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俺の最推しがかっこよすぎる!!
小説
1巻のレビューで続き待ってますと書いたくせにレビューはしてませんでした。なのでもう一度読んでからのレビューとなります。なお、WEBと書籍版の違いは読み比べていないので分かりません。
この2巻ではこのお話の鍵となる乙女ゲームのヒロインのフローラがやっと登場します。BL仕様になってるとはいえヒロインは女の子でした。そしてこのヒロインがセイアッドの前世での友人女性であり、掛け算が大好きで周りの少年たちを楽しそうに眺めてはセイアッドに嗜められているような楽しい人物なのです。
そして、ヒロイン以上にこのお話に影響を与えているのが神さま達なのですよ。王家に加護を与えている太陽の神とノクスに加護を与えている宵闇の神の確執の内容が漸く分かってくるのが2巻になります。そしてセイアッドに加護を与えている月の神の神殿が現れて、人々の信仰を集めることによって宵闇の神までもが力を取り戻して行きます。
神が登場すると小難しいお話かなと警戒してしまいますがそんな事はありません。2巻はひたすらお互いの誕生日を通してノクスがセイアッドを囲い込んで行くお話です。セイアッドの伯爵領で冒険者登録をして、2人が地道にランクを上げて行く様子も楽しいし、領民に2人で拝まれる様子にクスッとするんです。
更に2人が学院に入学する為に王都へとやって来て寮暮らしを始めたり、授業で第二王子やフローラたち仲間とパーティーを組んで野営実習で活躍したりとワクワクしながら読みました。
セイアッドが漸くオメガだと判明したので、ノクスとの関係はとても清いものなんです。学院に入学したばかりなのでみんなワチャワチャしてて楽しいです。
基本的に悪い人間は登場しません。黒髪黒目のノクスが偏見の目で見られたり差別的な態度を取られますが、実にそれくらいなんです。途中、ノクスの実家の領にある冒険者ギルドで犯罪に巻き込まれそうになりますが、護衛の師匠のおかげで悪だくみを暴くエピには胸のすく思いでした。
3巻で完結してるので一気読みをお勧めします。ノクスとセイアッド以外にもCPが誕生してるんですが、主人公たちよりドラマティックだと私は思いました。www
今回は乙女ゲーム世界の公爵子息と伯爵子息のお話です。
ゲーム世界に転生した受様がラスボス予定の攻様の未来を
変えようとする奮闘記の第2巻になります。
伯爵家子息の受様と侯爵家子息の攻様は
両親同士の交流により出会います。
出会った時から受様は攻様が大好きでしたが
王家が太陽の神を信仰する事から黒髪黒瞳の攻様は
闇の加護を受けた不吉な存在とされており
受様は攻様を侮辱した子に怒った事をきっかけで
この世界が乙女ゲームの世界で
攻様が魔王になる隠しキャラだと知ることになります。
受様はゲームではモブキャラでしたが
魔王にさせないために傍にいる事を決意します。
10才の祝福の儀で受様は月の神の加護を
攻様は宵闇の神の加護を受けている事がわかりますが
併せてこの世界に第二性のバース性がある事を知らされ
アルファ(確定)らしい攻様にプロポーズされ
受様は自分もアルファなはずだと思うものの
オメガなら攻様のプロポーズを考えると約束します。
乙女ゲームがBL化したためなのか、何なのか
受様はヒロインの攻略対象者とも次々に出会い
交流を深めていく事になるのです。
受様は攻様とともに貴族学院の入学に向けて
本格的な魔法の修行や、冒険者としての活動を始め
様々な知識と能力を身に着けていき
やがて王都の貴族学院に入学してヒロインと出会いますが
ヒロインは受様の前世の友人とそっくりで!?
既刊の同タイトル作
「モブの俺が巻き込まれた乙女ゲームは・・・」の続刊で
2人の11才から15才までの成長記になるのですが、
まだまだ終わりませんでした ๐·°(৹˃ᗝ˂৹)°·๐
既刊は2人の出会い編で5才ではまだまだラブ未満でしたが
10代になった本作では攻様と受様の想いの違いが明確で
攻様の独占欲の半端なさがとっても楽しかったです。
受様だけが大切で受様以外には関心が薄い攻様
攻様に強い対抗心をもつ第二王子
王国に留学中の脳筋気質な帝国の第二王子
受様と手芸仲間の騎士団長の息子
料理好きな魔法師団長の息子
本の虫の宰相の息子
5人の攻略キャラとヒロインが勢揃いしての
ワイワイ&ガヤガヤ展開で受様は完全ヒロイン枠です(笑)
しかもヒロインは腐女子で受様は気付きませんが
受様達が推しカプなのですよ。
世界観がしっかりしているのでラブ度未満でも
世界感とキャラの絡みでそれなりに楽しく読めますが
ラブが無さ過ぎてBLとしては物足りないです。
バース性がはっきりする次巻でひと悶着あるのかな!?
次巻で大きくラブ進展することに期待します。