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先生に恋する一途な男子高校生の頑張りを、笑いアリ切なさアリで応援したくなるハイスクールBLラブコメ!
なんだろな、なんだろな
キューッてなるし、ザワザワッてなるし、ムズムズいっぱいな物語でした。
2人の距離が縮むとかいうステージには全然進んでおらず、生徒の岡本が想い人である篠原のことをどんくらい好きなのかってことの描写がメイン。ワンコのように先生、先生と篠原にちょっかいを出す姿は微笑ましいけど、篠原の彼女との一件では腹黒い感情もチラリと覗かせます。
いやしかし、これはまだ1巻。続き次第では、2人の間に進展があるやも知れません^ ^
岡本は少しばかり問題行動の目立つイケメン高校生ですが、篠原に対する想いは年季入ってて深いです。
でも、この作品のテイストが明るくほのぼのな学園物語なので、執着ムンムンっていうイメージよりは"一途なピュア恋"って感じ。言葉ってスゴイですね、雰囲気次第で執着が一途、つきまといがワンコ、とポジティブに表現されるのですから。やってることはほぼ一緒なのに(笑)
絵柄がかわいくて、友人たちも巻き込んでのアットホームな和気藹々感が、篠原への募る想いをマイルドに表現してるように見えるけど、実はガチめの好意を向けてます。篠原にもしっかりとバレていて、少し微妙な距離感になってしまった2人が今後どうなるのかってところが次巻以降の見どころになっていくでしょう。
いやー、しかし。篠原への想いは恋愛対象としてのものだけじゃなく、教師としてのリスペクトの気持ちも混じっているところが、爽やかで素敵だなと思いました。篠原は何だかんだで生徒思いの良い先生、岡本の心を掴むのも分かります。
学校行事の参加を頑張ったり、篠原にタスキをサプライズでプレゼントしたりと、岡本のやってることが素直で可愛らしくてキュキュンが大爆発でした。
ああ……いじらしくて何て健気な恋なのや…( ´∀`)
今のところ篠原から向ける園へのベクトルは"油断も隙もない生徒"って感じくらいです。篠原サイドにBLの種が芽吹くのは時間がかかりそう。
だけど、他の生徒に向ける感情とは一線越えてる感じもするし、篠原自体絆されやすそうなので(笑)、岡本の内面に触れたところで篠原のハートに刺さる何かがあって欲しいなと期待でいっぱいです。
ガンバレ、岡本くん!
君の恋をたくさんの読者が応援しています^ ^