陰キャ×陽キャのエキセントリックラブ!

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表題作ゆうちゃん

ゆうちゃん(相澤ゆう)
高校1年生
かける(早川翔)
高校1年生

その他の収録作品

  • 描き下ろし「ゆうちゃんの悩みごと」

あらすじ

高校に入学早々やたらと陽キャのかけるに絡まれ迷惑している陰キャの相澤ゆう。
実は幼馴染みのこの2人、自然淘汰という名のスクールカーストにより関係は断絶しており、ゆうにとっては今更関わりたくもない「スーパー天敵」なのだが…!?
かけるからの思わぬ猛追で状況は大きく変動し始め―!?

作品情報

作品名
ゆうちゃん
著者
蜂煮 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ヒーローズ
レーベル
Re;zz
発売日
電子発売日
ISBN
9784868230113
4.6

(184)

(148)

萌々

(19)

(11)

中立

(0)

趣味じゃない

(6)

レビュー数
33
得点
849
評価数
184
平均
4.6 / 5
神率
80.4%

レビュー投稿数33

エモエロオモロの3拍子…!!!大好きだ!蜂煮先生先*。٩(ˊᗜˋ*)و*。

アノ衝撃の先生のデビュー作と出会ってもう1年半も経ってしまっていた…‼
コノ「ゆうちゃん」の世界を知りたくて何度単話全部買っちゃおうかと迷った事か、、、!
でも、どうしても一気に読みたかったのでこの日が来るのをひたすら待ちました、、、!
もう…こうして無事お迎え出来た事が既に嬉しみの極み\\。゚(゚´Д`゚)゚。//

未だに絶賛ドハマり中の蜂煮先生の新刊は「ゆうちゃん」
尚、コミックス表紙のDKはゆうちゃんではなく、かけるくんです
ゆうちゃんは表紙で言うなら「う」の部分の眼鏡がゆうちゃんのアイデンティティを象るひとつとなっている非常ーーーに個性と髪が爆発なDKです♡
よーーーく見ると…!かけるの瞳の中にゆうちゃんが…!!!(画面拡大グワっとしてみて下さい♪)

作品紹介の「エキセントリックラブ」という言葉がぴったんこ♡
エキセントリックと聞いてエキセントリック少年ボウイを自動的に思い浮かべてしまうごっつ世代の私w今回、読書中に何度か頭の中で「エキセントリック少年ボウイのテーマ」が鳴り響いてました♪www
ゆうちゃんの全力疾走、日々の日課のオリキャラ創作ノートに向かい合ってるゆうちゃん、奇声を発しながら逃げ惑うゆうちゃんwww
まさに、、、
♪エキセントリック エキセントリック エキセントリック少年ボーーーイ♪
何言ってるか分からぬ人も多いかも知れないけれど…(;'∀')気になった方がいたら是非動画検索でもしてみて下さい(-ω☆)フフフ


きひひひひひひひ、キエエッ、ぎえええええええええ、ぐぎぎ~…
ゆうちゃんの雄たけびコレクションと普段からの話し方と抜けきらぬ中二病的思考
だけどめっちゃ弟とは仲が良い♡
もぉ全てがツボって笑いが止まらない
笑いが止まらないながらもしっかりお話しは読み込んで、ゆうちゃんとかけるにどんどん興味が湧いてしまう作品の吸引力が今回もバリ高い

台詞とそのセリフと表情を引き出すべく用意されたエピや状況が噛み合い過ぎていてホント、最高のテンポで読んで行けます

そして陰キャエキセントリックボーイと最強陽キャなサイコくんの、実は切なくってもどかしい恋のお話しに…気付くと胸がキュッとなっている自分に驚きます
あぁ…またしても蜂煮先生マジックにかけられたな、、、( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )と最高の読書時間に浸れます

陽キャなかけるくんではなく、ただのあの頃から”好き”の気持ちは変わらない「かける」と陰キャな相澤(ゆうちゃんの事)ではなくただの「ゆうちゃん」としてまっすぐに向き合う
しっかり5話目「読ませて」メッセージを伝えてくれます!
見逃し厳禁です!っていうか目が離せません!!!!!
そして読後感じる晴れやかさ!!!
最高だったな。。。(*˘︶˘*).。.:*‼

多少…勢いで進む感じはあると思います
だけどこの蜂煮先生らしい寄り切り方というか押し出し方というか、、、キャラがグイグイ動いて読者の手を引っ張っていくような感覚で読める楽しさに、本当にワクワクしてしまうんです٩(*´ᗜ`)ㅅ(ˊᗜˋ*)و
いわゆる「ノリ」とか「フィーリング」「チャンネル」と言われるものが合うか合わないかっていうのはあると思いますので、この作風を苦手に思う方がいるかも知れません
だけどハマる人にはこのクセの強さに出会えた事を悦びにしか感じない!!そんなパワーがある先生であり作品です

書き切れなかったゆうちゃんの奇声コレクション、是非見て下さいw
何なら弟もいい具合のポテンシャルを感じますwww
あと、カラオケでのゆうちゃんの奇抜なゴンヘアーを上からみたアングルの描写!!!画力の贅沢な無駄遣いという面白さが滲み出ていてじわじわ笑ってしまいます

地雷というか苦手に思う人もいるかも、、、書いておきます
・男女のキスシーンあります(濃厚ではない)
・少々無理矢理で致すシーンあります
・幼少期や思春期での陽キャと陰キャの相容れない感じ故の無神経さ…あります(イジメではないかもだけどそれは相手がゆうちゃんだから、なのもあるかな…うーん…私は地雷じゃないけどこういう描写が苦しくなる人、居るようなので気を付けて下さい…と思います)
特に後ろ2つはキャラの成長に必要なエピとなっています

修正|完全白抜き だけど光ったり無じゃないのでギリイケる、、、(Renta!)
前作よりだいぶ濡れ場が増えていましたーーー!!!描き下ろしのコマ送りみたいな畳み掛けエロもあるけど、楽しかったです♡
エロ関係ないけど、、、ゆうちゃん!創作キャラコンテスト、優勝おめでとう~~~!!!←先生、、、芸が細かいwww(木曜日のコマ、要チェックですw)

18

笑いながらいつの間にか涙が出てくる

単話で読んでいましたが、待ちに待った単行本化で嬉しいです!
一話ずつ読んでいた時は、少しシリアスな漫画に見えていました。
陽キャと陰キャ、相容れない存在同士のように見えるけれど…ジャンルが違ったら「好き」ということも許されないの…?
しかし、単行本となり全部通しで読んでみたら見える風景が変わりました。
蜂煮先生ならではの散りばめられた笑いのセンス、あまりにも個性がありすぎるモブ達、そして圧倒的目力でその存在を訴えてくるかけると、どこから突っ込んでいいのかわからない個性的すぎる主人公のゆう…
この作品は人間ドラマが深くて、そんなこと絶対ない!っていうぶっ飛びの笑いの中に、時々垣間見える「あるある、こういうこと」「いるいる、こういう人」「なんか自分っぽいかも」という少しのリアルに泣かされます。
描き下ろしはこれでもか!というくらいラブラブで最高でした…拝みたくなってしまう、若さ故の、体育!感あふれる二人の姿に救われました。
ありがとうゆうかけ。君たちの青春の汗と汁に救われたオタクがここにいます。
全力でおすすめです。

17

じゆうに、かける、ふたりのココロ

待ちに待った単行本が発売されました…!
蜂煮先生、おめでとうございますっ!

電子単話でも拝読しておりましたが、
単行本&紙では、またぜんぜん違う印象がありますね…!

攻めはゆうちゃん。天然パーマで不可思議系、妖怪を愛する陰キャです。
受けはかける。顔面偏差値がクソ高いがゆえに、
個性いっぱいで自由なゆうちゃんを愛しながらも
カースト上位男子枠に入れられてしまっている陽キャ(扱い)です。

小さい頃はココロが通じ合って、とても仲良しだったのに、
いつの間にか陰キャと陽キャに分かれ(させられてしまいます…)
ぎこちないまま高校に入学し、同じクラスになった幼馴染の2人。
かけるはゆうちゃんに、今まで言えなかった
自分の想いをぶつけることを決めます。それはもうゴリゴリに。

でも、ゆうちゃんはすっかりかけるとは「住む世界が違う」と
思い込んでしまっていて。かけるのアタックに戸惑い、拒否するばかり…。

こんなに「違う」はずの2人は、
ハピエンを迎えることができるのでしょうか…?

以下ネタバレ含みます!

蜂煮先生らしい、トリッキーなキャラたち…
思いもよらないようなその動きに笑わせてもらうのですが、
気が緩んだところで不意打ちのようにあらわれる、
痛くて切ない気持ちが溢れるページにハッとさせられ、
ぐいぐいとこの物語にココロを掴まれていきます。

そうだよね。つらいよね。好きなだけじゃダメなの、なんでだろうね。

2人の「違い」を痛感していて、静かにずっと傷ついているゆうちゃんと、
そんな「違い」なんてナイから自分を見てくれ!と
訴えながらも、どこか枠を外れきれないかけるの不自由さに、
いつの間にか深く同情してしまい…
誰だこんなカーストとか陰キャとか陽キャとか
くっだらねえこと言い出したヤツ出てこんかーい!!!と
社会やその枠組みに乗っかってる人たちに対しての怒りが笑

最後はしっかり、肉厚な眼鏡をはずして…やっとゆうちゃんとかけるは
お互いに、まっすぐ向き合うことができるんですが、
そのシーンが良すぎて、もうナミダナミダ。

やり直しのエッチの2人も、とってもカワイイ。
もともと優しいゆうちゃんが、めちゃくちゃかけるを大切にしていること、
あんな不本意な最初のセックスを(かなり無理矢理です…)
申し訳なく思っていることが良くわかります。
(「セイッ」って…あんまり濡れ場で見かけないかけ声もアリ笑)

笑って、笑って、(悲しくて)泣いて、怒って、
(嬉しくて)泣いて…。2人のえっちにニヨニヨして…笑
とっても情緒が忙しい作品ですが、その分本当に読み応えがあります。
ゆうちゃんの外見に惑わされずに、
(ワタシは見た目もカッコイイと思っていますが!)
彼の根幹のかっこよさ、人間としての美しさを
堪能してもらいたい気持ちでいっぱいです。

描き下ろし「ゆうちゃんの悩みごと」では
ゆうかけいたしまくりの1週間が描かれております笑
大変美味しいので、こちらもご覧いただきたいです…!

蜂煮先生これからも応援しております!
素晴らしく優しい作品を、ありがとうございました…!

13

究極のロミジュリ

単話版で(5話)ずっと持っていたんですが、単行本にまとまったので再購入。ぶっ続けで読むと感情移入がレベルアップして何回泣いたことか。
蜂煮先生の絵のスタイルってちょっと他のBLと違うし、ゆうちゃんインパクト強いから迷ってる読者層いると思いますが、是非是非読んで欲しい。蜂煮先生は感情の描写の神です。恋に落ちる理由。上手くいかない理由。全てグッと納得できます。この作品はその上カテゴリーという物を考えさせてられます。自分と好きな人が全く違うタイプだったら?会うだけで違いを超えられる?違いってそんなに大事?などなど。とにかく読んでください!

12

祝!レーベル第一号作品!!

新しいレーベルさんの第一号作品なんですね!!
もう、出版社さん大喜びでは???
だってこんな才能溢れる、もとい…才能の塊、才能そのもの‼な作家様に第一弾作品を寄稿してもらえるなんて♡

何はともあれ新刊、本当におめでとうございますであり、届けて下さってありがとうございます‼です(≧▽≦)

すっごく笑いますが、決してギャグではありません
思春期高校生達が抱えるキラキラしてるだけじゃない色んな感情がちゃんと描かれています
それは時にゆうちゃんのセンサーヘアーを通して知る事もありますし(笑)ちゃんと漫画の技術で読み取れる表現もあります

恋心も、また群れを作りたがってしまう友人としての嫉妬なんかもあって、とてもこの年代の学生たちらしいストーリーを読む事が出来ます

とても読んで良かったし、読後の気分が明るくなる1冊でした

全体的に感じた事とは別に、以下は先生の描かれるキャラに関して少し主観強めな語りめで書きたいと思います
(※ストーリー本筋には全く関係ない感想です)

前作でもメインキャラは当然の事として、クセが強めな脇キャラが気になってしまったのですが、今回も同様、先ずとんでもなく攻め受け共にクセが強い強い(笑)
そこに加えて全員がクセ強じゃなく、普通の人々の中に存在するクセ強…大癖キャラのインパクトに興味が尽きない!

そんなキャラの中から2人(1組?)どうしても個人的に気になった事を書いて終わりにしようと思います

ゆうちゃんのイツメン、Shin&Tomoについて。。。
性別も勿論年齢も違うし何も決定的な事もないのだけれど、私には彼らが(現時点で)唯一のM1女性ファイナリストの芸人さんコンビに見えて仕方なかったですwww
勝手に脳内変換して読んでました
この感覚、私だけかな?なんか大らかなやさしさと、迎合しない強さ、みたいな芯を感じる2人
勘違いかもしれないけれどShin&Tomoも私が勝手に変換したお2人もすごく好きな存在です

ほんと、楽しい作品でした!

12月に出る前作の電子特装版も楽しみにしています♡

11

この作品が収納されている本棚

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