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無口で無愛想な部下×トラウマ持ちのイケメン上司、 13年越しの臆病な恋
立河あいも先生、デビュー作とのこと!おめでとうございます・:*+.
切なくて、優しくて、甘くて……すごく、すごく良かった。
寡黙な男前陰キャ×誰からも人気の陽キャ、正反対の二人なんだけれど
どちらもそれぞれ滲み出る優しさがあって、グッときました。
柏木(受け)の部署に中途で入ってきた(物理的)大型新人・黒瀬(攻め)。
無愛想で不器用な黒瀬は部署メンバーに煙たがられているものの、
時折見せる優しさがなんとなく気になる。
そんな黒瀬に社外(ジム)で出会ったことから交流を重ねるようになるのですが、
次第に彼は高校時代の「あの子」ではないか、という思いを持つようになってー
と続きます。
受けの柏木は高校時代に巻き込まれた暴力事件がトラウマとなっており、
今でも急に触れられたりすることが苦手。
そんな柏木の様子を見て、そっと声をかけて様子を確認する黒瀬にときめく…✨
そして何よりきゅんときたのが、恋人同士になってからの黒瀬の圧倒的甘さ!!
描写少なめなんですが、190センチの体でぎゅっと柏木を抱きしめて
「おはようのキスして…」は反則じゃなかろうか…!可愛すぎる。。
柏木も素直な陽キャなので変な意地を張ることもなく、
可愛く黒瀬に甘えるんですよね。
この構図が尊すぎました//
黒瀬は高校時代に柏木を守ったことで目を悪くし、
野球をやめることとなったのですが…
これ、柏木からしたら「俺のせいで」と自分を責めてしまうとても辛い真実なんですが、
そんなふうに自分を責める柏木に対し静かに語りかける黒瀬、
このシーンがぐーっと胸に刺さりました。
ただの知り合いの同級生だった自分を、なんで助けてくれたの?という問いに対する
黒瀬の答えがまた…!
”学生時代の片想いの成就”→この設定だけをおかずに
ご飯何杯でも食べられる気がします。
そして寡黙無愛想がデフォな黒瀬なので、「恋だった」と告白する時の
恥ずかしそうな顔がまたこう、心をくすぐってくるんですよね…!
やーーー…
二人の優しさに萌え、切なさにぐっと涙を堪えて、そして最後!
ラストの甘さに蕩けてしまう、素敵な一冊でした・:*+.
じっくり読み返して、世界観に浸りたいです(*´˘`*)
黒瀬×柏木
王道の上司と部下のリーマンものではなく、
全く新鮮で、思っていた以上に素晴らしい。
30歳の係長の柏木と、
彼と同年代で無愛想な中途社員・黒瀬のお話。
帯のセリフと1~2ページだけで物語自体がつかめたのに、
気づけばどんどん読み進めてしまった。
見どころは、
柏木の
高校生時代に抱えたトラウマの経過、
他人に悪影響を与えてしまった罪悪感、
現在の黒瀬への少しずつの感情(劣情?)の変化 、
黒瀬が女好きだと思い込んでわずかに落胆する姿、
2人が交流を重ねるうちに、黒瀬の正体に気づき始める過程、
高校時代の2人の関係、そして
黒瀬のその頃から秘めていた恋心。
最高で絶萌え!なのは、
ラストのエッチの展開と気持ちと向き合うの合図!(神!)
柏木、
天然で少し単純、無自覚美人で、
トラウマもゲイであることもいじらしくて、
読み進めるほどに可愛く感じてしまう!
見かけによらず経験者で、
エッチ感度がまた妙に可愛い。
黒瀬、
大きな体に、遠慮のない態度、
寡黙で余計なことを一切言わず、笑わないところが魅力的で、
恋には臆病だけど、
裏にあるしっかりとした気遣い、行動が隠れ男前!
女アイドル好きというギャップも可愛い。
ずっと敬語もいいところ。
エッチになると・・・想定以上に冷静でやるときは本当にやる!
付き合ってからの2人、
描き下ろしの柏木の甘えん坊っぷり!
コミコミ小冊子の黒瀬の甘えん坊っぷり!にもキュンキュン!
電子特装版小冊子の野球をする黒瀬にさらに惚れていく柏木の様子も必見!
シンプルで繊細な絵が個人的に好みで、特に簡素な目の描き方。
こういう切なくてトラウマを含むテーマなら、
もっとシリアスに振り切っても良かったかも。
コミカルなやりとりや表情が面白いけれど、切なさが薄まってしまい、
全体のバランスが少し取れないかな。
気になるのは、
メガネを外した黒瀬を柏木が別人と認識してしまうことが非現実。
高校の時、柏木が少なくともクラスメイトから黒瀬の名前くらいは知ることができるはず、
知ろうとしても情報を得られなかった点が不自然。
好きな人を無言で背後から守って、
たとえ自分を犠牲にしても後悔しないという黒瀬の姿勢がカッコいい!
黒瀬に惹かれていく柏木が、
黒瀬の正体を知ってからもう好きにならずにはいられないでしょう!
2人の距離感が縮まるたびに、過去の出来事が重みを増していく。
柏木にとっては、今の気持ちが過去と絡み合うような恋。
黒瀬にとっては、過去から現在まで繋がる一途な恋。
そんな行き来するような「好き」がじんと胸を熱くし、
13年越しの恋の行方にずっと目が離せませんでした。
最初は作者先生のSNSの告知と攻めの黒髪、短髪、メガネのビジュアルに一目惚れして購入。買って大正解で何回も沼ハマりで読んでます。そして何回読んでも飽きないです。
なぜ飽きないのかというと(攻)の心に秘めた恋心が身を削っても(受)を守る姿に引き込まれてします。
長年秘めてる恋心を普段は表に出さずに辛かろうと思いつつ、いざ2人きりの時の解放された(攻)の甘えてる姿がたまらないです。
ストーリーは新入社員の攻めの冷めた振る舞いに今時の若い子で上司も大変だなぁと呑気に思ってたら、上司と部下が同じ高校の同級生でしかもまだ共通点があって…と読み進めるうちにさらに2人の過去やそこから今に繋がる心や身体的後遺症があったりするのですが、大丈夫!全体は暗いストーリーではないので気負いせずに読めます。
会社の上司と部下という関係のふたりだけれど、
大人になって深く知り合った現在から高校時代の過去へと繋がっていく、よくあるリーマンものではない展開が最高に刺さりました…!
ふたりの絶妙な体格差もめちゃくちゃ良かった〜
何を考えているのかよくわからないし、周りと打ち解けるつもりがない態度のせいで職場で浮いた存在になっている黒瀬。
上司である柏木も持て余し気味になっていたとき、ひょんなことから黒瀬の素の部分を知って少しずつ彼への意識は変化していくわけです。
ただ、そこから恋愛感情が絡んで関係が変わっていくわけではなくて、それぞれが一番苦しかったであろう過去のエピソードが挟み込まれるので
胸がぎゅっとしてしまうところがたくさんでした…。
でも。柏木にとってトラウマになっていたその過去から黒瀬がぐいっと引っ張りあげてくれるので、「切ない・苦しい」だけのお話にはなっていません。
それぞれの存在にお互いが救われたような結末にホッと安心して、そしてとてもあたたかい気持ちになったのでした。
pixivでも追っていたけれど電子の描き下ろしが読みたすぎて電子特装版を購入。
野球をしている黒瀬を見ることができたし、甘えている柏木も見れたし。最高としか言えないくらい良かったです(笑)
そして。黒瀬がめっちゃくちゃ良い身体なんですが、切なさを感じる場面が多いストーリーなのであまりその辺は楽しめないかな…?と思いきや!
端々でその肉体美を拝めたのもありがたかった…!
初コミックスとは思えない完成度の高さ、素晴らしかったです。大満足でした。
下心って言ってるけど、会うこともなかったらそのまま自分の心に留めていたんだろうと思うと黒瀬くんの優しさと一途な気持ちにきゅんとなります。
柏木くんも自分のせいで……と色々思い悩む描写に切なくなりましたがそれさえも受け止めてくれる黒瀬くんの優しさにときめきが止まりません。
後日談的に柏木くんからの甘えも見てみたいです!!
続編大希望!