あらすじ
兄が後継者の座を狙い、反乱を起こしたせいで、だった一晩で末子である白諾は居場所を無くした。
なんとか父の助力で安城に逃げ延びたものの、その先に待っていたのは兄からの刺客だった。そんな絶体絶命な状況下、白諾は真祖としての力を目覚めさせたのだ。しかし、何やら真祖状態は記憶も人格も別人のようで…?
一悶着を経て、元の状態に戻った白諾は意識が途切れるが、運よく大学で仲良くしてくれた先輩の沈硯銘と3年ぶりの再会を果たし、助けてもらう。
ところが、沈硯銘はなんと血族の存在を忌み嫌う衛道者だった——正反対の立場にある二人の関係は、一体どなっていくのだろうか?