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"きらめき"
そのタイトルのように、夕と凪の過ごす日常が眩しい番外編です。特別なことなど何もしてない、いつもの、そしていつも通りの世界線の中で浴びるきらめく愛に、心が浄化されていくのを感じました。
余計な調味料などいらない、素材の良さが引き立つストーリーに癒されていくのを感じて欲しいなと思います^ ^
はなびら
パジャマのボタン
夏の風
あつい夜
夕ごはんの匂い
仕送り
写真
さむい朝
ショートストーリー8篇から成る番外編。四季の移ろいと共に2人の相愛をたくさん感じさせてくれる時間の流れに魅了されました。
普段の会話ややりとりがとても微笑ましく、どのエピソードも幸せいっぱいです。
目の前に見える幸せ、耳で感じる幸せ、鼻をくすぐる幸せの匂い、肌で感じる幸せの温もり、懐かしい幸せの味……五感に訴える小さなエピソードたちは、彼らの幸せの象徴そのものです。
今日も明日も明後日も明明後日も、そのあともずっとずっと続いていく彼らのささやかな愛は、ずっとキラキラ。いつもと変わらない1分1秒の日常を大事に過ごす夕と凪の姿にたっぷり浸ることができました。
のんびりだけど穏やかな時間こそが贅沢な時間なのかも知れないなぁ…とこの2人を見ていたらそう思う、そんな素敵な番外編でした。
夕×凪
『あした愛かもしれない』1巻の後の1年間、
2人の日常の愛がギュッと詰まった小さいな8編。
穏やかな2人の恋模様が、
四季ごとに静かにドキドキさせてくれる。
一瞬の瞬間を捉えた8つの小話だけでも、
夕のことが大好きな凪と、
凪のことが大好きな夕が丁寧に綴られている。
2人の愛が確かに生々しく感じられて、
幸せな気持ちがくすぐられるのです。
家、外、ベッドの中、
そして「ただいまー」「お帰りなさい」・・・。
繊細なエピソードの一つ一つが、
2人の日常に溶け込んでいて、
2つの心が寄り添っていく姿に胸キュンする。
四季の移ろいを感じながら愛の深さを噛みしめる、
リアルでピュアな2人の時間は、
何度読んでも温かくて、本当に心が満たされます。
マンガでありながら詩集のような読後感。
日常のなかにある何気ないしあわせな瞬間、風景を丁寧にきりとって一つにまとめた本です。二人の愛や恋に関するものだけではなく、家族からの愛情にも触れられているのがとっても良いです。
個人的にすごく共感?できたのは、帰り道、家の近くで感じたカレーの匂いが我が家だったときの幸福感と、さむーい朝に、なんとか相手にリモコンのボタンを推してほしいという、ほんの少しのズルさのところ。可愛く頼まれると、ほんとうはイヤだけどやってあげたくなっちゃうところ。
単品でも読めますが、1〜2巻の穏やかな日々あってこその番外編だと思います。
電子書籍のページ数で全31ページです。
2巻を読み返して気分が乗ったので買ってみました。Twitterで見たことある気がするかも?って話もあり。特に最後の『さむい朝』が好きです。本編でもオムライスのシーンであったように、真面目な凪が心許して夕に甘える描写が好き。そんな凪を甘やかしてる夕も好き。凪の言い方がまた可愛いんだよな。
リアルではこのバランスが悪くて不仲になるんだよな〜と思いつつ、このフィクションをほんわかした気持ちで眺めるのが幸せである。