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それでも隣は君がイイ

soredemo tonari ha kimi ga ii

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表題作それでも隣は君がイイ

八幡慶介
24歳
眞島宏孝
サラリーマン(営業)、30手前

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • カバー下:イラスト

あらすじ

「俺と一緒になってよ」

母からの度重なる結婚の催促に眞島宏孝は辟易していた。
三十路を間近に控える身だがプライベートは充実とは言い難く、気が滅入る一方。

ある日の夜、そんな気持ちを紛らわすため勢いでゲイバーに足を向ける。
はじめての雰囲気に緊張していると超好みなタイプの青年・慶介に声を掛けられ、連絡先を交換することに。
太陽のように明るく無邪気に接してくる彼に次第に惹かれていく宏孝だったが…!?

年下の彼氏に導かれる、人生最高のハッピーエンド!

作品情報

作品名
それでも隣は君がイイ
著者
斧田藤也 
媒体
漫画(コミック)
出版社
三交社
レーベル
デイジーコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784815550967
3.6

(39)

(14)

萌々

(6)

(11)

中立

(8)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
8
得点
135
評価数
39
平均
3.6 / 5
神率
35.9%

レビュー投稿数8

ただ幸せのために一緒に突き進む

【諦めなかったら幸せは現実にしていけるよ(慶介)】

エロス度★★★★★★

おやおや、なんと・・・とあるゲイカップルが幸福へと至る恋路がめちゃくちゃ尊さ限界突破していますね。

慶介と宏孝が紡ぐ恋物語で、ゲイ同士・年の差・年下攻め・リーマン受けといった萌え要素が最高でした。

出逢ってから交際、体を繋げ、パートナーとなり同棲し・・・さらにその先の幸せへと進んでいく慶介と宏孝の姿が眩しく、お互いの存在が特別で愛おしい・一緒にいるだけで想い・幸せが溢れている姿が羨ましく感じてしまいます。

日常生活と濡場での2人のギャップや慶介といると笑顔が増える宏孝がたまりません。

2

出会いから結婚まで

ゲイ同士がバー(発展場?)で出会い、デート・恋人期間・同棲を経て結婚(パートナーシップ制度)に至るまでのお話。
ゲイであることに引け目は感じていない年下攻めxクローゼットゲイの年上リーマン受け。

何かとてつもなく大きな波乱や家族の反対に合うというお話ではなく、案外すんなりと結婚まで辿り着いてしまうので、その辺は少ーーーし物足りなかったかも?

でも、大きな波乱がなくて、逆に良かったかもしれません。
これまでずっとゲイである事を大っぴらに出来ず、自分を偽って生きてきた主人公が、「どこにでもいるようなカップル」として恋人と過ごす事が出来、同棲をし、結婚に至る事がいかに幸せな事か・・・
それを妙に実感した作品だったと思います。

ここまですんなりと結婚まで辿り着くゲイカップルは多くはないかもしれないですが、、、
そうあって欲しいな、と思いたくなる作品でした。
最終話の夢のエピソードは、切なくて幸せで泣けます。
ドラマティックな展開モノが読みたい人には向いていないかもですが、じんわり心に温かいものを抱きたい方にはオススメです!

0

ハッピーエンドナビゲーター

…という旧タイトルでの単話で読んでいました。個人的に注目中の作者様。
元々「結婚BL」というアンソロジーでの読み切りから始まったお話。
お互い真面目で誠実な2人が、小さなハッピーを積み重ねて大きなハッピーに向かっていきます。

中学時代から自覚はあったけれど誰にも打ち明けずに30才を迎えるリーマン・宏孝。
母親から結婚をせかされて落ち込みつつ入ったゲイバーで、人懐こい男・慶介から声をかけられる。
それが2人の出会い。
いつも笑顔の慶介に出会って、ネガティブな思いを克服していく宏孝。
当て馬や障害無く両想いになって、性的関係も思いやりがあって順調。
程なく同居への気持ちも固まって、パートナーシップ制度を導入している自治体に引越して申請もして。
お互い一番のネックだった家族へのカムアウトも。
両家とも子供の幸せファーストで、その場で祝福です。
そこの重荷がクリアした後、次の2人の希望は「結婚式」!
確かに「戸籍」という意味では同性婚をしたわけではなく、養子縁組もしてません。
でも式場で白タキシード姿の2人が祝福される姿には素直に「良かったね」という感想です。
葛藤や苦悩を乗り越えて…というストーリーは勿論読み応えがありますが、こういうお話もいい。ホッとできる作品です。

0

デビューコミックスおめでとうございます!

三十路間近故に、母から結婚の催促されるゲイの受けが、初めて足を踏み入れたゲイバーで年下攻めと運命的な出会いをするお話。

他の方もレビューで仰っていましたが、わりとトントン拍子にいい方へお話が進んでいき、最終的にポジティブなストーリーでした。


2人が恋人同士になって、同棲して、パートナーシップ宣言を受理されて、家族にカミングアウトしたいけどどうしよう、、、
的な展開で、わりとそこが起承転結でいう「転」なのかなあと思ったけれど、実際両家族で会したらそこまで心配ごとはなかったよ! という展開でした。


というのも、ラストで受けが、自分がゲイと意識した学生時代へ戻り、そこでとある事実に気がつくからです。
本当は誰からも拒絶なんてされなくて、いつだって自分自身を責めていたのは、自分だったことを。

その事実に気がついたのは、攻めと出会えたからで。


まさに裏表紙に書いてあったあらすじ通り、「年下彼氏に導かれる、人生最高のハッピーエンド」作品間違いなしでした。


あまり、波あり谷あり展開が得意ではない方。
なるべくならばハピエン展開がいい方。
三白眼がお好きな方。
そんな方にオススメの1冊でした。



1

幸せで溢れたお話

絵は綺麗でえろも繊細濃厚で文句つけようがないくらいなんですが、読み終えて少し物足りなさが。これはストーリーとかの好みの問題もあるのかなと思うんですが、わりとうまくできすぎてるようにも感じられてしまったのは同居人になった同じパートナーシップの人たちの1人の発言のシーンで。想像にお任せしますってことは向こうは親へのカミングアウトは失敗だったということ。そんな不穏ともとれるシーンが挟んだあとの展開はあまりにも、綺麗であのシーンはあまり必要ではなかったのかなと感じました、あれがあるとやはり主人公たちのどちらかの親が反対を見せ、ああ、あの人のあれはこういうことを示してたのか……っていう流れに思えました。が、それじゃありきたりだからこうなったのかもしれませんが。
受けの好みはとてもタイプだったので購入の決め手はそこでした!また次回作も楽しみにしてます(=^・^=)

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