電子限定かきおろし漫画3P付
ミステリアスな執着イケメン×恋愛に奥手な建築家 記憶喪失からはじまる依存LOVE
絵がめちゃくちゃ好みで、新刊が出たら絶対買おうと決めていた螺子先生の作品。
今作も変わらず美しくてどこを見ても目が幸せでした〜
ストーリーは、ただの隣人だったふたりが事故の後兄弟を演じることになるという、ちょっぴり変わった"記憶喪失モノ"。
記憶を失くした加瀬が道下を「兄」だと認識したことで、不思議な同居生活が始まっていくわけです。
病院で目を覚ました時から加瀬の執着はものすごくて、道下に対するソレは本当に兄に対してのものなのか?という疑問も抱きつつ。
そこから加瀬が記憶を取り戻すまではわりとあたたかい日々となっていて、楽しそうに暮らすふたりの姿には微笑ましさすら感じます。
ただそもそもが本当の兄弟ではないし、道下ははじめから加瀬のことが恋愛的に好きなので
そのまま暮らしていけるはずもなく…
加瀬の記憶が戻る前後は苦しい展開が続き、一気にシリアスモードへ。
それぞれにとって切ない時間になってしまうので、どうなってしまうのかハラハラしました。
でも。すんなり?というか、絶妙にうまーい具合にすべてがまるく収まり、思っていたよりもずっと幸せムードあふれる結末へと繋がって。
まさしく白昼夢みたいなお話だったなぁ。と思いました。
身寄りがないからとか、兄だと信じ込んでいるからとか。そんな理由で加瀬のことを道下に任せた病院側の対応は「うーん??」となったし
結局加瀬のことは実の弟になんて説明したのか?というのも気になったし。
細かいツッコミどころが多かったのはちょっぴり残念だったけれども。
ふたりの日々にはしっかり萌えられたので
モヤモヤすることなく読み終えられたかなと思います。
【あの愛情がほしい。独り占めしたい。こっちを見てほしい(加瀬)】
エロス度★★★★
おやおや。片想い相手が記憶喪失となり彼の兄を演じることになるとは、なんという幸いなのでしょうか。
ミステリアスなイケメン・加瀬と恋愛に奥手な建築家・道下が紡ぐ祝福の物語。
兄を演じる道下に対して甘えん坊になる加瀬が可愛くてキュンとしたのと、兄に対するものとは思えない独占欲・執着を垣間見せるのが魅力的で、片想い相手からベタベタに甘えられる道下の複雑な心情もツボります。
ミステリアスだった加瀬の背景の衝撃、さらに道下を兄と認識した理由など、孤独を抱えた者同士の救済が尊かった。
いや なに言っちゃってんのさッ! 駅の階段落ちるんだって大事件ですよ((怒))
BLをメインに読みだして早5年
作家さまとの相性もあるんでしょうが 馴染めないお話とかがやっとわかりはじめた今日この頃
で じじさんなんですが 【匂いの先はケモノ道】がもう一声って感じだったので手をだした前回がスピンオフと知らず買っちゃって もぉほんとに
大変失礼いたしました
今回ちゃんと確認したので前回のような粗相はないはずッ!←他にも粗相するじゃん
お話の内容は諸先輩方にお任せして個人的な感想のみ
工事現場の資材事故で怪我人がでてるこの状況で 現場の請負会社がいっさい出てきてないってところにまずひっかかる
次に医者 個人情報の扱いどうなってんの? 同じ被害者 しかも赤の他人にそこを説明しちゃう?警察じゃなく?
同じマンションだし 赤の他人ではあっても顔見知りではあるからいいのかもしれないけど記憶障害起こしてる人を簡単に押しつけたりしちゃうって
たったひとりの医者の一存で?
これ 家族や身寄りがないからめんどくさがって押しつけた訳じゃないですよね?
てか 加瀬の身寄りをいうなら 道下の家族が誰も病院に現れないのなんで?
軽傷でも事故に遭って病院に運ばれたのは同じだよ?
もうねッ! あたしが悪いんですよッ!全部 あたしがッ!
素直に読めないあたしが全部悪いッ!こういうときに限って大雑把が発動しないのよ ほんとポンコツ
ただ こんなつまらんことにもいちいち引っかかるヤツもいます って事でッ!
なかなか読み進められなかった前半戦を置いておいても 兄弟は舌突っ込むようなキスもしなければ 尻の穴も弄らない そもそも加瀬の今が病気療養で休職中なのかなんなのか
会社へは誰が連絡したの 事故の連絡がいってるはずなのになんで会社の人間1人も訪ねてこないのよ 家族と疎遠になってるなら尚更 会社から誰かきなさいよ
読ませたいところはスンゴいわかります 加瀬の過去も 道下の恋愛体質も悪くない
欲しかったもの 求めたところで与えられず憧れ恋い焦がれたもの それを手にするための恐れや不安
両片想いの勝手に想像して思い悩む苦しさも ほんっとーーーによくわかるのに
のにのに ここに集中できないッ!
この記憶障害がこんな事故で起きたものじゃなかったら
弟が 親が 兄に起きた事故をちゃんと把握していたら
尻の穴いじったり のんきに買い物いく前に見舞客や来客でもあれば
漫画にリアリティを求める訳じゃないんだけど せめて事故後に責任者側や当人の雇い主からのアプローチは欲しかった
そうね こればかりはあたしのワガママなんだけどね
なんだかんだ加瀬の辛い過去を甘噛みして 突然好きな人と甘い日々を過ごす白昼夢のような出来事が起きたお話しってことで よかったのかしら?
読みようによっちゃ 盗み見るように好きになった人と結ばれるためだけに なんの考えもなしにんんんんんんんんんんんんんんん やめましょう
何回読み直してもあたしには合わなかった たったそれだけのことなので
先生の「愛されたのが運の尽き」「30日でとけるまで」が好きな作品。こちらもあらすじと試し読みで、面白そうだったので読んでみました。
謎な部分のある作品なので、前知識少なめで読まれることをおすすめします。
以下決定的なネタバレは控えめにします。
建築家の道下(受)は、いつもマスクをしてミステリアスな隣人の加瀬(攻)に片想い。そんな中事故に遭い、道下をかばった加瀬は大怪我を負う。加瀬は目をさますとなぜか道下を「兄さん」と呼び甘えてくる。道下は身寄りのない加瀬と一緒に暮らすことになり…というお話。
加瀬は22歳で186cm、道下は29歳で173cm、年下攻めで体格差のあるCPです。
加瀬は事故前は寡黙でミステリアスだったけど、事故後は記憶喪失になり、道下を兄として甘えてくる可愛いワンコに大変身!頬を染めてキラキラした瞳で道下を見つめ、甘える加瀬がめちゃくちゃ可愛いっ♡(//∇//)
しかも可愛いだけでなく、道下と会話する看護師や道下の弟に、嫉妬むき出しで威嚇してくる。すごい独占欲!
嫉妬して道下に壁ドンしてキスしちゃうシーンはもう、エッロくてドキドキで最高でした♡
というわけで、加瀬にめちゃくちゃキャラ萌えしました!ド執着年下ワンコ最高だな〜♡
一方道下は優しくて健気なお兄さんですが、クローゼットゲイで過去の恋愛も上手くいかず、孤独さのあるキャラです。
しばらくは兄として加瀬に接していた道下は、恋人として側にいたいと思うようになり、あるセリフをきっかけに関係に変化が。ここで出てくる加瀬の過去が、つらい描写でした…。
加瀬の記憶が戻って、道下が「そのままでいいんだよ」と言うシーンは、道下の優しさにキューンとしてうるっとしちゃいました。
終盤、二人の想いが通じ合うシーンにもキューンとなりました。加瀬の「恋人になってください」が素敵です。
それぞれの孤独を抱えて生きてきた二人が、これからは二人で幸せに生きていけそうなラストで、特につらい生い立ちの加瀬が救われるストーリーがとてもよかったです。
道下のペットの猫さんがすごく可愛くて、電子描き下ろし(3ページ、エッチで良き♡)でいい味出してました♪
⚠︎児童虐待シーンがありますので、苦手な方はご注意ください。
電子 白短冊修正(濡れ場は少なめだけど、少ない短冊でかなりエッチな良修正)
1話目でのお話しの掴み方が素晴らしい~~~
加瀬さんのあのキャラの振り幅は狡い位に上手い!!
道下さんじゃなくてもズキューンってしちゃいますねw
今まであんまり見たことのない距離感での記憶喪失キャラとの同居!
実際にあったらかなりチャレンジングだけど、鍛えたBL脳で読む分には許容範囲で寧ろ楽しめる設定という魅力に軍配が自分の中では上がりました♡
全てを深く掘り下げるって感じの進み方ではないけれど、しっかり読み取れる位の分量でエピソードが紡がれていきます
上手だな~って思ったのは道下さんの弟の存在
最初、弟の登場の仕方にあんまり意味を感じなかったのですが、それが分かって来る展開の見せ方はすごく「あ~だからか!なるほど!」って納得してスッキリ
匂わせるのではなくほんの少しの違和感だけを置いておいてサラっと回収する感じはすごく好きな読み方でした
すごく全体的に読んでいて「読む楽しさ」と絵を「見る楽しさ」を並行して楽しめるとても満足な1冊でした♡
1点だけ・・・もうどうでもいいけど気になったのはあの突然の鉄骨崩壊事故!
あれはガッツリ工事施工会社から慰謝料貰える案件だよね?
加瀬さんがあの時既に道下さんを認識して、静かな執着を募らせてくれてて本当に道下さんは助かったよね・・・と心から思いました
そんな静かにアツい男、加瀬さん
加瀬さんに関してはお仕事の事とか、なぜマンションであんまり良くない感じの噂をされるのか?(そんなに目立つような事をしてる感じは見えないのにな)など過去と道下さん関連以外の情報はもう少しだけあったらもっと惹かれたな~って思いました
最後に♪
猫好きさんには是非見て欲しいとっても可愛い保護猫のぐりサンがおります♡とっても癒される存在
頭をぐりぐりするぐりサン・・・可愛さの破壊力が抜群でした♡