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秘めごとを味わって 下

himegoto wo ajiwatte

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表題作秘めごとを味わって 下

水沢 矢志路
高校3年生
広瀬 紺
高校1年生

その他の収録作品

  • 描き下ろし 2人の話

あらすじ

一匹狼な高校生・紺は、人気者な先輩・水沢とお付き合いをスタート。初デートにお誘いしたり、二度目のキスをしたり、初めて体を触れ合わせたり。思い出を重ねていくふたりだったが……!?

作品情報

作品名
秘めごとを味わって 下
著者
梅田みそ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784403669712

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74

3.9

(22)

(10)

萌々

(4)

(5)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
6
得点
84
評価数
22
平均
3.9 / 5
神率
45.5%

レビュー投稿数6

情報量が多すぎた下巻。水沢先輩は、矢志路さんへ。

色々、上巻で疑問に感じていたことが無事に回収されました。


とはいえ、とにかく情報量が多く、まさかの紺が帰ってくると思っていた母は、今では水沢先輩の母親で。
しかもそのことを水沢も前から知っていて。
おにぎりが出逢いだったと思ったら、実はそれよりももっと前に、紺一家の身辺調査をしていたことが判明します。


紺を好きになるまでの気持ちの過程は本当だ、と言われても、これでは詭弁にしか聞こえなくなりますよね。

あまりにも幼すぎた2人。

結果、学生時代はこれ以上交わることなく、断たれてしまった紺と水沢先輩の関係。

もしや、メリバ?!!
と、息を呑みつつ、残りページに手を掛けました。

すると、数年後の水沢先輩が社会人になっているターンへお話は飛びました。

苦手だった日記を、今でも紺に宛てて書いていること。
そして、会社の後輩に尾薬がいること。

唯一の消息だと思っていた、あのアパートにはもう紺が住んでいないと分かってしまったこと。

絶望から始まりますが、尾薬と同じ会社だったことで、再び紺の行方を知ることができました。

しかし、そこにはなんと、あの堺もいました。


個人的にはびっくりしましたが、あの頃紺にしたことを後悔し続けていて、でも今、紺と和解していて尾薬にも謝るよう呼びかけていました。

上巻のレビューで、制裁受けてほしいと書きましたが、こんな風な未来を見せられてしまったら、この2人にはもうなにも言うことはありませんでした。


で、肝心な水沢と紺の再会はギクシャクで。
2人とも大人になって見えてきたもの。
分かったこと。

だからこそ、伝えてはいけないこと。
それでも、素直に伝えてほしいこと。


最後の最後までハラハラさせられましたが、数年越しでのハピエンとなって良かったです。


ただ、ちょっと再会からのハピエンまでの尺が短かったかなあ、、(ページ数の関係で仕方がないことですが)
もっとあの辺はじっくり読みたかったなあ、などと水沢先輩と紺に思いを馳せてしまっていたまりあげはでした。





0

モヤモヤする

水沢と紺が距離が縮まっていく下巻でした。

水沢が紺に近付いた理由が明らかになり、二人がすれ違ってしまった時は切なかったです。
水沢の継母が紺の実母という事実に驚きました。
母親が紺に赦されて終わりと呆気なく終わってしまったので、改めて紺が母親と話す時間を取って欲しかったです。

尾薬と堺が連絡を取っていて驚きましたし、理由がどうあれ尾薬が紺に謝らず、罰も受けないままなのでモヤモヤします。

水沢と紺は7年経ったからこそ、昔の自分を振り返ることが出来て、向き合えたんだろうなと思いました。 

ebookは白抜き修正でした。
いくら余裕がないとはいえ初めてが立ったままキッチンでというのは可哀想に思えました。

0

切なく、重く、センチメンタル。

攻め・水沢の抱えるもの、近づいた意図などが明らかになった下巻。

それによる決定的なすれ違いと別れ、そして再会ーー
と、切なく重く、センチメンタルな展開でした。


切ない展開、そこからの救済などの夜明け系ストーリー、大好きなはずなんですが、、


ちょっとどうしても、再会後の水沢のヘタレ具合と(上巻で見せていたスパダリ感はどこへ?)
まさかの、紺母の再婚事情がちょっと受け入れがたく( ; ; )

辛口ですみません、でも途中から気持ちがしゅるしゅると萎えてしまい、
うまく自分の中の萌えの波を見つけることができませんでした;

上巻の後半、そして冒頭にある「交換日記のやりとり」もエモいなあ…とは
思うものの、
それから再会まで(25歳で再会だから、7年間)ずっと水沢が日記を書き続けていたー
というのも現実味が薄くファンタジーな感じがして、刺さってこなかったかなあと。。

BL自体がファンタジーなんだ、と割り切って読めれば良かったのですが、
もやもやしてしまいました;


絵柄がとても綺麗で、目を奪われる梅田みそ先生。

今作はちょっと自分の萌えどころとは違ったかなと思いますが、
今後先生の既刊、別作品も読んでみて、萌えを摂取させていただきたいです…!

★修正:白抜き(電子アニメイトブックストア)
真っ白で形も分からない描写(前半)、
ぼんやり発光で形は分かるかな?という描写です(後半)。

1

下巻の衝撃

下巻はもう恋人として頑張っているピアな紺くんや買ってもらったグラスを大切にしてる紺くん、気持ちがこもったチューの連続、イチャイチャしてくれてこの2人たまらん!ってなってるところにまさかの急展開!衝撃の事実!
母親がキーマンではずっとあったけれどこんな重要だったなんて!!って衝撃でした。
その後、別れて成人なってて成長してる!ってびっくり。成人になった水沢先輩も紺くんもめっちゃいいです。成長した姿見れるのはお得ー。
紺くんがまさかたばこ吸うようになってたのもえっちー!って思ってしまった。なにこの癖!初めて!
とってもいい頑張る不憫受けでした。なんか途中あまりにも紺くんが頑張るから泣いちゃいました。最高です。

0

言葉にしなくても伝わる想い

やだもう何でこんなに切ないの……

みんな、紺に色んなもの背負わせすぎ。
父親も母親もなにやってんだか……紺の気持ちを考えると、色んな場面場面がグサグサ刺さって仕方ない。ずっとお母さんのことを引きずってて、1人で頑張ってきて。
それで学校では嫌がらせを受けてたとか、あんまりでしょ。
紺の涙はもう見たくないし、矢志路…頼むから幸せにしてやってくれー!と思ってたら、まさかのこっちもワケアリで……((((;゚Д゚)))))))
精神的にピリピリくるストーリーが心臓に悪かったです。


色んなストーリーの展開が目白押しで、読み応えはたっぷり。2人の想いは同じところにあるのに、すれ違いが生まれてしまうのは切ないですが、しっとりとした心情描写は胸に響くものがありました。
直接言葉にしないと想いは伝わらないけど、言葉にしなくとも伝わる想いだってある。不器用な2人は後者で、たくさん焦らされましたが、それもそれで2人らしくて良かったです。

2人が綴る日記の存在感も良く、最高の神アイテム。感動がいっぱいでした。゚(゚´Д`゚)゚。
日記がなかったら、2人の想いは強く通い合うことはなかっただろうし、文字から伝わるものって色々ありますよね。
すごく古風なツールだけど、SNSでは伝わりきらない想いが手書きの文字にはあって、そんなところにも萌え心をくすぐられました。


欲を言えばその後のストーリーがもっと見たかった。
電子おまけの1ページでは足りないー
いつかその後が見れたらいいな。期待しています^ ^

0

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