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僕はすべてを知っている 7

boku wa subete wo shitteiru

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表題作僕はすべてを知っている 7

加賀 清史
歯科医,遅漏患者,恋人
金沢 悠二
犀川クリニック医師,恋人

あらすじ

包茎治療の研究のため、アメリカへ二年間の海外研修へ──。長年の夢の実現に、心躍らせる金沢。けれど、年下の恋人との遠距離恋愛は避けられない…。思い悩んで相談したけれど、歯科医の加賀は茫然自失!! 理性では行かせるべきとわかっていても、気持ちは少しも受け入れられない。それ以来、加賀との連絡が途絶えてしまい…!?

作品情報

作品名
僕はすべてを知っている 7
著者
高久尚子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
シリーズ
僕はすべてを知っている
発売日
電子発売日
ISBN
9784199609916
4.1

(47)

(25)

萌々

(11)

(6)

中立

(4)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
14
得点
191
評価数
47
平均
4.1 / 5
神率
53.2%

レビュー投稿数14

演出と現実の融合が素晴らしい…!これぞプロの手腕!!!

先ずは…!
高久先生、お帰りなさい!!
体調を崩されていたとは露知らず、、、
あとがきを拝見して驚きました

それでもこうして新刊を届けて下さった事に感謝しかありません…(*'ω'*)‼
本当にありがとうございます!!!

待ちに待った7巻
内容的には大分モヤっと巻です…
5巻や6巻の事を想えば「マジかぁ~。。。」と、思わなくも正直ありません
それでも「神評価」とした理由は、これがシリーズ作品だからこそに他なりません

シリーズ作品としてずっと追って来た2人
特に物語の舞台となる犀川クリニックでのエピソードの数々はお仕事BLの域を超える程の本格的なお話しが食い込んで来る事がしばしば…!
(最初の犀川先生の「美チン」連発発言が本当に懐かしい…!w)

この部分があるからこそ、今回の金沢先生の葛藤や悩みが疎かにならなかったのは作品のリアルさが描かれた結果だと思えました
創作だからこその留学→遠距離、というようなドラマティックな演出を施しながらも、その留学自体の内容はリアル!

遠距離恋愛をさせて物語に起伏を生もうとしている、というスパイス的な扱いではなくて、金沢先生だからこそ留学を選ぶだろう、というキャラありきの展開が、サクッと読み終わってしまう単巻との大きな違いなんだと思います
これは愛されているシリーズだからこそ出来る展開…!

今巻でファンを喜ばす事だってきっと先生なら出来たはず
それでもこの先にある(であろう…!)その道を辿る為に、今はもっとキャラを活かしリアルな選択を優先した結果がこの7巻なんだと思います

最初読んだ時は「そっかぁ、、、こう来たかぁ、、、」とモヤっとはしたんです…
なので先に上がってるレビューや評価にも分かる…!と、独り言を連発しました

それでも少し日が経ち、レビューをこうして書く為に数回読み直したり7巻以前のお話しも読み返してみたり過ごしてみると、やっぱり後々この7巻があったからこそ!と思える日が来るんだろうなあ~と確信出来ましたし、このモダモダの理由自体も加賀先生や金沢先生の気持ちになって考えてみると「大事だから」なんだな、って納得できるなって思えて来ました

大人だからこそ「大事なもの」はひとつだけじゃない
ロマンティックではない考えかも知れないけれど、決してそこに愛が無い訳ではない!
仕事もパートナーも大事
仕事を疎かにしないアナタが大事
だから自分を失ってはいけない
自分の為にした事が相手の為になるはずだから、、、
この説得力を示す為のリアルなお仕事軸(今回は研究)がやっぱり素晴らしい…!

ここに高久先生のプロフェッショナルを感じます
片手間に犀川クリニックのお話しを想像で描いている訳じゃないのだろう、というのが素人ながらに伝わってきます

高久先生のプロ根性は過去の意欲作も含めて信頼しかありませんからね!!!

ゆっくりじっくり続刊を引き続き楽しみに待っています(*´▽`*)♡

3

ふたりで幸せになるために、乗り越えて欲しい

重たくつらい展開ではありますが、金沢先生と加賀さん、どちらもお互いの本音や弱さや見せ合えた、大事な巻になっているのではないかと思います。 

金沢先生が酔っ払って言った「結婚しましょうよ」
加賀さんは本当に嬉しかったんだろうな…
一緒にいたいと願って、用意していた指輪や言おうとしていた言葉。
アメリカ行きを知らされて、それをぐっと飲み込んだ加賀さんの気持ちを考えると本当に苦しいです。

でも今までだったら、顔色を変えることなく「行ってらっしゃい」しか言わなかったはず。
行って欲しいも行かないでも、どちらも加賀さんの本音で、金沢先生を悩ませるとわかっていてもちゃんと伝えられたのは、本当に金沢先生のことが好きだから。

最初こそワイルドで強気に見えた加賀さんだけど、本当は、ビビリで怖がりで、感情的でわがままな部分もあって、甘えたがりで、それをぜんぶさらけ出せる人を、わかってくれる人を求めていたんですよね。
金沢先生ならそういう心を預けられると思ったし、金沢先生もそういう加賀さんを理解してそばにいたいと願った。
そんなふうにようやく通じ合えるところだったから、今回のアメリカ行きは正直ほんとうにタイミング悪っ!(犀川父があともう少し残ってくれてればよかったのに)

ふたりがたくさん悩んだすえに出した「行ってきてください」と「待っててください」には心からの誠実な気持ちがこもっていて、とても好きな場面でした。
さいしょのころ、加賀さんが好きかどうかもわからなくて悩んでいた金沢先生だったのがウソのような、揺るがない決意と思いが伝わってきました。

そして、アメリカに出発したときの金沢先生からのメッセージ。
これを見た加賀さんの表情がたまらん…!
涙うかべて、微笑んで。
きっとこのふたりはもう大丈夫なんじゃないかなと思えました。

が、順調に思えた遠恋でも波乱が。
研究が思うように進まず、帰国がのびることを恐れる金沢先生、無理してどんどん体調を崩していきます。
様子のおかしさに気づき、加賀さんは犀川先生のもとを訪ねますが、やっぱり犀川先生ってちゃんと見てるしわかってる。お見通しなのは美チンだけではなく。僕はすべてを知っている…

渡米の前に「待っていてください」と言った言葉を、自ら揺るがす金沢先生。きっときっと、加賀さんがびしっと気持ちをぶつけてくれることを祈って、次巻を待ちます!

2

じれんま!

7巻待ってました!!!
続きが読めて本当に良かった……

tnk問題も二人なら!の信頼関係を築けたのに
相手を思うからこそ言えない…頑張りすぎてのこじれ!!

服の上からも美tnレーダーの働く包茎治療の名医のトンチキスパダリラブコメから始まって、院内の標語にクスクスしてたとこから、研修医問題やら恋か仕事か!!
どっちの情熱も愛も深〜〜〜い物語になるとは!!!!

金沢先生の愛のおかげで加賀先生の早とちり(?)や寂しさ伝えれたのはとても可愛くて前進も前進なので、あと一踏ん張り!!!

1

溜め込むふたり

ずっと待っていました。やっと読めて、そこは本当に嬉しい!
だけど…

完結じゃなかったんですね。
いえね、バタバタ終わらせるのも違うから続くのはいいんだけど、今作は普遍的な展開に終始していたと思います。
あとがきによると先生は体調を崩されていたようで、だからここは先生のリハビリ巻かもなぁ…と感じた次第。

前巻で恋か仕事かの古典的命題が出てきて、ここはまあ思った通り金沢がアメリカに行くことにはなりましたが、アメリカでの研究はトントン拍子に行くはずもなく、かの地でもまたぞろ「恋か仕事か」が立ち昇ってくる。
しかも2人揃って泣き言も相談もせず自分で溜め込むタイプだから、テッパンの「誤解とすれ違い」展開。
苦しい。
でもさ。これ私がトシだから余計そう思うんだけど、2年てあっという間よ?
悶々としてないでビデオ通話でもしてさ、2人して「会いたいよぉ〜‼︎」って泣けばいい。
…と身も蓋もない感想抱いてます。
加賀の元カレってこんなのいたっけ?そもそも加賀ってバイだったっけ?ってもう忘れちゃってて、3巻くらいから読み返しました。5巻とかホント面白くて、やっぱり加賀x金沢を見届けたい。
今回の内容は正直平凡だったけど、次の期待も込めて「萌x2」で。

3

僕はすべてを知っている 7

待ってました
続きが読めてとても幸せです
7巻で、終結はしていません
それに関しては8巻に大きな期待を抱いて待ちます

7巻、ボリュームもありますし内容も読みごたえがありました
金沢先生と加賀先生の不器用さが際立ってました
二人ともきっとめちゃめちゃモテるだろうに
恋愛に恵まれなかったのはこれが原因だろうと推察します

犀川先生がとてもいい男でした
本当に格好いいです

ずっと待っていた続きが読めたのはとても嬉しいです
このまま二人が納得して二人らしい選択をするのを見守り続けたいです

3

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