ボタンを押すと即立ち読みできます!
途中まであれもしかして攻めに酷いことした学生時代の先輩が受けだったパターン?なのかな?と思いきやまさかの保健室メンバーの太ってたメガネのコッシーだったとは笑
同い年って聞いたあたりであれ先輩じゃねぇなじゃあ誰なんだと思い読み進めてた先に、そんな結末だったので一気にそれはそれで、とても新鮮かつハマりました。
先生の作品は作家買い必須なんで次の新刊もまたとてもら楽しみにしております(=^・^=)
また、ほどよくえろも投入されていたのでそこも大変楽しみませてもらいました!
先行レビューにもあります通り、
意外な結末にあ、そういうこと!とびっくりでした。
これから読まれる方はぜひ前情報なしに、読み進めてのお楽しみで♪
核心には触れず、レビューしていきたいと思います。
仕事を辞めて8年ぶりに地元に戻ってきた斧塚は
叔母が営む弁当屋の常連の石清水と出会い…。
出会うなり「お兄さんチ●ポ貸してくんない?」と第一印象は最悪。
その上、性に奔放でひねくれ屋の石清水ですが、
言葉を交わし、肌を重ねるうちに惹かれてしまう斧塚。
正義感は強いけれど、怒りの沸点は低めな印象の斧塚ですが、
石清水に絆されてゆく過程でそんな粗暴さが徐々に緩和してゆき一途に。
警戒心は強いけれど、壁を越えてしまえば寧ろあまあまという
ギャップにやられてしまいました。
ビッチな石清水も実は盛大な秘密を抱えており…
その過去が明らかになるとイメージが180度変貌します!
最後まで読んでみて、ところどころで
以前から斧塚を知っていたような石清水の匂わせ発言に納得でした。
好きな作家様です。
こちら2021年に電子配信された作品で、だいぶ前に読んで、大好きな作品です。
とうとう単行本化されて嬉しいです!
細かい伏線が多くて最後はあっと驚く展開があるので、ぜひともネタバレ抜きで読んでほしいです!
なのでネタバレ少なめでレビューします。
8年ぶりに地元に戻った斧塚が、冒頭から子持ちになった元セフレに会ったり、配達先では男に乱暴されている?らしき男を見つけ、助けた後「チンポ貸して」と言われたり、1話目から波乱のありそうな幕開けで引き込まれます。
斧塚と石清水の出会いが最悪な感じで、斧塚は石清水をクソビッチ呼ばわりでぞんざいな態度。でも実は好みのタイプで、キスやエッチに誘われると満更でもなく欲情するのがエロチックで良きです。
キャラデザは攻めの斧塚が石清水より若干低身長です。逆身長差はそんなには好まないけど、斧塚が男前な外見と性格で、石清水が色白美人系なので、本作ではしっくりきました。
あと普段は前髪横分けの斧塚が、4話で濡れ場の後前髪下ろしてるのが可愛い!こっちのが好きだ〜w
石清水はビッチというほどではないけど、性欲処理のためにマッチングアプリで相手を探します。攻め以外と致してるシーンも短いながらあるので、苦手な方はご注意です。
数年ぶりに再読して感じたのは、こぢんまりとしたお話で派手さはそんなにないけれど、とにかく貼られた伏線が秀逸で、最後にはびっくりして、読後はすぐに初めから再読したくなる、そんな粋な作品だと、改めて思いました。
ラストシーンの二人には、何度読んでもキュンとしちゃいます♡
やっぱり面白かったです!
これはやはり、ぜひともネタバレなしで読んでほしいです。ぜひ!
電子 白抜き修正
貞操観念がない面倒で厄介な人!大好きです!!
お弁当を宅配したら、ド修羅場に遭遇
「たすけて」と言ってきたくせに
実は自分で回避できた模様で煽ってくるくる。
こんな勝手なめんどくさい奴、関わりたくないのに関わりたい
宅配も続けて関りを持つようになってく中での
からかってるような辛辣なようなやり取りに
愛おしさやちょっとした優しさも感じられて
どうなってくのかワクワク見守ってました!
タイトルも最初のモノローグもキスの大切さも
最後まで読むと深みが増します!!
ネタバレなしで!!と言われる今作、
最初の方からヒントががっつり出てるのに
オノ君と同じタイミングまで気づきませんでした……
(小説のキャラ設定だけじゃなくて名前も!と気づいた時は
どんだけ好きなんや…と頭抱えました。)
伏線部分も嫌な引っ掛かりなく進んで(私がポンコツなだけかもですが)
そういうことか!!となる読ませ方でそういう面も面白かったです。
オノ君のやるせなさが
石清水の手助けで手紙を出して、消化されてくのも良かった。
このやるせなさも、高校生の頃からずっと怒ってたもので、
それを石清水が…と思うと感慨深いです。
不器用な優しさや好きが散りばめられてて、
掴みどころがない、一筋縄でいかないとこ好き〜〜〜って印象だったのが、
再読すると、石清水センセー、めっちゃ好きやん〜〜〜何これ、かわっ!!!に変わって最高でした!!!
オノくんの天然人たらしな、男前なところに
都度ツボってる石清水が可愛くて、
ご飯いっぱい食べて、仲良くね!!!!という気持ちです。
8年ぶりに故郷に戻ってきたカオルは親戚のお弁当屋を手伝っている。あるとき配達に行った先で暴行を受けている場面に遭遇するというところから始まるお話。
こう書くと穏やかではないですが、高校生のときの思い出がところどころ差し挟まれて、このあとどうなるんだろうと先は気になりますし、ノスタルジックな気持ちにもなる、良作でした。
どうやら4~5年前に書かれた作品だそうです。「もろもろ大目に見てください」との著者のお言葉がカバーに載っていましたが、とんでもない。寧ろこのような作品が埋もれていたことこそ問題だと思いました。コミックス化おめでたいです。読めて良かったです。
ストーリー的には色々語るとネタバレも甚だしいので割愛します。ネタバレしない方が楽しめるお話です。
ちなみに私は最後の方まで気が付きませんでした。でも、最後まで読んでもう一度始めに戻ると、あちこちにそれらしきことが散りばめられていました。
はなぶさ先生の作品を読むのは2作目なのですが、キャラクターの過去エピソードが設定と上手く絡められていて、読みながら時折光る石を見つけるみたいな、わくわくする気持ちになります。
初読はどうしてもストーリーを追うことで精一杯になるところがあるのですが、キャラクターの過去エピソードで理解が深まることで感情に寄り添いやすくなる、はなぶさ先生の作品はその辺りがとても巧みで、世界観に吸い込まれるように読みふけってしまいます。
本作、受けの子が一筋縄ではいかないキャラですが、何もかもが分かった後にもう一度確かめれば、きちんと丁寧にそのときの揺れ動く感情が描かれていました。
このときどんな気持ちでこの言葉を発したんだろうと想像すると、じたばたする気持ちになります。
コミコミさんで購入したのですが有償・無償で小冊子がついてきてお得でした。
特に有償の小冊子は高校時代のエピソードが別視点で描かれていて、読めて良かったと心から思えるものでした。