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夏だ!ホラーだ!ということで、コチラ。
電子単話。
出会いは歩道橋。
傍目には立ち止まっていただけ。でも彼は止めてきた。「呼ばれてたから」と。
「わかる/視える」壱千(いち)と今は一緒に住んでいる春永は、同じ大学に通っている。
ゼミの教授は壱千の能力を知っていて、単位と引き換えに案件を紹介してくる。
今回の案件は、共働き子ありの35才女性。変な写真が撮れたという。
彼女の家に向かう壱千と春永。
玄関に出てきた彼女を見た途端、首がコロリと落ちる幻を視る壱千。
怯える彼女に壱千は…
壱千は、彼女に起きる心霊現象を解決します。
並行して、過去春永に起きた哀しみ、壱千との出会いで救われた心、今壱千に寄せる想い。
一方、好きなのに/好きだから、踏み込めない壱千の怯え。
壱千は人の恐ろしい側面を見過ぎているから、なのかな。
結局恐ろしいのは人の心。
さて、彼女がなぜ恨まれてるのかがよくわかんないんです。結婚した事?男を盗ったの?またはお友達の方は同性愛的に好きで憎さ百倍になったとか?
そこをもっとはっきりさせて欲しかったです。