電子限定おまけ付き
同人活動の作品から大好きだった先生の作品、キャラの魅力はもちろんのことやはりストーリー構成が本当に刺さりました。
大学内で便利屋を営む快活で人好きのする先輩東×性的マイノリティ故に自虐的なイケメン大学生柊月
1巻は柊月メインのストーリーでした。
中学でゲイであることに負い目を感じる出来事を経験し、高校でゲイであるがゆえに自分を蔑ろにしてしまう経験をした柊月。
自分のことは諦めているのに他人に対しては思いやりのある言動ができる柊月のもともとは明るくて人好きというプロフィールをみて納得したし切なくなりました。
そんな柊月に対して自分も自分の気持ちも大事にしろと熱意をもって説いた東の気持ちを受けてからの柊月と先輩の対峙シーン。
柊月の渾身の叫びがめちゃめちゃ沁みました。
それを受けたからこそ先輩も本当に失恋を悟り、気持ちをこぼしたんだろうな…なかなかのクズな一面もありますが、先輩は先輩で本当に柊月が好きだったのを感じて切なかった…
現状3巻までは続きたい、とのこと!
まだ東の過去も家族もひと悶着ありそうですし、何よりラストでようやく恋が動き出そうとしているので今後の展開も楽しみです!!
初めての作家さまです
作品タイトルやあらすじに書かれている「便利屋アズマ」の東 洸くんは表紙の子ではありません♪
表紙の子は東くんが依頼を受けてラブレターを届けた柊月(ひづき)のぞみくんです
試し読みで分かる始まりはこののぞみくんの物語っぽくスタートです
しかも少しシリアスな雰囲気が気になる始まり
少しドキドキでどんな感じかな?と進んで行ったらバーーンと現れる、まごう事なき200%ワンコ(後に大分男前要素がプラス♡)な東くんの登場
始まりこそ不穏な空気でしたがその後の展開はとても和やかに進みます
まさにこの東くんの存在が成せる業ですね!!
楽しく読めます!!
そして楽しいだけではない「読ませる」展開にも無理なく牽引してくれます
序盤の扉絵でキャラの設定評を挟んでくれるのも親切設計
のぞみくんのミステリアスなキャラも誤解をせずに読んで行けるのは私のような読み下手にも良き計らいだと思いました
ネタバレやん!って程ではない位にキャラの性格にも触れてくれるのもしっかり抑えておきたい所ですね
作家さまがこのお話しを読者に読ませてくれようとする工夫に好感触です(о´∀`о)
このキャラ設定を間で読めたことはすごく先の物語を読む助けになってました!
変に穿った角度でのぞみくんを見てしまう事もなく、むしろ彼の心情を慮って読む事が出来ました
自己肯定感が低い訳でもないけれどどこか人に遠慮をしてしまう、分かり易くはないけれど気遣いが出来る、、、すごく複雑で繊細、だけどすごく人間らしくって人が好きなんだな!って分かるのぞみくん
彼の物語を読まずには居られない…!
そしてそんなのぞみくんに対してどこまでもフラットに「人として」接してくる東くんが眩しい…!
のぞみくんが彼を評する「眩しくて 恨めしい」
もぉ、、、このモノローグが秀逸!!!!!
どうしてこんな風に思うのか?は読めば納得したくなると思います
好き過ぎて辛い、とか可愛さ余って、、、的な相反する感情を凄く的確に伝えてくれるこのセリフにグッと引き込まれました
ココに至るまでにも東くんの思考にも共感が続きますし、とにかく読んでいて気持ちが動く素敵な言葉が綴られる空間が心地よいです
耳障りの良い綺麗事を並べてる、という感じは全然しないです
それでもこういう考え、好きだな、、、って思える時間が心地良いんです
攻め受けへの理解や興味がしっかり湧いた所で訳アリな元カレが登場してまた物語が進んで行きます
ほんと、、、すごく「読ませて」くれる作品です!!
BLを楽しみたい!ってだけではななくってキャラ個々の物語を知り、それぞれをしっかり知った上でそんな2人が織りなす時間を追っていきたい、という方には是非おススメしたいです(*˘︶˘*).。.:*♡
スト重好きさんやスト重作品に興味があるけれどド重はまだちょっと、、、とお考えの方にはすっっっごく読んで欲しいです!!!
知って欲しい作品、読んで欲しい作品
全力で布教しまっす!!
表記の通り1巻なので続きます!
しかもめっちゃ早く続き読みたーーーい٩(⁎˃ᴗ˂⁎)۶ってなると思います
そこを分かっていても、、、めっちゃおススメしたいです!!!!!
※地雷要素としては、、、少し暴力表現や無理矢理感ある描写はあります
少しでもこういう表現が苦手な方はお気を付けください
巻末のQRコード企画も楽しいので是非お見逃しなく☆٩(。•ω<。)و
修正|1巻ではそういった直接的な描写はありません
とても刺さる作品に出会いました。
目に見えるもの。
目に見えないもの。
一人の人間を構成するものは様々あって、過去の積み重ねで今がある。
この作品に登場する全ての人物の背景が丁寧に描かれ、人間の複雑な絡み合いを真摯に見つめた作品でした。
作者様がBLとして描いているつもりはないと仰っていましたが、本当にその通りに感じました。
こちらもBLとして読んでいる感じではありませんでした。
続きを拝読するのがとても楽しみです。
自己肯定感の低い受けが攻めに出会い救われ強くなり、愛し愛される切ない救済ストーリーが大好きな私。
こちらの作品はその中でも軍を抜いて、心情の掘り下げ方が上手くて、セリフの一つ一つが刺さるとても素晴らしい作品でした。
一巻ラストでようやく受けからの告白。
まだ何も始まっていない2人の物語を、じっくりと堪能することができそうで楽しみです。
もっとコメディタッチかな?と思ってたんですが、これは沁みますね・・・!
1巻完結と勘違いしていたので、ラストシーンで「あれ?」となりましたが、このまま簡単にチューして終わるよりずっといい。東の過去もまだ明らかにされていないし。
今回はヒヅキくんとセンパイの関係の清算がメインなんですか、ケンカ別れみたいな、勧善懲悪的な感じではなくて、しっかり気持ちを伝え合って終われたのがとてもいい。これセンパイのスピンオフもいけるな(勝手に)。
メインカプ二人の関係はまだはじまった?どう?くらいなんですが、ヒヅキくんの気持ちはばっちり東に伝わってるわけで。ここからどんなふうに愛が育まれていくのかいかないのか、とても楽しみです。