電子限定かきおろし付
単行本発売を楽しみにしていました!
少女漫画によくある、クール系とやんちゃ系の男2人に女1人のシンプルな三角関係の構図なのですが、実際は男の子同士が両片思いという面白い設定になります。
女の子の方に恋愛感情はないため、幼馴染の男女友情ものとしても楽しく読めました!
お話自体はロッカーに2人で鮨詰め、恋のおまじない、雨の日のすれ違い、文化祭のカップルコンテスト出場などなど恥ずかしいほどベタをきちんと踏襲しているストーリーで、やっぱり王道がいいよね〜としみじみ思わせてくれます(*´v`)
片方が好きバレしてるし突飛な出来事もないため正直ある程度先の展開は読めてしまうのですが、それでもクライマックスの舞台上の告白シーンはめちゃくちゃめちゃくちゃ最高でした…✨
本当にこれが見たかったんです…!!
“少女漫画の王子様”であるヒロにとって、実際は雨の日に自分を迎えにくてくれたナオこそが王子様だったというのがエモいです!
お姫様がいつか来る王子様を待つように、恋人として隣に立つことをずっと夢見ていたのはヒロの方でしたね…。
個人的なお気に入りシーンはナオがヒロの前で下ネタを言ったら意識してしまって挙動不審になるところですw可愛げがありすぎる笑
あとタイトルがそもそも好きです…。
ここは商業BLの世界線だから叶う恋で良かった〜!!
絵柄もグラデやほわほわいっぱいの少女漫画みたいなキラキラした画面で、特に人物の表情が本当に可愛いです。あと商業BLで百合展開も珍しいですよね!
これからもめいちゃんが大好きな人とたくさんごはんを食べられますように…
書き下ろしは初えっちで、特にラストで誓いの指輪を渡すシーンが最高でした…。
少女漫画育ちのBL好きなら絶対にツボに入ると思います!
追記:ビーボーイP!・ピクリブレーベルはポップな作風が多くターゲットが若年層向きに設定されております。(編集部の方も明言されています)こちらも例に漏れず正直大人のお姉さま世代にはお口に合わないことが多いかもしれません…!
ほわこ先生のどこか一筋縄? ではいかない、BがLする設定が好きです。
今回も、幼なじみ3人組。
しかも内、1人は女子です。
ボーイズ&ガールズ。
DK&DJです。
苦手な方、ご注意を!!
ということで、賛否両論ありそうですが、まりあげははBたちの関係に女子が入ってきて、大いに拗らせてからのハピエンが大好物なので、結果大好物作品でした!!
というか、この幼なじみの女子、めいちゃんがいい子だったーー!
そして、イケメン攻めのヒロの執着もよかったーー!!
やはり、執着攻めの受けへの愛の芽生えは、受けや読者が想像しているよりも遥かに昔で。
そこからずっと一途に大好きだとか、本当に報われてほしいし、受け自身にも誤解されまくっている報われなさは、かなり切なかったですし、、、
(でもその一連の流れが大好物な変わり者まりあげは)
また、周囲からヒロとめいはお似合いって言われて、ヒロを好きな気持ちを隠し続けようとする、健気な受けのスナオも可愛かったですし、、、
いや、スナオ以外みんなヒロがスナオ好きなの、冒頭の口の周り拭いてたシーンから全部バレてたよ?!!
女子出てくるBLに抵抗がなく、かつ攻めのド執着DKBLがお好きな方は、ぜひ「叶わない恋」の行方を最後まで見届けてみてください♡
個人的には、カップルコンテストのエピソードと、攻めが受けを好きになった幼き頃のエピソードがキュンとなって、ピボピーらしさもありつつ。ほわこ先生節も忘れてはいない、とても好きな一冊でした!!
単行本発売めちゃくちゃ楽しみにしてました!!
期待以上に神。
クソデカ感情持ってるタイプの攻めは良いですね…
一応幼馴染の女の子が出てきますが応援してくれるタイプのめちゃくちゃ良い子なので普通に読めると思います。
あと当て馬のヤンキー受けの子の赤面シーンがめちゃくちゃ可愛い…
エロシーンもそこまで多くは無かったのですが最高でした。
最近見た中でもトップで好きな作品なので是非読んでいただきたい作品です!!
学校の王子様系、ヒロイン系、そしてヤンキー当て馬な幼なじみ三人の焦れ焦れもだキュンラブが最高でした。
王子様系キャラの幼なじみ・ヒロの事をずっと恋愛的な意味で好きなナオ。
でも周囲は王子様なヒロの相手は同じくヒロイン系の幼なじみ・めいだと認知しててもっぱらの噂。
少女漫画なら横道なカップリングのヒロとめいにナオは自分は当て馬キャラだと自嘲していて気持ちを抑え込んでて…
でもヒロもナオに対してずっと重たい愛を抱いてて…そんな二人のもどかしく焦れったい青春ラブが最高に萌えました!
ナオは怖がりで諦めてるのに諦めきれてなくて僅かな期待を捨てきれず…そんな心境で作中ずっといっぱいいっぱいで余裕がなくて…
そんなナオをヒロはずっと待ってたのですがいよいよ放置できない状況まで至ってしまい攻勢に出て…そこからがもう凄かったです(笑)
逃げるナオに逃がさないヒロ…二人の恋模様は文化祭で最高潮となり決着を迎えます。
そこに至るまでに二人の気持ちの動きだったり変化がもうめちゃ萌えましたしジレジレしちゃって…
でもだからこそ最後は「やったー!」とガッツポーズでしたw
そしてもうひとりの幼なじみのめい。BL作品に出てくる女子の幼なじみでしかもヒロと噂される相手で立ち位置どうかな?と気になるかもしれませんが…
ぶっちゃけめいがいないとこのお話の根本、そして二人が成り立たないです(笑)
作中でも誰よりも二人の事が大好きで応援してるし時には背中を押してあげたりとナイスアシストが多々。
天真爛漫で天然っぽい彼女ですが実は彼女にも仄かにロマンスの気配…しかも意外な所から。
そんな素敵すぎる幼なじみ三人の関係が滅茶苦茶良かったです!
描き下ろしで恋人になってからの二人のイチャラブや初エッチもしっかり収録されているので最後まで大満足です!
エチシーンは焦らされた分最高でした!何よりヒロの吹っ切れ方が個人的にはツボでした。
また三人の続きのお話を読んでみたいなって思いました。
【すーくんがヒロインでもいーんだよねぇ。好き同士だもん(めい)】
エロス度★★★
おやおや。王子様系と美少女系の幼馴染みの当て馬ポジにスポットライトがロックオンした恋模様、面白いですね。
広臣と澄直が紡ぐ祝福の物語で、広臣に対する片想いを彼にバレないように抑え込んでいる澄直のしんどさが胸に刺さり、自己嫌悪に陥る心情が苦しいくらいの切なさを感じさせます。
また、広臣も澄直に片想いしており、彼のことが大切で好きすぎる激重な愛を向けているのがたまらなく、澄直にとっての王子様になるために頑張った結果が澄直との間に見えない壁ができてしまうのは皮肉であり切ないですね。
大切にしていた幼馴染みの関係、それが壊れてでも欲しいと願ってしまう愛が素晴らしいです。