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【あなたと一緒にになる勇気がない】
シリーズ5作目…!5年ぶりの新刊…!
ありがとうございますーーーー!ヾ(*´∀`*)ノ
巻数表記じゃないので念のため順番↓
①無印
②かがやくひ
③またあした
④ひとやすみ
⑤はれのひ ←NEW!
今巻は全方位に福利厚生が手厚かったですね~。
ちびっこ達の癒やしを得たい人も、
藤吉ファミリーを推している人も、
藤吉夫夫の絡みを求めている人も、
松祐CPの続報を待っている人も、
もちろんおとさんや優秀コンビファンも是非!
(↑この3人は脇のみで出番少なめですが…;)
どこを取っても 大 満 足 +゚。*(*´∀`*)*。゚+
今回のポイントはやはり
気になっている人も多いであろう藤吉夫夫の過去。
色々ありつつ結婚に至る経緯が描かれていました。
そして松祐ターンはもぉぉぉぉぉ!!!ね!!!
確実に育まれている愛が可視化されて堪らんです。
(私は松祐推しなので無事萌え殺されました////)
(今巻も一生キュンキュンキュンキュン出来る最&高)
3つに分けてネタバレ込み感想をば。
◆輝とみち
言わずと知れた癒やしの柱。(ひなたも)
初めてのケンカ?は成長の証ですね~!
なぜか弘と松さんの仲の良さを見せつけられ笑い、
(めちゃくちゃ息ぴったりやんか…w)
優秀コンビのやぎさん郵便はホンワカした気分に。
周囲の大人達の優しいフォローが温かくてすごく良かったです。
◆藤吉夫夫の過去
現在の弘を見慣れてるからなんか落ち着かん!
オーラ?雰囲気?が違って常にピリピリしてて。
真生の前はもちろんニコニコはしてるんだけど、
真生と一緒にいられる確約がない不安感をずっと纏ってる感じ。
弘にとって番・夫夫になれたことの大きさや、
子ども達の存在の大きさを改めて実感しました。
昔の弘……、常にうっすら怖かった……(;ω;)
真生はネガティブ期なのでこれまた不安定で、
危なっかしくて見てる方がハラハラしちゃう。
2人の過去は切なくて涙腺が緩みました。
いつか真生が離れていくだろう不安に苛む弘と、
弘の横で堂々と生きていくのが怖い真生の不安。
番になる=真生が離れていくことを意味する。
番にならないことで真生を側に置く弘の苦しみ。
ハマらないピースばかり見つけちゃう感じで
もどかしくて重たくてしんどかった(;ω;)
(松さんはこの2人を横で見てて支えてたわけか…)
(面倒見の良い長男気質がほっとけないの納得だわ)
2人にとっての家族の意味を改めて知り、
愛情いっぱいに育んでる裏の重さを感じられてめっちゃ良かったです…!
◆松さん×祐樹くん
ピュアラブ満載でニヤニヤキュンキュン盛り沢山!
松さんは愛おしそうな目で祐樹くんをずっと見てて、
目でめっちゃ語ってくるやん!って思いました♡
ようやっと舌入れチューした時は
んぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ(∩´///`∩)♡♡
って叫びそうなのを堪えるの大変でしたね。
(嘘。堪えきれずちょっと漏れた)
そんなこんなで順風満帆に見えたのですが、
こちらはオメガバース界。2人は【α×β】
ええ。祐樹くんは運命がないβです (←我、性癖)
このお話は祐樹くん自身が自分で答えを出したのが大きかったと思いました。
松さんは大人で既にブレない答えを持っていて、
運命の番なんて存在は些末なことなんですよね。
でも祐樹くんがそれに気づかなきゃ意味がなくて。
まだまだ無自覚だった祐樹くんが自覚する瞬間が
めーーーーーーーーーっちゃ萌えました!!!!
松さんの大きな優しさや深い愛情は
祐樹くんにとって気づけば当たり前に隣にあって、
自然に馴染みすぎてたってことなんだよね……?
(松さんビッグラブが過ぎるぅぅぅ)
(最高のスパダリじゃん…)
自覚後はキスの雰囲気も一気に変わって、
萌えで息切れしちゃう ∑(゚◇゚///)ハァハァハァハァ////
松祐大好きだーーーーーーーーーーー!!!!
もぅね。ここまできたら。
初セッ…も結婚も子どもも見たいぞーーー!!
あ、でも、おとさんと優秀コンビも気になる。
続編あるかな。あるといいな。
まだまだ読者も側にいさせておくれ(´///`人)
シリーズのファンです。
アニメ化もあってますます人気になりますね。
今回は
みちくんひかり、初めてのけんか
サブCP松尾と祐樹の進展のお話と
主役お二人の過去編、
とかわいい〜ドキドキ〜からの重でおもおもなお話でした。
2人の過去編はいままでのシリーズの中でもちょこちょこ昔話として出てましたがいよいよ!って感じで覚悟して読みました。
まず若い!細い!かっこいい!かわいい!
があって藤吉親子の確執とかお家の事情とか弘婚約者のΩへの恨みとかもーとにかく、やめてー!と思う展開でした。
いやいや2人はいまもーすっごい幸せな家族なんだから頑張って読める!と自分を勝手に鼓舞してしかと拝読させていただきました。
弘のまさかの婚約者(男)登場。しかもα。
はいもう、嫌な予感しかないですね。
弘はスパダリですのでもちろんピンチに登場するのですがとんでもないダークな発言にびっくりです。
大事で大切で失ったら生きていけないくらいの人を傷つけられたんですからそらそう。
そのお相手の多喜くんも同情の余地があるのが、くぅぅ!って感じでした。
悪人は弘父のみです!(笑)
読み終わった後だいぶ呼吸が浅くなっていたのかふかーい深呼吸しました。
これはいちかわ先生も描くの疲れたのではないでしょうか。いつもの余白のある空気感とはまた違う、お互いの思いを激しくぶつけ合うシーンは心臓バックバクになりました。
いやすごい。
こうして2人のもとに耀がやってきて家族になっていくんだと思うといやもう、勝手に感慨深くなりました…よかった…おめでとう…!!
結婚式がまだだった2人のおまたせしました結婚式も2人らしく賑やかでキレイで耀くん最高です。
松尾と祐樹くんが家族になるまで読ませていただきたいです。
ただいま、おかえり新刊発売おめでとうございます!!
今回メインのお話は松尾×祐樹くんの進展と弘×真生の過去の一部に触れるお話でした。
まず松尾×祐樹くん!!もう2人が両想いなことなんて、というか祐樹くんの好意が松尾さんに向いてることなんて読者も周りの人たちもなんなら松さんだってとっくに気づいてるんですよ!!その上でこうゆっくりゆっくり祐樹のペースに合わせて丁寧に気持ちを通わせていく2人が焦ったくも尊い。ようやく!!と言うところにまで今回辿りついたと思うので次巻ではより恋人!と言う感じの2人が見れたりするのかしら…とウキウキしております。しかし年上からの溺愛、最高ですね!!
そして辛いことを乗り越えて一緒になったという設定は序盤からチラホラ見ていながらも初めて詳細に描かれた弘さんと真生の過去話。普段、特に最近は幸せそうで祐樹やみちパパにも愛を語れるくらい満たされた真生を見てきたので大変しんどかった…状況的しんどさもそうですが精神的にめちゃめちゃ抉られる。いつも自信満々で真生への愛に全力な弘さんがものすごく葛藤して板挟みになりながらも真生と離れるのだけは嫌だとブレずにいるのもまたぐっとくるものがありました。本当に辛い過去の一部が描かれただけだろうにこんなにしんどい…今が幸せそうでとても救われます。
どんどん登場人物が増えて、とくに仲良し親族+みち家族が集まってみんなでワイワイするのがデフォになってる感じが楽しそうで多幸感に溢れてて大好きです。本当に大好きです!
随分お久しぶりだと思ったら、前作からもう5年も経っていたんですね。また大好きな彼らに会えたのが本当に嬉しくて、感謝の気持ちでいっぱいでした。
もちろんストーリーも素晴らしく、何度も涙が出て、読後は感動からの放心状態でした。現在の仲良し家族が尊いのは言うまでもなく、2人の過去編が最高で、そこから繋がる皆からのプレゼントのお式が素晴らしくて素晴らしくて。
一方の気になっていた祐樹君カップルも、本音を伝え合ってようやく心が結ばれた様子に、感無量になると共に安堵しました。これが見たかったんですよね。
と書きつつ、2人の結婚式まで見たいですし、松尾家の双子たちの恋の成就も気になりますし、まだまだ続くのを願ってます。そして重要な、ちびっ子たちの可愛さと癒しは外せませんね。
単話配信も追いかけていた、ただおかのはれのひ単行本がついに発売!更にTVアニメが放送中!という、おめでたいこと続きで嬉しいです。
ただおかシリーズは紙書籍も電子書籍も揃えるくらい好きで、友人にもおすすめしています。
最初は、真生さんと弘さんとひかりんの藤吉家を通して描かれる、オメガバ世界での差別や生きづらさと、それに抗う姿や温もりに感動したり、応援したりしながら読んでいました。
真生さんと弘さんは安定カップルなので、二人のいざこざよりも、彼らと外の人たちとの対話のようなものや子育てについてを中心に描かれてきたシリーズだと思います。その中で、二人の過去に少し触れられることはありながらも、彼らがどのような難しさを越えて番となり、結婚したのかは、なんとなく想像するしかありませんでした。
その描き方に物足りなさは決してなかったのですが、こうして描いてくださり、読めたことが素直に嬉しいです。
彼らには、バース性を無視しない一方で、バース性で他者を判断しない安心感があったのですが、それが何故なのか、わかったような気がします。
誰も近付けないほどに気が立って真生さんを抱き締め続ける弘さんが好きです。それでも首を噛まなかった弘さん。本当にすごい。いやほんとすごい。弘さんは私の理解を越えてくれます。
真生さんも本当にすごい。襲われているのは自分なのに、襲ってきた相手の中に自分と同じような苦しみを感じ取ることができるなんて。そりゃ、弘さんは真生さんを選ぶだろうし、真生さんは弘さんを選ぶだろうと改めて納得しました。
そして、何と言っても、松祐カプ!松さんと祐樹くん!
実は、1作目から祐樹くんがお気に入りでした。コミュニケーションが少し苦手な祐樹くん。素直な祐樹くん。
松さんもお気に入りでした。弘さんたちの良き友人で理解者の松さん。
シリーズが進むにつれて、そんな二人が少しずつ近づいていく様子を見ながら悶えていました。こんなに嬉しいことってない!愛おしくてたまらない!松祐カプが大好きです!
前作「ひとやすみ」では松祐カプがひかりんとともに表紙を飾り、とても嬉しかったのですが、二人の仲としてはまだ今一歩というところで。待っていました。待ちきれず、単話配信を追いかけるくらいに待っていました。
αとβのカプである松さんと祐樹くんには、αとΩのカプである弘さんと真生さんとはまた異なる不安や試練のようなものがあるのですが、それ以上に私は、バース性に関係なく祐樹くんが抱えている生きづらさや、バース性に関係なく松尾さんが持ち合わせている心根や人柄の良さが、少しずつ噛み合っていく様子に心を奪われました。
なので、学祭での目隠しゲームで祐樹くんの手を見事に当てる松さんの場面も好きですが、藤吉家にお見舞いに来た祐樹くんの背中を押したのが松さんだった、と明かされた場面が一番好きです。それを思い出すことで、祐樹くんの告白に繋がるのもとても素敵です!
まじであの場面が好きで感動して悶えました!松祐カプを考えるとき、真っ先に思い浮かぶ場面です。単話配信でも何度も読み返しました。
これからも幸せでいてほしいし、もっともっとラブラブに過ごしてほしい!松さんと祐樹くんのこれからをもっと見ていたい!弘さんと真生さんに続く次の結婚式をお待ちしています!
おとと優秀コンビも見守っています!ひかりん、ひなひな、みちるんたちも見守っています!
「はれのひ」を読むと、最初の「ただいま、おかえり」からもう一度読み返したくなります。今まではふわっとしていた弘さんの両親が謝っていた酷い仕打ちなど、あのとき真生さんたちがちらりと思い返していたことは何だったのか、彼らが乗り越えてきたものは何だったのか、それを知った上でもう一度。
「はれのひ」を迎えても、「はれのひ」を迎えたからこそ、ただおかのみんなのこれからをまだまだ見ていたいです。