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表題作秘めごとを味わって 上

水沢 矢志路
高校3年生
広瀬 紺
高校1年生

その他の収録作品

  • 描き下ろし 5話後 堺の話

あらすじ

一匹狼な高校生・紺はある日、人気者な先輩・水沢から「君を守る」と宣言される。最初は警戒していたが、彼の優しさに心を解されていき……? 美形先輩×狂犬後輩のふたりで育てるウブ恋物語♥

作品情報

作品名
秘めごとを味わって 上
著者
梅田みそ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784403669705
4

(56)

(22)

萌々

(21)

(9)

中立

(3)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
11
得点
224
評価数
56
平均
4 / 5
神率
39.3%

レビュー投稿数11

不憫強気黒髪、好きへ

不憫強気黒髪大好きでーす!
ほんでもって食えない美形様も大好きでーーす!
絶対、好きって思って買いました。
やっぱり絶対好きなやつでした。上下どっちも大切な作品。
あまりにも紺くんが頑張っちゃうから涙出てきた。
なにこの子かわいい。不憫、かわいい。
水沢先輩いてくれてよかったーー涙
階段から落ちたところで姫抱っこで助ける水沢先輩にはびっくりしたけど笑
漫画にはあるあるだしいいのだ!

1

【紺くん、俺が君を守ってあげる(水沢)】


エロス度★

水沢と紺が紡ぐ祝福の恋物語・・・上巻開幕。

おやおや。食えない美形な先輩と優しくて不器用な狂犬後輩くんの恋がとてもエモさに満ちていますね。

紺を振り回す水沢のマイペースっぷりやミステリアスな面が魅力的で、本心が読みづらいですが紺を守ろうとするナイトっぷりにキュンキュンしてしまいました。

紺も最初は水沢に反発していましたが、水沢と関わることが増えて2人の距離が縮まっていったり、少しずつ水沢に素直になっていく紺の可愛さが最高で、優しすぎて空回ってしまう紺を包む水沢の甘やかしが悶えます。

0

人間ドラマな上巻

梅田みそ先生、作者買いです。

先生の本はただ萌える!とか、どちゃシコい!とかじゃなくて、胸がきゅーんとなるのがたまらないんですが、今作も素晴らしいです。上巻はボーイズラブというよりも人間ドラマ。家族のトラウマから上手く生きられない紺くんと、彼の前に現れた掴みどころのないヤシロ。交わりそうで交わらない感じがもどかしい。

上巻終了時点では解決していないことがたくさんあるので、下巻終了時には少しでも紺くんが幸せになっているといいな、と思います。早速下巻も読んできます!

0

受けの強がりの裏に隠された弱さが刺さる

水沢×紺

梅田みそ先生の爽やかな絵柄がやっぱり繊細な高校生ものにぴったり。

少し不憫な家庭環境に育ち、劣等感を抱えた高校1年生の紺、
強がりで気丈に振る舞う姿の裏には、脆さを隠しているのが刺さる。
母親から得られなかった愛情を埋めように、
「誰かの頼りになること」を自分の支えとして、
必死に弱みを隠そうとする健気さから
10代特有の感情がほろりと伝わってくる。

そんな紺を見抜いて、守りたいと真っ直ぐに接近するのは、
紺とは対照的に金持ちでスパダリな
3年生の人気美形先輩・水沢。

水沢の優しさに戸惑いながらも、
心を溶かしていく紺の変化が見どころでしょう。
愛に飢えた本心を見透かされるたびに、
突き通せない寂しげな様子がダダ漏れに、
水沢との関わりと壊れやすい内面の隙間に揺れ動く姿や、
水沢への強気で不器用な対応する姿がいじらしい。
そんな強気な紺のことを真剣に欲しがる水沢が、
こつこつと紺の硬い殻を剥がしていく圧倒的な気持ちにもギュンと胸を掴む。

水沢の味方をする女子や、
紺の強気と弱気を絶妙に煽る男子生徒たちも醍醐味で、

2人のじれったい距離感から漂う恋の気配、そして
恋人へと進展する青春な恋模様。
下巻への期待感が高まります。

2

誰かのヒーローになりたい

今回は同じ高校の3年生と1年生のお話です。

学校一の人気者である攻様に
なぜか気に入られた受様がお付き合いを始めるまでと
5話の幕間的短編を収録。

受様は両親が離婚し酒のみの父親と2人暮らしのため
家計に余裕がありません。

地元では受様の家庭事情は知られていたため
進学先は地元から離れた高校を選びました。

ある日の通学途中に
具合の悪そうな若い男を見かけて声を掛けたのは
困っている人をスルー出来ないからでしたが

その若い男が今回の攻様となり
受様の高校生活を変えていく事になるのです♪

登校した受様は
またまたカツアゲされている現場見かけ
「たかが1万」という言葉が我慢ならずに庇ってしまい
喧嘩沙汰になってしまいます。

そんなこんなでいろいろと問題を起こす受様は
狂犬君と呼ばれていて保険医にも
痛いんだから喧嘩なんてやめろ、格好つけるなと
言われてしまいます。

受様は「たかが1万」というカツアゲ相手に
むかついたのであり、恰好付けたわけではないのですが
そんな受様は周りから狂犬と呼ばれていたのです。

そんなこんなで受様は
カツアゲされていた級友に感謝されるも
カツアゲをしていた不良グループに目を付けられ
攻様に興味を持たれてしまうのです。

不良グルーブのリーダーは受様を階段から突き落とし!?

漫画雑誌掲載作に番外編を描き下ろしての紙書籍化で
父子家庭の受様と社長令息の攻様のアオハルラブです♪

雑誌でも読んでいてコミックスに
まとまるのを楽しみに待っていました (^-^)/

誰かのために頑張るものの素直でない受様に
ちょっとした事で助けられて好奇心を持った攻様が
ちょっかいでして受様がほだされいくほのぼの展開かな
と思っていたのですが、そうでもないのですよね。

見た目と言動から優しいと思われ"がち"な攻様が
意外と(でもないですが)策を弄するタイプだったのに
受様に攻様の予想外の言動をされてドキドキしているも

受様の幼少期がけっこう辛くて
それでも誰かのためにできる事をしたいと動いては
裏切られる展開がけっこう痛いです。

そんな流れを乗り越えての両想いのお付き合いとなるのに
ここで"続く"なのですよね。

上下同時発刊なので即時間に行けるのは嬉しいです。
下巻レビューに続きます。

1

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