さん×被験者の凪冴さんのカプです。
男体妊娠の研究の被験者として、強制的に研究所で暮らしている凪冴さん。しかし一度も発情期が来ないまま5年が経つが、ある日新しい研究者として、かつて幼馴染だった隼仁さんと再会してしまい…。
ある理由から男体妊娠の被験者に強制的にされてしまった凪冴さん。なので当たり前だが、研究への姿勢は積極的ではないし、脇役キャラへの当たりや言動もキツめです。再会してからの隼仁さんに対しても無愛想です。でも絡み描写になるとグズグズにされちゃうし、隼仁さんの独占欲丸出しの発言を聞いてから徐々にデレていきます。
絡み描写では、帯にも書いてありますが、衆人監視なので、モブキャラに凪冴さんは隼仁さんに抱かれる姿を見られてしまいます。でも見られている描写は少なめなので、そこまで特殊な状況下と意識せず読む事が出来ました。
少しずつ隼仁さんと凪冴さんの関係が良くなっていっている気がしますが、本編最後のページがめちゃくちゃ不穏なので、一筋縄ではいかない展開になりそうで、どうなってしまうのか楽しみです。下巻との同時発売なので、すぐさま続きを読ませて頂きます。
上下巻読後。
セリフ、絵、コマ割りはわかりやすくサクサク読めます。
理原先生作品ということで基本的にはエチシーン頻回かつ描写は濃厚です。
これはもう安心・安定。
特に絵が好みですね。最近よく見るサラッとシルキーなタッチじゃなく、理原先生ならではの、綺麗なんだけど筆圧がちゃんと乗っていて少しざらつきとか重さのある画風がよりエロスを醸し出すというか。
さてその上で今作は仄暗い雰囲気にブランディングされた作品でした。
キャッチコピーはディストピアBLとのこと。
これがなぁ~商業BLとして吉と出たか凶と出たかは微妙なところかなぁ。
というのも話がやや壮大なんですね。
幼少期の性的ないじめ、母の自殺、負債、男性妊娠の人体実験……
で、それを商業BLの決められたページ数の、しかもエチエチシーンもたっぷりでという中でストーリーを消化させていくのはちょっと厳しかったのかなぁ?という印象。
話は追えるし普通に面白いんだけど、全てひねりのない浅いところで展開されていっている感じ。厳しく言うと若干のB級映画シナリオ感。
でもでも、それって普通のエンタメとしてはイマイチだけど、BLとしてはそんなに悪い事だとも感じてはいなくて。
BLとしてラブとエロを主軸に置いたときに、仄暗い過去とか、危機的状況とか、お決まりの展開ってのはやっぱり盛り上がるスパイスにはなりますからね。
うん。あくまでこの物語において、全ての不合理や不幸な境遇は、主人公二人のエチを盛り上げるための脇役であったと考えると意外としっくりきます。
幸せ能天気世界観の二人のエチだけでは飽きられちゃって長くは連載できないでしょうし、基本的なすれ違いとか当て馬嫉妬レベルの話は当然既出で新鮮味に欠ける。
もっと切なく、もっとエロく、もっと感情を揺さぶるラブを活かす舞台はどこだ?と考えた時に、自由を奪われている世界線っていう発想は全然アリでしょう。
拘束の身、掟、発情、職務命令、独占欲、唯一の希望みたいなキーワードで拾っていくと、なるほど扇情的。
初見では混乱してしまいましたが、おそらく今作はストーリーマンガの要素を若干強く持ってしまった真剣エロマンガという属性なのでしょう。
基本的にえちえちマンガを読むときにあまり頭を固くしていると楽しめないのは、BL愛好家の方ならおそらくご存知かと。
となると、このくらい浅くて緩めの設定やストーリーの方が案外気楽で良いのかも。
というわけで、まず、まだ上巻を読んでいない方はあまり頭を固くせずゆるり、ごろりとしながらプチダークエロスを楽しんで頂きたいですね。
もう既に上下巻読み終えてストーリーや世界観が腑に落ちていない方がいらっしゃいましたら、今一度脳のモードを切り替えて、お仕事終わりとかちょっと脳疲労起こしたくらいで再読するとよろしいかもしれません。
細かいストーリーの感想は、上巻が前振り、下巻がクライマックスとなる関係上ここだけでは取り上げにくいので、下巻のレビューにまとめて記載しておきます。