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召喚士は最後に笑う 勇者パーティを追い出されたら魔王に「飼え」と迫られました

shoukanshi ha saigo ni warau yuusha party wo oidasaretara maou ni kae to semarare mashita

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表題作召喚士は最後に笑う 勇者パーティを追い出されたら魔王に「飼え」と迫られました

セイリオス=アル・シャラ、400年在位する北の魔王
リオン=シュレイ、力は強いが召還術に条件がある召喚士

その他の収録作品

  • 番外編 星降る夜に
  • あとがき

あらすじ

美貌の魔王×勇者パーティをクビになった召喚士

北の魔王に敗れた結果、勇者パーティからクビを言い渡された召喚士・リオンは、美丈夫だが世間知らずなセイリオスを助ける。はじめは迷子の貴族だと思われたセイリオスだが、正体は上位の魔物が恐れるほどの威圧感を放つ魔物であった。リオンはセイリオスを問い詰めるが、逆に「私を飼うといい」と迫られ!? なし崩しに二人の旅が始まり、各地の魔物騒動を解決するが、その度にセイリオスの圧倒的な力に助けられるリオン。目的は不明だがリオンへの好意だけは本当のようで、次第に絆されていく。そんな中、セイリオスを魔王陛下と呼ぶ魔物が現れ…?

作品情報

作品名
召喚士は最後に笑う 勇者パーティを追い出されたら魔王に「飼え」と迫られました
著者
おぼろ 
イラスト
渋江ヨフネ 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA
レーベル
Ruby collection
発売日
電子発売日
ISBN
9784041154465

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5

4.1

(10)

(3)

萌々

(5)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
41
評価数
10
平均
4.1 / 5
神率
30%

レビュー投稿数4

召喚士の笑顔を取り戻したのは?

確かにタイトル通りの内容でした。が!とても良かったです。はぁ〜、執着ってなんて美味しいんだろう。

本編
俺を飼え。と言ってリオンにどこまでも着いてくる美丈夫セイリオス。
何その美味しい設定?
しかし彼には常人にはない力があり…。

逃げても逃げても追いかけてくるセイリオス。逃げたのに困るとセイリオスを呼んでしまうリオン。
本当は…。

もうリオンだけが大事で他はどうでもよくて、リオンが言うから仕方なくリオンのためだけに国を守ってくれちゃったりする攻め。

そして気になってた2点。そこがそんなふうにつながってたの!?そんな理由だったの!?うすうすそうかな?と思ってたけど!

はぁ〜、種族を超えた愛。なんという攻めの執着。飼う=ずっと一緒だと思ってるセイリオスが一途でたまらない!!セイリオスに認められ続けてリオンも昔の本来の自分を取り戻せましたね。

とっても美味しい執着でした。

番外編
あれから1年半。相変わらずの通い妻が続いているリオンたち。
セイリオスも人間味?が増して、リオンを愛し花束のお礼に何を贈ればいいのか悩んで…。

本編の最後にあった飼い主じゃなくて恋人!ってところも浸透してるようですね。
来年も再来年もと約束したから、今日は星夜祭記念日
素敵な2人です。

1

魔王様は落ちこぼれ召喚士を溺愛しています

今回は北の魔王と召還に条件がある召喚士のお話です。

制限付きの召還しかできない受様が
攻様にロックオンされ、恋仲になるまでと
本編後の続編番外編を収録。

受様の住む大陸の四方には
魔物の統括者というる四体の魔王が存在します。

南の魔王は100年ほど前に勇者に倒されたため
現在は魔王は三体で
受様はその南の魔王を勇者ともに倒した大召喚士を
輩出した名家の次男です。

召喚の力は遺伝によるところが大きく
基本的には一族で主審国の仕事に従事しますが

受様は日に1度&1体の召還しかできず
レアな召喚獣と契約しながらも
一族に出来損ない扱いされいました。

そのため受様は23で生国を出て
フリーの召喚士としてパーティに参加しますが
日に1度の召還ではどれほどレアな召喚獣がいようと
役に立たないと言われてしまいます。

今回、北の魔王に挑む勇者パーティに招かれますが
圧倒的な力の魔王を前にして逃げるための召還しかできず
クビになります。

北の魔王は圧倒的な力を持つ最長在位者ですが
勇者パーティを大敗した数日後に
突然、北の魔王の魔力が消えてしまいます。

受様は東の国境を越えることにしますが
野犬と夜盗に注意と警告された森林で出会ったのは
威圧感のある美丈夫の攻様でした♪

荷物もなく共は置いてきたという攻様を
受様は身分高い貴族が護衛とはぐれたと思いますが
出会った夜盗を受様が召喚獣で戦意喪失させると
攻様は夜盗を殴り殺そうとします Σ( ̄。 ̄ノ)ノ

物騒すぎる攻様はいったい何の者なのか!?

WEB小説サイト「ムーンライトノベルズ」掲載作を
加筆修正しての書籍化で魔王の攻様にロックオンされた
落ちこぼれ召喚士人の外ファンタジーになります♪

攻様の正体は受様が加わったパーティが
倒そうとした北の魔王なのですが

なぜか攻様は受様を気に入って
北の魔王としての役目を他の魔物に任せてまでも
受様を追いかけてきたのです(笑)

攻様は受様について行く気満々で
人間の常識なんて完全無視で受様を振り回しますが

基本的に受様が嫌がることはしないだけでなく
受様が制限がある役立たずな召喚士だと自重しても
レアな召喚獣に慕われている受様の力を認め
素晴らしい術者だと言ってくれるのです。

そして2人で旅を続けることになるのですが
攻様の配下の魔物が追いかけてきたり
受様の召還力を狙う魔物が現れたり

受様を無能扱いする異母兄から呼び出しがかかったり
受様が命が魔物に殺されそうになったり
と波乱な展開にハラハラMAX!!

攻様が受様に執着した理由も
受様が召喚に制約が掛けられれていた訳も
ちゃんと着地点があってドキドキも盛り沢山です。

攻様が受様に飼われる事を了承されるまで
とても楽しく読ませて頂きました (^-^)/

0

ド執着猛犬攻めに拍手が止まらない

めちゃくちゃ萌えました〜〜〜!!
王道と言えば王道ですが、「これが見たい!」がバッチリ嵌って気持ちの良い読後感◎
性癖ポイント満載で萌えまくりの一冊でした。

もう、ひたすら〝執着・溺愛・一途〟な魔王様が可愛すぎて堪りません!
リオン大好きオーラを隠さず、リオンに近づく輩は問答無用でフルボッコ★
気持ちが良いほど【受けの為なら何でもしますが、他はどうなっても知りません】を地で行く溺愛執着ムーヴに圧倒されました。

一方、初対面から大好きオーラ全開で迫ってくる魔王・セイリオスに警戒心MAXな召喚士・リオン。
名門家系の中で〝1日1回しか召喚できない〟制限があるため親族から疎まれて育った自尊心の低い子です。
折角、レア召喚獣を召喚出来るのに自信がなく、自虐的で見ていて切ない……

そんな中、突然現れたセイリオスから「私を飼うといい」と迫られ、押しの強さに初めはタジタジ。
ですが、羞恥心を持たず常識に囚われない魔物ゆえに、愛情表現が直球で純粋で。そんなセイリオスの愛情を一身に浴びて、リオンの自己肯定感がムクムク成長していくんですよね(尊い)
嘘を言わない魔物だからこそ、セイリオスの愛情を心から信頼できて惹かれていき、どんどん近づく2人の距離感にキュンキュンしていたのですが……
まさかの、セイリオスに不信感を抱く事件が勃発!

そして、思わず逃げ出したリオンが悪党に捕まり貞操の危機が迫る中、颯爽と現れた魔王様による〝お仕置わからセックスショー〟が開催されるのです……!

「ここじゃ、嫌ですっ」と泣きながら懇願するリオンは可哀想なのに、魔王イズム全開なセイリオスによる、怒りの〝衆人姦視プレイ〟が素晴らしすぎて拍手が止まりませんでした♡
それまでは、リオンに甘々で「待て」が出来る忠犬だったのにね…よもや誰も手に負えない〝猛犬〟に変化しちゃうなんて……(大好き)

落ちこぼれ召喚士で低すぎるリオンの自尊心を、魔王様が丁寧に大切に育む救済展開に胸が熱くなり、ゆっくり深まる2人の絆をキュンキュン堪能しました。
もう、最高のタイトル回収と、書き下ろしでの2人の甘々な蜜月っぷりに胸がいっぱいです♡

個性豊かなサブキャラ達も魅力的で、全く飽きずに楽しめました!
ムーン掲載中の番外編も読破しましたが、この2人の甘々な生活をもっと浴びたいです……!

2

タイトルが良き

なんか面白そうだなと思って購入。召喚士という設定が楽しかったのですが圧倒的な神的要素があった訳ではないので萌2よりの萌にしました。ファンタジー好きな方には良いと思うんだけどな。本編340Pほど+書き下ろし後日談15Pほど+あとがき。

北の魔王討伐に行く勇者パーティに雇われたフリーの召喚士のリオン。1日1回1体しか召喚獣を呼べないという制約あり、パーティから解雇されてしまいます。仕方なく新しい仕事を探していたら、道中、どう考えても高位貴族だろ?という尊大な風情のイケメンが「共に行かせろ」と言ってきて・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
カペラ(攻め配下のもの、健気)、アルデバラン(魔物)、ウィリアム(受けの幼馴染)、受け兄、受けの召喚獣(フェニックス、ペガソス、レビアタン、ナルカミ)(カッコいい~)、東の魔王、旅の道中お知り合いになる方々少々。エピソード重ねていくので登場人物は多めな気がする。

++攻め受けについて

攻めはつよーい魔王様♡きっちり魔物に対する魔王で、人間をわざわざ攻めには行かない&魔物をきっちり統制する という方です。なんだけどとある事情により、ほぼ出奔という状態で受けに合流(としておく)して・・。強い方が隠しきれていない能力を隠して、尊大な態度で本来の目的も隠して っていうシチュエーションは好きなんですよね。楽しい。本来の姿も大好きな形だし♡

受けは陽性、善人、優秀な召喚士一族の次男坊。ちょっとぽんこつなので、一族の中にいるのが耐え切れず、お仕事探して旅を続けてという様子です。コミュニケーション能力は高め。1日1回1体だけ召喚できるのですが、レア(強い奴)なのを召喚できるので、1回で片づけられるんならいいんだけど、自分を守る召喚獣は出せないので、どうすんだよ って感じですね。だからちょっと自己肯定感が低いかな。

そんな二人が出会い、少しずつ関係が変わり、最後に「あらまあ」というお話でした。タイトルが秀逸でした。読後感、とっても良かったです!書き下ろしも良かった~♡読んで良かったです♡

2

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