俺の夫は、嫉妬深くて、ひねくれ者で、クソかわいい。

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表題作としのさ夫夫

潤也
26歳、ライター
石原 啓司
40歳、会社員(課長)

その他の収録作品

  • 描き下ろし お仕置き
  • カバー下漫画(2P)

あらすじ

「俺は啓司が年取って、しわくちゃになっていくの一番近くで見ていたいんだ――」

26歳の潤也は14歳年上の会社員・啓司と一緒に暮らしている。
嫉妬深い啓司は、潤也が近所の女性と少し話をしただけで不機嫌になる。
「女と結婚したらどうだ」
へそを曲げた相方の扱いを心得ている潤也は告げる。
「……ね、下脱いで――?」

14歳差のビターでエロあまな夫夫生活。
描きおろし後日談収録!


■収録内容
・「としのさ夫夫」第1話~第6話…電子書籍で配信中の作品を加筆修正
・「お仕置き」…描きおろし10P
・イラストカット…描きおろし6P
・本体表紙…描きおろしマンガ2P

作品情報

作品名
としのさ夫夫
著者
たつもとみお 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA
レーベル
フルールコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784046841643
4.1

(138)

(68)

萌々

(43)

(15)

中立

(6)

趣味じゃない

(6)

レビュー数
22
得点
563
評価数
138
平均
4.1 / 5
神率
49.3%

レビュー投稿数22

正に大人なラブストーリー❤︎


本作は「しあわせ夫夫 コミックアンソロジー」に
『#としのさ夫夫 〜黒縁くんと銀縁さん〜』というタイトルで最初読み切り収録されていた作品が連載になったものですが、

連載になったのも頷ける
萌えポイントがいくつもございます。

・年の差カプの、言葉で埋められないすれ違い
・年上受けの歪んだ感情に対して↓
・年下攻めの分からせお仕置きエチ
・眼鏡萌え(も外せない)

特に、というか個人的に先生の描く
イケメン、スパダリ、溺愛、年下らしく衝動が抑えきれない(が見え隠れする)年下攻めは
めちゃくちゃツボで、

今回の年下攻めくんは、それに加えて
分からせエチでお仕置きするという
スペシャルなオプションが装備されていて
もう昂ってしょうがなかったです。

しかし、それだけでは終わらせないのが
みお先生の作品。

心の底から本心を伝えているのに
こと恋愛では自己肯定感が低い年上受けには
届かないという状況を受け入れて、
いるからこそ、自分の気持ちを無闇に主張しようとしないで
本来なら話すべきことも彼に言わずにいたり
彼の望むような自分を演じたりするんです。

話は、そうやって年下攻めくんが
14歳年上の彼を愛おしく見つめるような日々が
綴られ、まるで日記を読んでいるかのよう。
とても切ない気持ちになるのですが、
前述した通り、恋人同士らしく
そこはお仕置きエチが目眩く…
からの甘い雰囲気で締めくくられる、最高です❤︎

大人の恋愛らしく、苦さ、また渋さも
ありますが、もっと続きでこの2人の深まりを
読んでみたくなるような余韻があります。

期待大で、星5にさせていただきました。

6

14歳差、メガネ×メガネの”夫夫”。互いの愛と嫉妬、独占欲が最っっっ高

うわーーー大好きなたつもとみお先生の新刊、最&高でした…✨

攻め受け共にメガネ男子!
そして攻め・潤也26歳、受け・啓司40歳という、なんと年の差14歳のカプです。
一回り以上違うのか、、ジェネレーションギャップが凄そう。なんて現実的なことも考えてしまったりしましたが、この年の差が、いい。ものすごく萌えます。

潤也の方がずっと年下なんですが、ずっしり構えて落ち着いて、
不安がる啓司に言葉で態度で、惜しみなく愛を注いでいるんですよね。。
年下スパダリ街道まっしぐら!!好きだー。。

精神的に自立していて、でも愛情深くてえちは濃厚、年若く見目麗しい攻め・潤也。
それに対して、そんな恋人のことが好きで好きでたまらないけど、自分に自信がなく、
どこか卑屈な受け・啓司はね…
一癖も二癖もある、拗らせた捻くれ者です。

ちょっと正直、読んでいてしばらくはあまり好きになれなかったキャラでした(でもお話が進むにつれてどんどん可愛く好感度が高くなっていく不思議)。

なんといっても作中、二人の間にピリッとした空気が流れる原因を作った啓司のセリフが!!

それ、「経済的DV」にあたるやつだよー!!と。
温厚な潤也もさすがに頭にきて手を振り上げてしまうんですが、
そこでグッと堪えるあたり、大人だなあと。。(この後お仕置きセッあり)

とハラハラしてしまったんですが、潤也に手を振り上げられた時の反応から、
啓司が”言ったそばから後悔してる”様子が分かるんですね。

若くて男前で完璧な彼氏を持つが故の不安、
”経済的に支えている”という事実(←実際には違うわけなんですが;)が
潤也を引き止める手段になっているーという歪んだ安心感、共感はし難い部分はあるけれど、理解はできるなあと思ってしまい、なんか、そのとてつもない不器用さが愛おしいなあと。

潤也の言動を見ていれば、彼が”お金のため”にそばにいるわけではないことなんて
分かりそうなものなのに、いつまでも不安が拭えないんですね。。

で、最高だったのが。
不安を抱きながら執着しているのは圧倒的に啓司の方かと思いきや…!

モノローグとかを読んでいると、びしばしと伝わってくるんです。
潤也の執着心の強さが…!啓司を手離す気なんて、毛頭なし。

”心も体も 俺の手中にあってほしい”なんて、
大好きな人に思われていたら最高だなあ…

溢れる潤也の想いの強さに、グッときてしまう。

猫のシャノアちゃんを家族の一員に迎え、大きな決断をして、
簡単には離れられない関係へと一歩前進した二人。
描き下ろし前のラストシーン、並んで置かれた二人のメガネに、
寄り添い合う愛を感じて胸がいっぱいになりました・:*+.

そしてこのお話、1話が24時間内に収まるように作られたとのことで、
一冊通して6日分のお話になっています。
この先もずっと続く二人の”夫夫生活”の日常の一コマを、できればもっともっと知りたい…!続きを、ぜひぜひ…!!

それとカバー下漫画も最高で、ニヤニヤが止まらなくなる内容でした。
キス待ち顔の啓司をからかって楽しんじゃう潤也、拗ねる啓司…見るべし読むべし。です!

5

想像のはるか上!でした

 年下✕年上、溺愛ふんわり日常かな、と勝手に想像してたんですが、んー、はるか上、でした。
 まずどっちも眼鏡イケメン、好きです。そして大人同士の、しかも5年も同棲してるのに、この可愛い関係は!
 まず、啓司さん。男同士、年上、自分には好きになってもらえる魅力がない、と思い込んでいて、その自信のなさから嫉妬、モラハラ的な言動、となってしまう。ほんとは潤也が大好きでずっと一緒にいたいと思っているのに。この不器用さがなんとも可愛すぎます。潤也に言われた通り、指先くるくる体操(?)しちゃってるなんて!
 潤也がすごいのは、啓司さんの不器用ゆえのひどい物言いを受け止め、その上をいくところ、健康管理もしっかり考えていろいろ実践しているところ。全て自分のものにしたい、支配したい、的な溺愛が、本当にささりました!ビターチョコでコーティングされてるんだけど、中はシロップ漬けのスポンジケーキ、みたいな。
 ぜひ、二人の日常をもっとください、よろしくお願いします。

3

堅物でひねくれた啓司が潤也に愛されてるときのギャップがかわいいですね

【きっと、愛されたこの人はとてもかわいい(潤也)】

エロス度★★★★★

おやおやおやおや、14歳年の差・ダブルメガネの夫夫の日常生活を覗き見れるとは素晴らしい祝福ですね。

潤也と啓司が紡ぐ恋物語で、年下攻めや同棲・ねこちゃんといった要素がGOOD。

すっごく甘々なイチャイチャというよりビター感が多く味わえるのが魅力的で、自分の想いが愛する人になかなか伝わらないもどかしさとや年下イケメンが自分のどこが好きで一緒に居てくれるのか悩んだり不安になってしまう気持ちなどが刺さりますね。

潤也のSっ気やお仕置き、つれないことを言いながら目線は雄弁な啓司の可愛さなどが萌えます。

3

最高です✨

私の理想のメガネ夫夫です。
続編希望でずっと見ていたい2人です。
特装版は普段は手を出さない派なのですが、電子でずっと見守り悶えてきた2人の特別な時間をみたいと購入しました。
もう最高です✨
特装版オススメです!

2

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