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モーニングムーンに奪われて

morning moon ni ubawarete

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表題作モーニングムーンに奪われて

長谷川朔眞、大学教授、みつきの幼馴染、28歳
朝丘みつき、大学1年生、18歳

その他の収録作品

  • 描き下ろし:〜十六夜月にはご褒美を〜8P
  • あとがき

あらすじ

「不毛で醜いこの気持ちを、お前にだけは知られたくなかったー。」大学入学を機に10歳年上の幼馴染・朔眞の家に半ば強引に転がり込んだみつき。成長するにつれ疎遠になるも変わらず朔眞を慕っていたみつきだが、朔眞には「俺に関わるな」と強い拒絶を示される。ある日の夜、酔っ払ってしまい、朔眞に介抱してもらったことがきっかけでみつきは朔眞とキスをする夢を見てしまう。同性に対して初めて抱く気持ちに戸惑うものの嫌悪感はなく、むしろ朔眞との距離にもどかしさを感じるみつきだが朔眞にはみつきに優しくできない"ある理由"があるようで…。

作品情報

作品名
モーニングムーンに奪われて
著者
芽生 
媒体
漫画(コミック)
出版社
Jパブリッシング(ジュリアンパブリッシング)
レーベル
G-Lish Comics
発売日
電子発売日
ISBN
9784866696942
4.1

(39)

(15)

萌々

(18)

(3)

中立

(1)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
10
得点
157
評価数
39
平均
4.1 / 5
神率
38.5%

レビュー投稿数10

健気な一途受け

 攻めも受けのこと好きだけど、それ以上に攻めが好き好き大好き(恋の自覚なし)な一途受け!
 幼い頃から一緒にいる、28歳×18歳の年上攻めと年下受けの年の差!
 高いところに物を置けなくて背伸びする受けの後ろから物を奪い、軽々と代わりに仕舞うほどの身長差20cm! 尊い。
 年下受けの健気に好意をぶつけるのが可愛い。
 攻めがゲイだと知り、男同士の性行為について調べてるときに、攻めと自分がしてるところを想像して慌てる場面や、手を出されなくて必死に誘惑するシーンが可愛かった。

1

スタンダードな良さ

絵柄がすごく好きです。
魅力的な表情から何気ない立ち姿まで、線の引き方が自然でとっても素敵でした。
現代の2人も子供時代の2人もどちらもいいなあ。
みつきのお兄ちゃんと朔眞の関係性も好き。

年の差がある幼なじみものといえば…が良いバランスで描かれています。
親友の年の離れた弟であり、突然居候として舞い込んできたみつきを迷惑がっている朔眞と、それでも健気に慕うみつき。
BLセンサーが敏感な方ならば、序盤の時点でこれはどう見てもどちらもどでかい気持ちを抱いているに違いないぞと確信するはず。
なので、「分かってはいるけれどその先が見たい」を追いかけて楽しむお話かなと思います。

年の離れた幼なじみのお兄ちゃんとの焦ったくも切ない同居生活の様式美が詰まっているわけなのですが…
前半はみつきの無自覚で健気な一途さを。
そして、後半はなぜかみつきに冷たかった朔眞視点でその答え合わせができるんですね。
いかにみつきのことを大切に想っているのかが伝わりつつ、だからこそ宝物に触れないよう葛藤する朔眞の揺らぎがよかった。
どうにか線引きしようと思いながらも、完全に冷たくはできない矛盾した気持ちがおいしいです。

朔眞に対しては常にオープンなみつきの真っ直ぐさと愛らしさが、朔眞の理性をパリパリと破壊しかけたところで終わってしまったのが少々もったいなく感じこちらの評価になりましたが、他者に乱されることなく2人の関係性にだけ集中して読める1冊だと思います。
独占欲が強めな溺愛過保護攻めの香りがする朔眞と、朔眞大好き!甘え上手なみつきのその後がもっと読みたかったです。
きっととびきり甘いCPになると思うんですよね。

1

10歳差ゆえの葛藤が沁みる…

塩からの甘々が沁みわたる…!

本作のテーマは年の差幼馴染み。
10歳差という年の差ゆえの葛藤に切なさを掻き立てられました。

主人公のみつきは進学を機に兄の親友で、10歳年上の幼馴染みの
朔眞が助教として勤める大学に入学し、家に居候することに。

子供の頃から大好きな朔眞との同居に喜びを隠せないみつきですが、
対する朔眞の態度は昔とは変わって冷たくて…。

一緒に住んでいるのにもかかわらず家で一緒に食事をすることもなく、
学校では声をかけるのもダメで、お弁当を作っても受け取ってもくれず…
と塩対応がすぎる朔眞。
しまいには「みつこのことだけど…ホント迷惑なんだ」と
朔眞が自分との同居を解消したがっていることを知ってしまいます。

ここまで拒絶されては心が折れてしまいそうなものですが、
みつきには実の兄のように優しかった頃の朔眞との思い出があり、
だからこそまた昔のような関係に戻ることを諦めきれないのでした。

頑なにみつきを避け続ける朔眞に胸が痛み、
このままツン続きだとしんどいかも…と思っていると、
死角からの突然のデレが…!

ある日、大学の飲み会で酔っ払ったみつきを迎えにきてくれた朔眞。
歩けないみつきをおぶり優しく諭す様は昔のちょっぴり過保護で
優しいお兄ちゃんのままで、やっぱり普段の朔眞は彼の素顔では
なかったんだな…とほっとし、あたたかい気持ちにさせてくれました。

であれば、どうして冷たい風を装っているのか…
朔眞の視点に切り替わることでその胸中が明かされます。

みつきが生まれた頃からその成長を見守ってきた朔眞。
弟のように可愛がり、懐かれて、朔眞にとってみつきは
かけがえのない存在となっていました。

それはあくまで親愛。
けれど、みつきが成長するにつれてその感情は
次第に性愛へと変化してゆき…
誰よりも大切な存在だからこそ
みつきを恋愛対象として見てしまう自分が許せなかった朔眞。

これまでのみつきへの冷たい態度の理由が明かされたことで
イメージが一転した朔眞ですが、誰にも言えない恋心が切なすぎます…!
みつきに辛辣に接することで自身もしんどい思いをしていたなんて…
デレ不足とか思っていてごめんなさい!

そして、そんな朔眞の気持ちを知ってしまうと、
今度は何も知らずに無邪気に朔眞を慕うみつきが罪深く見えてきます。

てっきりみつきの朔眞への気持ちは恋愛だと思い込んでいたのですが、
“大学生になったし彼女作った方がいいのかな”なんて独白があって
まさかの無自覚発覚にびっくりしてしまいました…。

そのくせ朔眞から眠っている間にキスされていたことを知ると
嬉しそうだったり、無垢もいきすぎるともはや罪!ということですね。
良くも悪くもみつきがピュアすぎるんです。

はじめはみつきが朔眞に振り回されていると思っていたのですが、
読み進めていくうちに翻弄されていたのは朔眞の方だったんだなぁ…と
印象が変化してゆきました。

「大好き」を容赦なくぶつけられ、抱きつかれ、
それでも耐え続けた朔眞、ほんと偉すぎる…。

苦しんでみつきへの情欲を捨てきれない自分を責め続けた朔眞ですが、
最後の最後はみつきの粘り勝ちでした。

朔眞に嫌われること以外に怖いことなどないみつきのまっすぐな告白に
救われた朔眞。
だって、朔眞だってみつきのことをずっと好きだったんですもの。
そりゃ、拒めるはずなんてありません。

たくさん遠回りをして、念願の恋人同士になった2人。
これまで冷たかっただけに恋人になってからの
朔眞のデレの威力が凄まじすぎてキュン不可避でした。

恋人同士になってもみつきを大切に想うあまり
中々手を出してくれない朔眞でしたが、みつきから迫られると完敗!

以前と変わらずお兄ちゃんとしての体裁は保ちつつも、
一度タガが外れてしまうともう超絶にあまあまで“雄”な朔眞の
いつもとは違う一面にドキドキさせられてしまいました///

本編では初めてのみつきを気遣ってHは途中までな二人でしたが、
描き下ろしの温泉旅行ではがっつりイチャ甘なエッチが描かれています♪
他の客にみつきの裸をみせたくないという朔眞の独占欲も垣間見れて
ニヤニヤしてしまいました。

1

年の差恋愛。朔眞の顔が美しいです。

攻めの朔眞は、友人の弟で10歳の年の差があるみつきへの恋愛感情を醜いものと、考えています。みつきは、小さい頃から実兄よりも大好きだった朔眞と、いつも一緒にいたいと思っていますが、それがどういう感情なのかは意識していません。
このお話は、両想いなのに、なかなかその気持ちを恋愛という形で表現出来ない二人のお話でした。
攻めの朔眞の顔がとても美しいです。男臭い感じはなく、メガネをかけた感じは少しインテリな感じですが、普段の姿は普通の服でも綺麗に着こなすイケメンです。受けのみつきは、本当に小さい頃からの朔眞目線の姿が描かれていて、そのどの時代のみつきも可愛らしいです。でも、その可愛らしいみつきを恋愛の対象としてみてしまったという事が、朔眞の苦しみなんですよね。
でも、そんな朔眞がみつきを遠ざけようとしたりするんですが、みつきは離れたくないって。
みつきを拒否しながらも、昔から苦しい時に、側にいてくれた存在だったのがみつきだと気づく朔眞。
自分とみつきを太陽と月の様に、付かず離れずの関係で居たかったという朔眞の気持ちはとてもグッとくるものがありました。朔眞はみつきが大切過ぎてほんとうに、なかなか手を出さないのが良かったです(ラストはようやく結ばれました)。
作中で月を見上げる場面が何度もあり、月を見る度にお互いを想っているのかな?という表現が良かったです。(朔眞もみつきも月をイメージさせる名前なので)
それにしても、朔眞がみつきと知り合ったのはいつだったのかは、読むと驚きでした。そりゃあ、みつきが可愛くて大切で仕方ないなと、納得でした。
みつきが自分の気持ちは恋愛なんだと徐々に気づいて、そして嫌われたくないと思いながらも、どんどん朔眞に懇願するようにアタックしていくのが、見ていてとても可愛らしくて。年上男が堕ちる様子が楽しめますよ。

1

年の差だけでなく、身長差な二人が良き良き♡

兄の友達で、ワケあり助教とその助教を一途に慕う大学生との同居BL。


幼い頃から攻めを慕うがあまり、家族の強い押しもあって、ルールは厳しいけれど攻めの家で同居する受け。


好きだからこそ攻めと一緒にいたいのに、なぜか攻めは受けとの距離を一定数保とうとする。
その距離感が淋しい受け。
どうにかその距離が縮まらないか思案しているが、受けの兄と攻めが電話をしている内容を聞き、自分の存在は迷惑なのだショックを受けてしまう。

しかし、実は攻めにはなにやら秘密があり、、、
というお話です。

こちらの作品のなにが良きかというと、受けを好きな攻めが好きすぎるが故に、受けへの気持ちを抑えていること。

また、両思いになってもしばらく攻めと距離感を取っていたのが、受けへの気持ちが増大すぎるが故の距離感だったのにキュンときました。
攻めのガマン…好き♡
そして、迫りくる受けにガマンできなくてつい反応しちゃう攻め、大好物です♡


両片思いっていいですね!
しかも守り、守られっていう一方通行じゃない感情も良きです!!

デビュー作も良きでしたが、個人的にはこちらの作品のほうがより好きかもしれないです!!

1

2人だけの世界で閉じないでね

 萌2に近い萌評価です。初めて読む作家さんでしたが絵のタッチも、メイン2人のビジュアルも好みでした。お互いが過去からどんな風に相手のことを想ってきたか、徐々に明かされていく流れも、実際の過去のシーンも素敵でした。みつきが幼少の頃の兄や朔眞とのやりとりは本当に微笑ましくて、温かい気持ちになれました。

 ただ、どうしても気になったのがみつきのあざとさというか、幼さです。朔眞の呼び方、彼への甘え方、仕草、口調など、いろんなものが子供の時のままなんですよね。もちろん、朔眞を慕う気持ちは変わらないから、変わらぬ部分があってもいい。けれど、大学生になったからには年相応に成長した部分も欲しかったなと。あとは大学助教と生徒という設定が美味しいので、もう少しその設定を楽しみたかったなと思いました。没案の教師生徒モノもいいなと。

0

好きの対比が良かったです

隠さなきゃいけない「好き」と正面から言える「好き」
みつきがさらっと「ただ好きなだけだから」と朔眞に言えるのは邪な気持ちがないからで、朔眞はずっとその「好き」を秘めている葛藤でうまくみつきに接する事が出来ない

2人の「好き」へのすれ違いが切なくて、早く想いが重ならないかな、、、と見守るように読みました

10歳も年上で大人だけど繊細過ぎる朔眞に対して年下で幼馴染というバックグラウンドからそのまま育ったみつきの純真さ
あれくらい純真さを武器に鈍感(悪い意味ではないです)でいける位があの繊細さには必要だったんだな、とこの2人のデコボコながらもお似合いな所に妙に納得しました

さすが、名付け親なだけありますね!!
兄の扱いが雑な感じもちょっと面白かったです
でも自分も「仙太郎」よりは「みつき」の方が似合ってるとはおもいました笑
仙太郎もいい名前ですがw

イラストがとても作風に合っていて、セリフやモノローグの量もとても丁度良くて本当に最後まで読み易かったです

生まれた瞬間から相手を知っている!という設定も良く考えたらすごくエモいなって思いました
読んでみて良かったです!

2

美しくて目が幸せ

ものすごく絵が綺麗!
Xで流れてきた試し読みが面白かったので購入したのですが、ストーリーももちろん良かったし絵の美しさにも心奪われた作品でした。

歳の離れた幼馴染の朔眞に昔からべったりで、大学生になった今もその背中を追いかけているみつき。
彼の気持ちは読み始めてすぐ、その言葉からも表情からもビシビシ伝わってくるくらい「朔ちゃん大好き!」がただ漏れ。
でもその"大好き"はどこからくるものなのか本人はまだ無自覚なんです。
純粋に"朔ちゃんのそばに居たい"という感情だけがみつきを動かしているので、どれだけ朔眞に冷たくされても全然めげない健気さが可愛すぎます。
自分の気持ちを抑え込んでいた朔眞としてはどれだけ大変だっただろうか…思うほどに、可愛さが炸裂していました。

朔眞自身は生まれたときから見てきたみつきに対して、好きだけでは動けない様々な葛藤があるのですが。
でもそのぐるぐる考えていた部分をみつきはポーンと乗り越えてくれて、抑え込んでいた気持ちごと救わってくれたのが本当に嬉しかったです。

10歳差って結構離れてると思うんですが、その差を感じさせない幼馴染の距離感にも萌えました。
切なげなところと甘さのバランスもばっちりで、すごく面白かったです。

3

受けの恋心の自覚 攻めの押し殺し恋心 繊細な恋模様

朔眞×みつき


10歳年の差の幼馴染。

大学1年生のみつきと、
兄の親友でもある朔眞は同じ大学の教授。


憧れから恋心を自覚するみつきの透ける気持ちと、
恋心を押し殺しながらも漏れ出る朔眞の本心に共感せずにはいられない。
ゲイの葛藤と痛切さが鋭く刺さって、
切なくて繊細な恋の行方に胸が締めつけられた。


疎遠していた朔眞と再会するみつき。
親の押しで同居を始める2人。
大学内では知らない人のふりをするなど
朔眞から冷たい態度を取られて、
敬慕する朔眞への戸惑うみつきに自然と感情移入していく。

曖昧な境界に揺れる関係ともどかしい距離感の中、
みつきが恋心に気づく過程が見どころで、

最もグッとくるのは、
クーデレな態度(カッコいい!)の裏に潜む
朔眞視点での本音!
大体予想できるけど、
ゲイで腐った汚らわしい感情や深い絶望感、
自己嫌悪の念に苛まれながら、
閉じ込めようとする真実の感情が切なくて切ない。
自己防衛のためにも、
みつきを傷つけないためにも、
距離を取ろうとする姿が痛くて・・・それでも愛しい。

両視点で滲むお互いへの気持ち、
幼馴染、保護者、男同士に揺れ動く心理、表情まで丁寧に描かれていて、
お互いへの気持ちの葛藤から生じるもどかしい距離感にハラハラさせられて、
朔眞の抑え込もうとする恋心が、
みつきの純粋な想いに包み込まれていくという
朔眞の苦しみがみつきによって救われるような関係性にほっこりしてしまう。

みつきの不安と朔眞の内面が切なく感じられながらも、
愛情に満ちたお互いへの思いやりからの温かさにじわじわして、
恋の心地よさと甘さと安心感が溢れるラストが素晴らしい。
感動的で心を打たれるう作品でした。



・コミコミスタジオ限定特典 4Pリーフレット
#メンズバッグの中身:
みつきと朔眞のプロフィールと、
それぞれのバッグの中身を公開する。

2

10歳差幼馴染の一途で健気で臆病な恋

朔眞とみつき
朔眞はみつきの兄、洋介と小学校からの親友で家族ぐるみのお付き合い
そんな洋介に弟、みつきが生まれたのが朔眞と洋介が小学校4年生
10歳も離れてる事もあり兄洋介はみつきを溺愛♪
溺愛といってもほんと純粋に弟が可愛くって仕方ないという良き兄としての溺愛で、そんな兄についてまわる幼きみつきがまた可愛い~
BL的展開の溺愛ではないほのぼの系な2人に癒されます

溺愛する兄を尻目に兄より朔眞に懐きまくるみつきwww
ココもココでほっこり可愛い~♡

そんな温かな思い出がたくさんある幼少期を経て暫く疎遠だった朔眞と再会したみつき
朔眞が助教で働く大学に入学
入学を機に朔眞の母の半ば無理やりな提案で朔眞のお家で同居する事になったみつき

でもなぜだかあんなに仲の良かった「朔ちゃん」はみつきと距離を置きがちで、、、
それでもずっと「朔ちゃん」が大好きなみつきは尻尾をぶんぶん振る子犬の如く変わらず懐きまくります
なかなか埋まらない2人の溝
だけどある夜をきっかけに、朔ちゃんからみつきへ告げられるみつきの知らない朔眞の事…
この事から2人には更に距離が生まれてしまいますが、、、

と続きます
年下の天真爛漫な「好き」の矢印
その矢印の「好き」の意味と自分の抱える「好き」の想いの違いに目を背けてしまう拗らせクーデレ攻め

どちらも本当に一途!!!
一途で健気・・・!!!
相手が大事だから動けなくなってる年上の苦悩、、、
悩める美人なイケメンの耐える姿に大変萌えますし、耐え抜いた先の解放には萌え転がります♡

そして兄、洋介の存在が大変有能な緩衝材(о´∀`о)
10歳差でずっとみつきを大事にして来た朔眞、、、穿った見方をすればちょっとその思考はヤバいんじゃない?という設定かも知れない…
(私自身は創作内でのこの設定は全然許容範囲なんですけどね♪しかも今回は純愛感ありますしね?)
でも、そんな万が一の可能性に対しても、明るくカラッと「ショタコン君!」という発言を以てして笑いにさせつつ、もしかしたらモヤっとするかも知れない読者の溜飲も下げる効果を発揮していた気がするんですよね
この兄、洋介の存在はかなり大きかった気がする…!と同時に先生のキャラとストーリーの動かし方の上手さに感心しました(ღ˘͈︶˘͈ღ)

初めての作家さまの作品でしたが今後も読んでみたいな!って思える作品に出会えました♡
お話しの上手さもありますし、今回はメインキャラ達には約20年の時間の経過があるのでその時代に合わせたキャラの描写が存在します
幼少期も青年期も成人期も、しっかりとそれぞれのキャラのそれぞれの時代に合わせた描き分けがされていてイラストで魅せる力も感じられたのが何よりも今後も読んでみたい!!と期待したいポイントでした
イマドキ感のあるスッキリとした画風で見やすいのも良かったです

お話し自体に過度な緩急や大仰なドラマティックさはないけれど、緩やかな心の揺れをしっかりと追っていく丁寧さを感じるお話しでした
とてもこのお話しを象るキャラ達に合った空気感を感じさせる統一された世界でした

この作品の雰囲気にあった濡れ場も丁度良かった気がします
流れ的には無くてもいい位かも知れませんが私的にはあって良かったですし見れて満足でした
折角描写の上手い作家さまなのでそんな先生がどんな濡れ場を描くのか?はやっぱり見たいですからね~( ´3`)~♡下世話な人種なんでね、私♪
描き下ろしの、これぞ年上甘やかし!な濡れ場、、、良かったです♡
攻めも受けも気持ち良さそうな表情は見ていてとても気分が上がります⤴⤴

カバー下でしょうかね?プロット案が読めるんですが、、、
是非、いつか(次回作でも大歓迎!!)その≪案1≫と≪案1調整≫を共にお披露目して欲しい~~~~(>ω<)と個人的には萌える設定、、、‼
読ませて下さい!お願いします!!

そんな次回作への期待も大いに込めて、限りなく神に近い萌2評価ではありますがプラス加点で今回は神評価にしました
良き御本、良き作家さまに出会えました
嬉しい~~(♡´∀`♡)

6

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