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表題作田辺さんがころんだ

田辺一寿
40歳,売れないコント芸人
佐和山爽
23歳,田辺の地元の電器屋の息子

あらすじ

お笑いコンビ『タナベシマ』の”じゃない方芸人“田辺さん(40)は、くすぶり続けて18年。腐りかけの心を引きずって、しばらくぶりの帰省中。タナベシマの大ファンだという(((類いまれな)))青年・爽くんと出会ったけれど、この青年、実はトンデモ健気なド変態でした⁉ このほのぼの空間で「なんにも起きそうにない」と確信する田辺さんだったが、爽くんとの出会いにより仕事も恋も思わぬ方向へころがってゆき……?田辺さんの油断ならないスローライフ、はじまります!

作品情報

作品名
田辺さんがころんだ
著者
阿部あかね 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス ルチルコレクション
発売日
電子発売日
ISBN
9784344854666
4.3

(109)

(52)

萌々

(45)

(9)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
23
得点
470
評価数
109
平均
4.3 / 5
神率
47.7%

レビュー投稿数23

No Title

こういう業界ものも現代にはあるべき。
業界BLと田舎BLのいいとこどり。
逆に言えば、芸人と田舎のいやなところもちゃんと描いていて、それをそこまで嫌にせず、2人の関係性のスパイスとして上手く効いていて好き。
うれない芸人の葛藤をうまく肯定した上で昇華させたストーリーになっていて、こういう話がもっと読みたいなとなった。
表紙や絵柄や巻頭コメントから、「ほんわかゆるゆるBLなのかなぁー?」と思っていたら、ちゃんとエロいところもあって本当にいい。
全てが最高。

2

田舎で癒やされてチャージ満タン♡

阿部先生の面白い作品ダイスキです!
今回はほっこりニッコリしました♡

コンビで売れてない方の田辺さんが
やさぐれ帰郷、
(塩顔、愛嬌なし、方言最高です!)
田舎の細やかな描写が切なく、
いたたまれな感半ハンパなかったです。

爽くん若い!17歳差...?(*ノェノ)キャー
実は田辺さん同様実家に逃避した過去もち、
絶妙なシンクロ具合です。
田舎のお祭りで一気に化ける爽君、
エチ可愛いです...。
田辺さん、元々はファンである
爽君を笑わせたいと復帰、復活!
心の拠り所が出来て、
傷心を互いに救済、尊いです。
もう転んでも大丈夫ですね!
読了後ほんわかした気持ちになりました♡

1

初めての出版社

カバーにもあるように阿部あかね先生はこちらから作品出すのが初めてなようで、なんだかいつもとは違うようにも感じられた先生の作品でした。先生の作品がめちゃくちゃ好きでどれも時間出来れば読み返しているんですが、本当先生の作品って心掴まれて読み終わったあとは満足感がすごいんですよね。ここ最近は今回のような可愛いらしい系統の男の子受けが続いているような気がしますが、例え苦手な組み合わせでもストーリーにひきこまれるので本当大好きです。好みで言えば最初の方の作品の長髪攻めとか本当男前的な受けがドタイプです(=^・^=)

0

人生って素晴らしい

お笑い芸人タナベシマとして18年間燻り続けている田辺は、相方の鍋島だけ急にブレイクしてしまい田舎に帰省する事に。電器屋の爽や家族にファンだと言われるも、気持ちは晴れず…。
のどかで穏やかな空気の中自分自身への焦りや葛藤を抱える田辺に、まさかの展開が…!

平穏な田舎の生活に突如飛び込んでくる、爽の意外な告白と狐のプラグ!!やはりあかね先生だ〜。
田辺は爽の存在によって癒されまた前を向けたし、爽も過去を昇華して新たな恋を見つけられた。2人の出会いは偶然で必然で運命…最高だ!
人生は捨てたもんじゃない。ほっこり心が温まった。

1

四十路のじゃないほう芸人の恋バナ

阿部あかね先生の作品が好きで、本作も作家買いでした。
が、ちょっと予想してたより展開が急だったかな。

主人公は、相方だけ売れてる「じゃないほう」芸人の田辺さん、ノンケ。
現実から逃げるように田舎に帰ってきたところ、自分らコンビのファンだという爽と出会うんですが、田辺と爽が体の関係を持つ展開が急だったし、田辺が爽を好きになったことも説得力が弱かった印象。
絵柄とか構図とかは、さすが阿部あかね先生。
テンポもよくおしゃれでした。

2

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