• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作ラブライクライフ

アクバル・アル・サレハ
中東小国カラーラ国第5王子、17歳
宗方礼成(アヤ)
極貧一家の長男、アルバイト、21歳

その他の収録作品

  • アフターストーリー(描き下ろし)
  • カバー下(あとがき/キャラクター設定)

あらすじ

父の会社が倒産寸前で借金苦にあえぐ礼成の元に、アラブの小国・カラーラの王子がやってきた。
資金援助の代わりに礼成を「妻」に迎えたいと言う王子。
尻の危機を感じながらも、家族のため王子に嫁ぐ決意を固める。
プライベートジェット機に乗った瞬間から押し倒され、王子の愛撫を受けるハメに…!
前途多難でドラマティックなアラブBL。

作品情報

作品名
ラブライクライフ
著者
彩月ユリィ(ユリィ) 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ふゅーじょんぷろだくと
レーベル
POEBACKS Baby comic
発売日
電子発売日
ISBN
9784865898187
3.6

(9)

(4)

萌々

(1)

(2)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
5
得点
31
評価数
9
平均
3.6 / 5
神率
44.4%

レビュー投稿数5

【あの日の約束通り、オレの妻となれ(アクバル)】


エロス度★★★★★★★★

おやおやおやおや。苦労人が異国の王子様に娶られてしまうとは、素晴らしいシンデレラストーリーですね。

アクバルと礼成が紡ぐ祝福の恋物語・・・開幕。

褐色王子で腹筋が見事に割れたアクバルの肉体美が非常にエロスであり、さらに礼成に一途で真っ直ぐな愛を囁く溺愛っぷりの激甘々さに身悶えてしまいます。

礼成もアクバルの想いに絆されてその愛を受け入れ応えていくのがたまらなく、異国の地でアクバルのために頑張る姿や2億の尻を愛する者に捧げて乱れる姿が素晴らしい。ラフィのスピンも読んでみたいですね。

1

ラブコメ要素やエンタメに飛んだストーリーが楽しい

褐色肌の王子と、お金に困った受け。帯の「尻を二億で売れ」がとてもインパクトあります。
前半はお金の為に遠い異国に嫁ぐ事になったアヤと、強引な王子アクバルとのやり取りがコミカルで楽しく読めました。
彩月先生の描かれる受けが私はいつも好感持てて、こちらのアヤも可愛くて健気で、そしてちゃんと考えながら自分の居場所を作っていくたくましさが良かったです。
中盤から後半にかけては、アクバルの影武者で、顔がソックリなラフィがちょっと当て馬の様な感じで出てきたり、王国内でクーデターに遭ったりと、盛りだくさんなエンタメ要素がありました。
しかし、そこはやはりコメディ要素のある作品なので、読んでるこちらが不安で心配になるまでのキツイ表現は無かったので最後まで楽しく読めました。影武者のラフィも良いキャラクターで、何となくこの二人にずっと関わっていて欲しいって思えるキャラクターでした。
そして盛りだくさんのストーリーの中にもしっかりエチな要素もたくさんあって、そういう意味でも充実した作品でした。

0

帯のインパクトがすごい

事情があって貧乏生活をおくっている礼成のもとに、ある日突然やってきた異国の褐色イケメン王子・アクバル。
求愛の言葉もなくいきなり「妻になれ」と言う強引な提案に戸惑いつつも、父が抱える借金の返済に充てるため大金と引き換えに異国へ行くことになる、とってもBLらしいところから始まるお話でした。

デカデカと書かれた『尻を2億で売れ』というインパクトのある帯から、ちょっぴりギャグ寄り?と思ったけれどもそういうノリは最初だけ。
カラーラに渡ってからはわりとシリアスめというか、異国特有の複雑さなんかが見えたりして
とても読み応えのあるストーリーになっていました。

礼成の気持ちが変化していく感じはあっさりなので甘い雰囲気になるのも早く、エロもたっぷり濃厚。
お互い大切に想い合う様子には幸せが満ちていて、とっても微笑ましかったです。
そんな幸せな空気感の中で後継者争いエピソードが物騒で、ピリッと引き締まるスパイスとなっていたのも良かったな、と。

ハラハラしたところを乗り越えてとても良いところにたどり着いたふたり。
これからも幸せに暮らしていく未来が見えるようで、すごく素敵でした。

0

2億の尻

アラブの石油王…ではありませんが、ある日突然ミルクコーヒー色の素敵な王子さまが極貧家庭を支える長男を自分の嫁にと迎えにきた話。
同著者作「うい恋」の黒髪褐色溺愛攻めがとっても良かったので、これは読むしかない!と手に取った1冊。
結果、終始受けを愛してやまない溺愛王子さまが見られました。
長髪黒髪褐色溺愛年下巨根攻め・体格差・アラブ風・一途・再会あたりのワードがお好きな方はもしかするかもしれません。

彩月先生といえば、とびきり甘くて愛にあふれたちょっとえっちなラブコメディを描くのが上手い作家さんだと思うのです。
今作も全体的にコメディ色が強めの中に、ポタポタっと柔らかい甘さとほんの少しピリッとスパイスが入ったお話となっています。

受けのアヤもカラッとした性格でかわいらしかったけれど、今回はやはり攻めかなと。
攻めのアクバルからですね、年下攻めながらいわゆるスパダリの香りがぷんぷんしてくるんですよ…
異国の地で戸惑うアヤを、それはもう愛おしそうに見つめるんです。
真っ先にアヤを気遣える受けファーストな余裕もあり、時折余裕のなさも見せてくれる良い攻めでした。

と、彩月先生が描く褐色スパダリはいいなあと思いつつ2.5寄りのこちらの評価になってしまったのは、ストーリー・設定に既視感を覚えたことが大きかったかなと。
家庭の借金で苦しむ受けを娶りにきた王子さまという設定も、実は昔から…な再会劇も、嫁ぎ先の国ですったもんだの流れも、ううーん…
大変失礼ながら、どれもものすごく定番な気がしてしまって…
こちらの作品ならではのもう少し濃ゆいものが読めたのならもっとうれしかったのかもしれません。

キャラクターの見分けがつかないシーンもあり、ナシーブとアクバルとラフィで一瞬混乱することも。特にナシーブ。
アヤがアクバルに惹かれるのも早く、たしかに良い男だよなと思いながらも、その早さにやや疑問が浮かびます。
その分テンポよく、早い段階から甘い2人が読めたのは良かったので悩むところです。
ラフィのキャラクターも好きだったのですけれど、ストーリーはもうちょっとひねりがほしかったですね。

1

前半のくだり笑った

2億の尻、とか、その辺りの序盤の出だしには笑わせてもらいました。これはコメディ感が強いから受けが可愛いく受け受けしくても読めるかな?と思いきややはり受け感があってどう考えてもこんな受けいねぇなという雄感がないところに、BLらしさを感じられなくなってしまいました。また、ストーリー展開や設定はわりとありきたりだったんですがありきたりな中でも何かあるのかなと思ってはいたのですがあまり自分の中ではそれは感じず。また普段はこういう可愛いらしい受けのBLは避けてきたのですが内容は面白そうだからと購入。
序盤の出だしの面白さとか受けが雄らしさあればハマっていたと思います。えろも十分にあったのでその点は楽しかったです。
この設定とかだったら私は受けが年上でいくならアラサーおじさん。年下でいくなら野球男児みたいな感じが好きだと思ってしまいました。なので、雄みがある受けが苦手、絵が綺麗でかわいらしい受けが好みの方にはハマる作品だと思われました。

0

この作品が収納されている本棚

ちるちる評価ランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP