ぶっきらぼう男子×ワケあり大学生、痛いほどリアルな青春ラブストーリー!

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表題作Happy Birthday ちとせくん

高鷹和也
高2(野球部)→20歳
多田千歳
高2(野球部キャプテン)→大学生,20歳

あらすじ

「千歳(ちとせ)の誕生日、めっちゃ祝うわ」
大学生の千歳は、ひとりむなしく過ごす誕生日の夜に、高校時代のある同級生の言葉を思い出す──。

高校2年の時に転校してきた高鷹(こうたか)は背が高く、かっこよく、スポーツ万能。そんな彼と野球部でバッテリーを組むことになった千歳は、不愛想な彼の本質を知り心惹かれる。お互いに少しずつ意識し、お付き合いを始めたふたり。
初恋人との交際は楽しく、浮かれる千歳だったが、進路の話をきっかけに高鷹とすれ違ってしまう。
そのまま卒業を迎え、高鷹と連絡を取ることもなくなり……。

2年前から止まったままのメッセージ画面。
千歳はついに、新しいメッセージを高鷹に送る。

ぶっきらぼう男子×ワケあり大学生、痛いほどリアルな青春ラブストーリー!

作品情報

作品名
Happy Birthday ちとせくん
著者
上野ポテト 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ホーム社
レーベル
アイズコミックス.Bloom
発売日
電子発売日
ISBN
9784834265514
4.6

(251)

(184)

萌々

(47)

(17)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
43
得点
1161
評価数
251
平均
4.6 / 5
神率
73.3%

レビュー投稿数43

評価高い理由分かります

最高に良かったです。普通にドラマでも見たい〜ってなっちゃいましたし、番外編あるなら再会後の裏濃厚話も読みたいなーって思いました(=^・^=)♪

過去話中心なんですが野球少年時代のまさに青春時代の話が本当にキュンキュンしたのと、高鷹くんの葛藤やら他、ちとせくんとのすれ違いからの最終的に東京でタイトル通りちとせくんのお誕生日の時に再会する二人。本当泣けるわーっておもったのとまじで最高すぎんかってもう語彙力ない感想ばかりでいっぱいです笑

0

かわいい

本当にかわいい、ふたりとも。

次回は
メリークリスマス ちとせくん

お願いします!!

ホーリンラブブックスの小冊子も最高でしたので、
おすすめです。

0

甘キュンな過去の思い出と現在の状況との対比が切なくてじんわり……泣

話題になっていたこちら、ようやく読めました!皆さん良かった良かった!!と手放しに言っている声ばかり聞いていたので、少し捻くれてそんな事ないだろ〜と斜に構えて読み始めたのですが……。
読みながらジワジワジワジワ、甘くてキュンときたりグッと切なくなったり。感情があっちこっちに揺すられ、『あぁなるほど、これはいいわ』と最後は私も拍手を送っていました。

高校時代、野球部のキャプテンだった千歳くんが今作の主人公。彼は自分が男性に興奮するいわゆる『ゲイ』なのだとほんのり自覚しながらも、周りの友人達にカミングアウトすることなくその中に溶け込んでいます。そんな中引越して来たのが高鷹。彼は野球も上手く背も高く、弱小チームにはもったいないぐらいの男でした。そんなある日、千歳くんが部室でエロ雑誌を見て(しかも男性の身体)興奮しているところを見られてしまい……。

二人が仲良くなるまでの過程からお付き合い中の二人のやり取り、そして『自然消滅』するまでがとってもリアルな高校生を描ききっていてすごく身近…というか「いる、いるわこういう子達!」って思わせてくれるんですよね。二人とも決して派手ではなく、真面目でだけど高校生らしい性欲も持ち合わせていて、触れてみたいし触れられたいし、ラブホにも行ってみたいし。それでいて親の目は気になるし、相手に素直に伝えるには気恥しさや周りの目も気になって言えなかったり……。そんな高校生あるあるな性格や気持ちを「誕生日」を主題にとても丁寧に表現されていました。
高校時代はとにかく二人が可愛いし、キュンっと甘くて。
その分、大学生になった現在、1人になってしまっている千歳くんがなんの連絡もないLINEを見ている姿が切なくて切なくて。

過去が甘い分、現在が切なく、その対比がさらにラストシーンを感動的なものにしてくれていると感じました!
1冊で甘さも切なさも味わえて最高でした!

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野球部BL

とても良かった。
高校の野球部に転校生が入部してくる。背が高くてシュッとしたイケメンだけどちょっと天然な攻めが受けや野球部のメンバーと仲良くなっていく様子が青春で良い。そして恋人になった二人の様子もとても微笑ましい。

受けが大好きで愛が重めで天然な攻めが可愛かった。

今まで特別に思っていなかった受けの誕生日が、攻めがめっちゃ祝うと約束してくれたのに果たされなかったことでしこりになっている描写も切ない。あとバイト先の人間関係の描写が生々しくて面白かった。二人の恋が過去の切ない思い出にならなくて良かった。

受けが送った数年ぶりのLINEが「祝えよ!」なのも可愛かった。そこからの怒涛の展開も最高。攻めが未練タラタラで重くて良い。受けを祝う食べかけのホールケーキも好き。

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純朴すぎる~

「美河」「乙合」っていうと、三河、美合、男川、乙川とかの駅名を連想するんですが、上野先生は三河のご出身なのでしょうか。
美合駅にも男川駅にもサイゼはないようですが、「やっぱ名古屋の方行くん?」というセリフがあることからも、なんとなく愛知県南東部が高校時代の舞台のようで、愛知県出身者としては嬉しい限りでした。
でも、自分よりデキる奴が入ってきても妬まずあっさり受け入れる部員たちとか、グローブで隠しつつのヒソヒソ話とか、ラブホまで行ってイチャイチャするだけの高校生とか......。
いくら何でも純朴すぎてホント可愛いかった!

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