特別描き下ろし漫画付き
最近 早々に情報修正依頼はされてるのにレビューなしにぶち当たる率があがってきており 不本意ながら今回も飛び出してきたみたいになっておりますがッ!
発売日から丸2日はたっていますので悪しからず
作家さま買いです 全力応援してます そうは見えないでしょうが
神さまとか鬼とか人外がお好きなんでしょうね
今回は忌神さまですって
え? 文句じゃないですよ
百々地さんの描かれるお話って人外だろうがなかろうが 受けが強気で意地っ張り
んでもって攻めはちょっと意地悪な溺愛系が多めで しかも色男で男前揃いときていますので
そう 今回も男前だったな
人から忌み嫌われた神 なのに斎王(※ 神に奉仕する聖なる皇女─として仕向けられてはいるがここではほぼ生贄)にとことん優しい
自分が直接人に触れれば障りがあるのを知っているので 例え寝首をかこうと画策する贄にさえ迂闊には触れない そこがね
良いも悪いもない 神がすることはすべて「善」
って どっかで誰かが言ってた気がするけど 口では脅しをかけるくせにその傲慢さがまったくないのよ
ふたりのおふざけが可愛らしくて忘れそうなんですが けっこうシリアスなお話にはなってると思います
何せ 朝廷が祀っている神とは相反するもの その火を司る神がたまたま忌神と呼ばれ なかば言いがかりみたいなもので疎まれてる
宮中仕えに送り込まれはしたけど たまたま火を扱う民だった真白(斎王)にも仕打ちが降りかかっているので
ただ ありがちだよありがち と呟ける設定なので こちらとしてはこのありがちをどう生かしてくれるのかってところだと思うんですが
作家さまが優しい方なんですよ 不憫なものはあるのにあまり辛さを出してくださらない ここに毎度物足りなさを感じちゃうのが
お陰さまで 絶賛全力応援中な訳ですッ 個人的にッ!←欲深いんです
自分の裁量ではどうすることもできなかった過去に囚われ続ける孤高の荒御魂
真白の一族の生業と三種の神器の使い方 うまかったな
真白を利用し神殺しまで企てた人間の浅ましさと 神の加護と寵愛を受けた真白の明暗が見せ場として確立されていて面白かったし
でもいいたい あたしの欲を
言ってしまおう この際
Σ 神殺しの祟りを受けた宰相の最期がみたかったーーーーーーッ!((怒)) ←ちょ――ネタバレなんですけど (((汗
相変わらず あまあまなうえに 幸せ婚礼エンド
描き下ろしで交わされるふたりの情に カバー下で荒ぶるふたりの愛らしさ
いやもぉさ えちえちよりあまあまなお話しがお好きなら読むの迷ってる場合じゃないんじゃないかしら? これってばw